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懐旧・感傷?英雄・偉人・冒険活劇を目にしないが
- 私の小さい頃は、漫画や絵本や紙芝居で、英雄・偉人・達人の生き様&処世を通じて、自然と愛国・忠義・孝行・矜持を知り学んだように思います。
- それが、いつしかSFや学園もの、恋愛話等に圧倒され、さらにゲームやアニメDVDが関心の的に成り、忘れ去られているように思います。
- 声高に叫ばなくとも、国を家族を愛し自分を大切にする、平和に領土に歴史に関心を持ち誇りに思うには、これらの英雄・偉人・達人の活躍に研鑽苦行の結果の偉業を知る事で、興味を持ち共感を覚え自らのアイデンティティとして身に付くのでは・・・ そして、それは現代社会や日本の将来を担う若者にとっても、歴史伝統を知り、問題意識に芽生え、責任や義務や使命・心構えに人生観に与える影響・効果は大きいのではと思います。
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(1)小学生の頃、児童向け文庫で「三国志」を読んで、関羽や趙雲の忠義に溢れた人柄に強く心を打たれました。 また、大人になってからより詳しい本を読んで知識を深めてみると、能力よりも人徳で身を立てた劉備や、能力はありながらも諸葛亮にはついに及ばなかった周瑜、武勇に優れるあまり決して安息を得ることのなかった呂布なども、一層味わい深く思えるようになりました。 もっとも、これらの人物像は創作によるものも大きいのですが、関羽などはそこから神様として祀られる程の存在ですから、それはそれで凄いことです。 ちなみに、私の姪はゲーム「真・三國無双」から三国志に興味を持ったようで、今では小学校の図書館にある横山光輝三国志(全60巻)も全て読破してしまったほどの三国志好きです。 お気に入りの武将は夏侯惇だそうで、目玉を射たれても「親から貰ったものを捨ててたまるか」と食べてしまったところに感銘を覚えたのだとか。 中学生になったら吉川三国志にも手を出してみるつもりなので、進級祝いに買ってくれないかとせがまれています(笑) 入口はどうあれ、三国志について熱く語る彼女の姿は、かつての私そのままだと思います。 そして、SFも捨てたものではありません。 田中芳樹さんの「銀河英雄伝説」は、全10巻に及ぶ大長編スペースオペラですが、"後世の歴史家による記述"という体裁を取った、さながら歴史小説のような作品です。 科学技術に関する描写は極めて少なく、国家や軍隊のイデオロギー、軍人同士の腹の探り合いといった、あくまで現代の延長線上にある人間ドラマを主題としています。 登場人物の台詞には中国史などからの引用も多く、架空の宇宙戦記という設定さえ受け入れられれば、歴史小説好きには極めてマッチする作品といえるでしょう。 (2)津本陽さんの「不況もまた良し」。 松下電器の創業者・松下幸之助さんの生涯を描いた伝記小説です。 小説として面白く、経営哲学の勉強もできる、一粒で二度おいしい本だと思います。
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(1) 幼い頃(小学校低学年)、「野口英世の物語」か「伝記」のような本を読んで感動しました。 ホンの一時、 「お医者さんに成りたい!」 と、思ったものです。 成人してから「遠き落日」[渡辺淳一・著]を読み、大いに衝撃を受けましたけど、やっぱり「偉い人だったんだ」と納得致しました。 むしろ、野口英世博士が「聖人君子」で無くて、人間臭い偉人と解り、ホッとしました。 (笑) 『石堂丸物語』 ↑ 幼い頃は、「怪談」だと思ってました。 「髪の毛が蛇になる」 と言う場面だけが頭に残っていて、怖かったです。 それが、大人に成って読み直してみると全然違う物語だったのですね・・・。 改めて感動した物語の一つです。 (2) 「絵本」でしたら、『木を植えた男』を推奨いたします。 http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%A8%E3%82%92%E6%A4%8D%E3%81%88%E3%81%9F%E7%94%B7-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3-%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%8E/dp/4751514318
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 大変、参考に成る著書をご紹介頂け幸甚です。 そうですね・・・入り口・切っ掛けは異なっても、豊かな感受性と無尽蔵と思える吸収力で明日を担う子供達に先人の貴重な英知や努力や活躍を伝えたい知ってもらいたいものです。 今の政治を考える時、借金ばかりを後世に残すのは、余りにも自分勝手で無責任だと思います。 そして、美しい自然、歴史伝統文化とあわせ、貴重な業績偉業ロマンも、平和と共に継承して行きたいものです。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 貴重なご意見やエピソードを頂戴して、大変、参考に成ります。 そうですね、何かに触発され縁を得て、それが連想ゲームのようにテレビ・映画・ゲーム・小説・原典に広がったり、水滸伝や太平記や平家物語や吉川英治・横山光輝等に縦横に展開していけば、それは人生の大きな道標・手本・訓えにも成るのでしょうね・・・