No.1の方への補足質問に、
>統計として日本が母乳育児推進を掲げだした頃から発達障害児の数も増え始めているらしく、それは出産直後の母乳育児によって低血糖になったりするからだという医療関係者からのご意見もありました。
と、ありましたが…
「増え始めた」のは、あくまで「診断のついた人の数」であり、数字の上での話です。
日本では発達障害に関する医療等が、先進国の中では遅れていて、以前は診断できる専門医が今よりずっと少なかったのです。今でも少なく、予約が半年待ちなんて普通ですが。
それに、昔ながらの周りのおおらかさや環境の違いにより、発達障害であっても許容されて生活している人が多かったのです。
私の母も、今専門医にかかれば診断がつくと思いますが、もうすぐ還暦という年で、今更診断がついたところで、人生が変わるなんてこともないだろうから自分には不必要、といわゆる「健常者」として暮らしています。
育った環境が複雑だったことや、人生経験により、今では「ちょっと変わった天然おばちゃん」程度で、人様に多大な迷惑をかけることもありません。
私の母のような、「埋もれた発達障害者」は沢山いるんです。
それが、医療の発達や、時代、環境の変化により、「埋もれにくくなった」だけなのです。
その時期が、あなたの仰る「母乳育児が推進されだした」時期と重なり、勘違いした研究者や学者がいるのでしょう。
そしてそんな研究者達の、「自分の考えに都合のいい結果しか見えない人」が得意気になっているんだと思います。
あなたは母親として、子供の「これから」を担う方です。
「勘違い研究者」の考えだけではなく、「発達障害専門家」の考えにも触れたりして、広く視野を持ってください。
大切な子供だから、いろいろと心配して勘違いしたり、振り回されたりするのでしょう。
「生まれつき人の気持ちわかりにくい病」の私でも、それはわかります。
だからこそ、「大切な子供を差別的な考えで育てないで」と伝えたかったのです。
「母乳で発達障害云々」は、「大きな勘違い」です。
私の様な発達障害者じゃないのなら、適当な相槌で、さらっと聞き流してしまいましょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 発達障碍は遺伝的、生まれつき、いずれも環境で決まるものではないのですね。 二人のお子さんを同じく母乳で育てあげたのに発達遅滞が一人にしか見られなかったというのも、母乳育児が発達に支障をきたすものではないということを証明しているのですね、とても分かりやすかったです。 根拠のない噂に惑わされないようよく調べ考えるべきですね。 大変参考になりました。