• 締切済み

円高を止める方法

円高が続いていますが、これを止める方法は無いのでしょうか。 それとも、あるにはあるけど他国との関係で実行できないとか。 どんな方法があるか教えてください。 (まじめな回答でお願いしますm(__)m)

みんなの回答

  • hatenajpn
  • ベストアンサー率24% (14/57)
回答No.11

 この状況だと、欧米の景気回復以外に無いように思えます。どんどん通貨を刷ればいい、と言う意見を良く耳にしますが、アメリカもEUも既に大量に通貨を供給しており、経済規模で勝る両陣営相手に通貨安競争をしても勝ち目はないでしょう。  為替介入も一時凌ぎにしかなりません。こうなったら円高を利用する方向へ発想を転換した方が良いのではないか、と思います。

hirohiroct
質問者

お礼

どんどん通貨を刷っても経済規模で勝る米欧に勝ち目はないというくだりがいまひとつ理解できませんでした。すみません。 経済規模が劣ると、どういうことで勝ち目がないのでしょう。 経済規模が小さいから国債を出せる量が少ない、そのために発行できる通貨量も小さくなるからということでしょうか。 ありがとうございました。

noname#144702
noname#144702
回答No.10

良く考えたら、円高って、日本の支配力を世界に広める絶好の好機ではないでしょうか。アメリカが落ち目の今、日本の時代がやってきたのかも。アメリカの企業をどんどん買い占めて、イスラエルみたいに、アメリカを裏から動かすのもいいかも。

hirohiroct
質問者

お礼

素晴らしい回答ですね。 プラザ合意の頃に比べたらアメリカの資産が1/4程度で買えるということですから。おっしゃる通りだと思います。 でもあまりそんな話を耳にしませんね。どうしてなのでしょう。何か裏でもあるのでしょうか。

  • jama2299
  • ベストアンサー率41% (57/139)
回答No.9

1985年の「プラザ合意」で、当時1ドル=280円の為替レートが1年足らずで180円以下となってしまいました。 では、その当時の日本の経済環境は如何にあったでしょうか。 正に「バブル経済」の入口に差し掛かっておりました。 土地を筆頭に国内資産の価値は上昇を始め、国民所得も急速に上がりそれに伴って国内消費が飛躍的に膨らんだ訳であります。 方や、米国との間では「貿易摩擦」という障壁があり「規制緩和」に対する米国の大きな圧力が増しておりました。 そこで、当時の政府はバブル経済による景気上昇を背景に「円高」を容認する政策への舵きりを行った訳であります。 後は、ご存知のような経緯で今のド不況に至っております。 翻って、このド不況下、同様に1ドル=100円程度のものが50円への「円高」の道を進もうとしております。 果たして、どうなるでしょうか? 先ず、この「デフレ下で賃金が上がらない状況下」、ドル建てのGDPも国民所得も、名目上、自ずと上昇してしまうのです。 ドル圏からも、ユーロ圏から見ても、日本は遥かに景気の良い国に仕立て上げられてしまいます。 「円高」によって、外貨準備もどんどん流出して行き、海外からの配当は大きく目減りしてしまいます。 政府は、かつての「円高容認」の時のように、今回は「円高阻止」へと覚悟を決めなければ、この国は本当に死んでしまいます。

hirohiroct
質問者

お礼

まったくその通りですね。円換算でいくら目減りしていてもドル換算では円高のぶん立派にやっているように見えるはずです。 プラザ合意で何故円が切り上げられたかを考えないといけませんね。いまの中国のように日本はすでに「絶好調」だったからです。アメリカは日本に自国のマーケットを散々に荒らされていた。それを防ぐために円の切り上げを迫り、日本はアメリカのマーケットを手放さないためにそれを受け入れた。単にそれだけの話です。 逆に言えば、円高をやめて円安にすれば他国のマーケットに切り込める、ということです。中国も韓国も同じ。皆、自国通貨の通貨安で儲かっている。 おっしゃる通りだと思います。ありがとうございました。

  • tac48
  • ベストアンサー率36% (339/932)
回答No.8

まず、質問への回答を書きます。円高から円安へという誘導は、 自国通貨の価値、ひいては資産価値を低める施策でありますので、 実行できる政策はありません。誘導ではなく、管理通貨制度の 導入を宣言するという奇手もありますが、関税等で大きな報復を 受けるリスクがあります。また、効果は薄いと言われていますが、 海外資産の取得(M&Aや預貯金を含む)に対して、所得が発生した場合の 税金を大幅に下げる施策もあります。単純な話、国内の外貨預金の 金利に関する税金を撤廃するという施策は、国の赤字を増やさずに 民間資産を使った為替介入になる可能性があります。FX等は為替市場の 振幅を大きくするだけかもしれませんが・・。 他のご質問でも書かせていただいたのですが、「円高になると海外に 輸出できないので日本国内の雇用が減る」という理論は、どれだけ 声高に叫ぼうが海外の協力は得られません。だって、海外からみたら、 円安に協力したら自分の国の雇用が減るっていう話で、単なる日本の 我儘だからです。 外人からみてもそうだと思える理屈をたてないと、本当の意味での 国際協調は生まれませんし、その協調をもってしても、その意思通り になかなか動かないのが為替市場です。 このまま円高が続いたら日本の工場がなくなるじゃあなくって、 あなた方の国の工場は、皆な日本のものになっちゃいますよっていう 脅しがきく状態でないと解消しないかなあと思います。なお、ご参考 ですが、今の日本の電力料金は韓国のほぼ2倍です。円高という追い風 を受けて、原子力発電を止めまくって、石油をボンボン燃やしても この水準です。円安になったら、電力や流通コストがとんでもなく 跳ねあがって、やはり生産がうまくいくとは思えない複雑な環境である ことも財務省がおよび腰である一因であることを知っていただければ と思います。原子力発電があって、国際石油市場も1BL<50$の時代とは 異なります。

hirohiroct
質問者

お礼

「国内の外貨預金の金利に関する税金を撤廃するという施策は、国の赤字を増やさずに民間資産を使った為替介入になる可能性がある」というお話は驚嘆しました。確かにその優遇策は良いような気がしますね。 それと「円高になると海外に輸出できないので日本国内の雇用が減る」とは考えませんね。「円高になると海外で作るほうが有利になるから国内の雇用が減る」が正解だと思います。海外で作るほうが有利である以上、どんな形であれ雇用機会の流出は止められません。 「あなた方の国の工場は、皆な日本のものになっちゃいますよっていう脅しがきく状態」というのはコロンブスの卵ですよね。確かにバブルの頃は海外の資産を買いまくってジャパン・マネーは恐れられていたわけですから。M&Aなどに打って出るというのもある意味円高抑制の策にもなるのかもしれません。 ありがとうございます。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.7

円高を止める意味はありません。 7月の世界食料価格は33%上昇、貧困国への圧力高まる Reuters http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22725420110816 トウモロコシの価格は7月に前年同月比84%上昇です。日本は年間約1600万t輸入する世界最大のトウモロコシ輸入国です。その75%は配合飼料として牛、豚、鶏などの餌になっているのです。 ここでは一例としてトウモロコシを取り上げていますが、価格高騰はトウモロコシだけではありません。地球温暖化が原因で農業輸出国では干ばつが相次ぎ、生産不振によって需給が逼迫し、価格高騰が続いているのです。日本の食糧自給率はわずか40%に過ぎません。残りの60%は輸入に頼っている。こうした地球の危機に気づいていないのは世界で日本人だけです。円高が価格高騰をある程度相殺しているおかげで日本人は食糧危機の深刻さに気づいていない。挙句の果てには円高差益がどうのと。 日本が輸入しているのは当然ながら食糧だけではない。石炭、石油、天然ガス、鉄鉱石などあらゆる資源を輸入しています。化石資源価格も高騰を続けています。円高にもかかわらず東京ガスが8ヶ月連続で料金を値上げしている意味を理解するべきです。東京ガスは決して便乗値上げで暴利を貪っているわけではありません。円高で相殺できないぐらいに国際市場で価格が高騰しているのです。 311福島原発事故の後、日本はさらに火力発電所の依存度が高まり、化石資源の輸入量が増えています。 円高によって輸出産業が苦しんでいるのも確かではありましょう。しかし輸出産業だって円高の恩恵を受けているのです。輸出産業を助けたいというなら、法制度や政策で支援すれば済む話なのです。 円高の原因が投機筋の円買いによるのであれば財務省の為替介入によって防ぐことができます。しかし、それが実需筋の円買いによるのであれば財務省はまったくの無力です。実需筋は為替レートが上がろうが下がろうが円を買おうとするからです。介入したところで結局は為替差損を蒙るだけの話です。 ですから為替介入の意味がないのです。 第一次世界大戦後のドイツのように円を印刷すれば円安になるでしょう。しかし通貨インフレの副作用が起こります。国債は暴落し、投資家は破産します。国債の発行は不可能となり、国家予算を組めなくなります。円安によって輸入インフレが起き、食糧価格、電力価格、ガソリン価格、ガス価格は暴騰します。 結局は日本経済は破綻してしまうのです。あまりにも副作用が大きすぎる。 財務省だって馬鹿じゃないのだから、こうしたことは分かる筈なのです。 マスコミは馬鹿なので、全然分かっていませんが、円高によって日本はどれだけ救われていることか。 輸出産業を支援しなければならない政府が逆に強制的な電力制限令を発して、逆に輸出産業の足を引っ張ったのですから、あまりにもクレージー過ぎる。民主党は日本を滅ぼす気なのだろうか。

hirohiroct
質問者

お礼

おっしゃっている通り食料資源の高騰を円高が和らげているという面はるのかもしれません。ただそれによって円高を維持しなければならず、輸出には不利になるとすると・・・ 食料資源は自給率を高めるなり、食生活は変えていくなりして、できるだけ国内で自給してやっていけるようにしたほうが良いわけで、製造業で食べていこうとすると資源の輸入や電源確保の問題でダメ、となると、結論的には日本人は昔のように皆で農林水産業をやるのが一番良い、ということになってくるような気がします。 無理に近代化したことがすべてのずれの原因なのかもしれませんね。 ありがとうございました。

noname#144702
noname#144702
回答No.6

野田さんの所信表明にもありましたけど、日銀・政府による、「日本企業による海外企業の買収や資源権益の獲得」を、もっと大胆に支援すると良いと思います。企業に、いっぱいお金を貸し出して、海外資産を買わせれば、とてもいい円高対策になりますよね。

hirohiroct
質問者

お礼

「円高対策」というよりも「円高便乗」のようにも見えますが・・・ 企業が喜ぶだけのようにも思えますがどうなのでしょう。 企業に円を融資して現地資産を買わせると、支払のために円を売って現地通貨を買って交換することになるので「円高対策」になる、ということになりますか。 ありがとうございます。

  • qqqq1234
  • ベストアンサー率23% (71/304)
回答No.5

円高を止める一般的な方法は「外貨を買うこと」ですよ。 円を刷るのはデフレ対策であって円高対策とはまったく別物です。 近年のドルや円が刷られてるのは国債発行によるものであって、インフレはしていません。 なので為替相場にも影響しません。 国家の金でドルを大量に買えばドルの価値が上がり、円安になります。 金を金で買っているので資産が減るわけではなく、損することはありません。 だからやろうと思えばいつでも出来ます。民主党がやろうとしないだけです。 #3の通り、円高は必ずしも悪いことではありませんが、 今のような極端な円高は日本経済の将来にとって悪い結果しかもたらしません。 特に現代の日本は「技術」の輸出による利益が圧倒的に大きい時代。 1ドル360円の時代とは違って、 自動車や家電、ゲーム業界など日本独自の技術を持つ商品が日本経済を支えています。 しかしそれらが円高により 海外から見て「高すぎる商品」になってしまい売れなくなっているのです。 売れなくなれば日本の企業の利益が出せなくなるから税収も減るし労働需要も増えない。 当然、日本経済は潤いません。 もちろん輸入大国として円高のメリットも少なからずありますが、 それは「今だけ」のメリットであり、「将来」を考えたらこの円高は非常にマズイです。 民主党はそういった大手企業の連合である経団連を弱らせるのが目的なんですよ。 経団連はもともと自民党寄りの団体ですから。

hirohiroct
質問者

お礼

いろいろ興味深い論点があり勉強になります。 確かに円でドルを買えば、そのぶん円安/ドル高になると思います。ドルは手元に来て、円は向こうに渡る。手元のドルは触らないとして、渡った円はその後どうなるのでしょう。 やはり誰かに買われることになって円高に戻る、と。 その相手がもしアメリカだとすると、両方ともに原資として発行した国債が残るわけですね。そして両方に借金と資産が積み上がる。仕訳でいう「両膨らみ」という状態になるのでしょうか。 そういえばアメリカの借金の話は聞きますが、資産がどれくらいなどという話は聞いたことがないですね。 ありがとうございました。

回答No.4

財務省が円高を止めるつもりがないからだと思います。財務省の仕事って物価の安定ですから。 むしろ外国の金融資産を手に入れ、国力を上げる絶好のチャンスかも?

hirohiroct
質問者

お礼

ありがとうございます。 でも、円高を止めないことが物価の安定になる、と読めるので理解ができません。すみません。

  • poomen
  • ベストアンサー率34% (784/2278)
回答No.3

原則的な質問ですが、なぜ円高を止めなければならないのでしょうか。円高は悪いことでしょうか? 自国通貨が他国通貨に対して安くなって困窮にあえいでいる国はたくさんありますが、自国通貨の価値が上がって困窮した国など聞いたことがありません。むしろ自国通貨の価値の高まり=円高は歓迎すべきことではないでしょうか。  すぐに輸出産業がとか空洞化とかの反論が出てきますが、マイナス面とプラス面を平等に天秤にかけなければ議論それ自体がバランスを欠くことになります。  私は現在の日本はむしろ円高メリットを享受していると考えています。360円の時代をご存じですか、ざっと計算しても「1/5」で海外の商品、不動産、その他諸々が買えるのです。日本政府、企業ともに円高メリットを最大限に生かすように行動すればいいのではないでしょうか。  最近では武田薬品が外資系製薬会社を傘下に収めました。それ以外にも円高を活用する方法はたくさんあるはずです。むしろメリットを活用するということに目を向けられたらいかがでしょう。

hirohiroct
質問者

お礼

自論ですが、少子高齢化も貧富の格差拡大も学力低下なども日本が抱えている問題点はすべて円高が原因だと思っているので、円高は止めたほうがいい、というところから入っています。円高によるプラス面があったとしても、それよりも膨大に大きなマイナス面がそのあとに続いているイメージです。 1/5の円単価で海外から輸入できて何がメリットなのかよくわかりません。原材料であれば、それを使って製品を作りそのぶん高く輸出することになるのでプラスマイナス・ゼロですよね。作った製品を国内で消費するなら価格が安くなるので物価が下がってデフレになり、利益や給料は上がらず借金の名目からくる金利のぶんだけ経済活動はどんどん苦しくなっていきます。 企業は国内で作って国内で売るより、海外で作って国内で売ったほうが利益が出るわけで、どんどん海外に出て雇用は流出します。いまの日本ですね。 輸入が増えて輸出が減る。国内に利益が溜らない。貯蓄は流れ出るだけで国内には貯まらない。いまの日本です。 プラス面とマイナス面があったとして、最後にどちらの面が残っているか、それが問題です。「プラスの面もあるから決して悪いことではない」ではないのです。最後に「マイナス面が残っている」のであれば、円高は「悪いこと」になると思います。

  • siege7898
  • ベストアンサー率21% (191/888)
回答No.2

方法論に関してはNO,1の方でOKだと思います。 なぜ実行しないかについては、これは私は日本政府は円高を止めるつもりがないからだと思いますよ。 円高にはメリットがたくさんありますから。

hirohiroct
質問者

お礼

ありがとうございます。 円高にはメリットがたくさんあるということですが、輸入や海外旅行の話はよく聞きますが、政府がメリットと判断するようなもっとマクロなポイントがあるのでしょうか。

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