【JR北海道】快速エアポートの731系運用は実現可能?
JR北海道の「快速エアポート」には、2つの特徴があります。
◎札幌(およびその近郊)と新千歳空港を結ぶ空港アクセス列車。
◎北広島市・恵庭市・千歳市と札幌市を結ぶ通勤・通学列車。
快速エアポートは、日中は規則的に15分おきに札幌発・新千歳空港発が
発車されている本数の多い列車です。
さて、そんな快速エアポートは混雑のしやすさで知られて
おりますがその改善策として、ネット上で以下のような意見が
たびたび見受けられます。
(1)座席数を増やすため、現行の6両から9両に増やして運行する。
※721系は3両単位。
(2)札幌⇔新千歳空港のノンストップ特急を設定する。
しかしこれらの案は現実的でなく、
(1)快速停車駅のホームが短いので、ホーム延長工事を
しない限り、9両編成の入線は不可能。
新千歳空港駅は地下駅なのでホーム延長が最も難しい。
(2)千歳線の線路容量に限りがあるため、もし空港特急を
設定すれば通勤用の快速の本数が減ってしまい、通勤客が
不便になる。
よって最も有効な改善策は、安価な指定席を設定する事により、
空港客と通勤客との車内での分離をさせつつ列車本数を維持すると
いう手段が最適であり、結局は現状の「uシート」が最良という
結論になります。
しかしこれで物足りない私は、空港客と通勤客の分離策として、
以下の案を提案します。
(1)快速エアポートは731系(ロングシート型車両)3両+721系
3両で運行。
(2)721系3両のうち2両分の全席がuシート。
(3)uシート料金は現行の300円から200円へ値下げ。
(4)uシートの座席選びと料金支払いは車内のKitaca対応
uシート券発行機にて行なう。
近くに車掌がいなくても良い。
こうすれば、空港客の多くは721系側に流れ、通勤客は広い731系に
たくさん乗れると思います。
この案ははたして現実的でしょうか?
ご意見よろしくお願いします。