車掌がJRの境界を越えて乗務する列車は?
先日、2社以上のJRを直通する列車の経費分担について質問させていただきましたところ、早速に丁寧な解説をいただきました。回答者の皆様には改めて御礼申し上げます。
さて、JR発足直後は国鉄からの流れで、車掌のみならず運転士もJRの境界駅を越えて乗務する列車が見受けられました。
しかし、監督官庁から緊急事態の対応にあたって他社の運転士が乗務していると即応できないのではないかとの指摘を受け、一部の例外を除いて、運転士については境界駅で交代するようになったとある文献で読んだ記憶があります。
ところが車掌についてはその後も境界駅を越えて乗務する列車が多くあり、東京駅でもJR九州やJR西日本の制服を見ることができましたし、ローカルな例では飯田線の列車が運転士のみ辰野で交代し、車掌はそのままJR東海の乗務員が岡谷まで乗務している(していた?)ところもありました。
そこで質問です。JR貨物を除いて、当該地区以外のJR乗務員が乗務している列車は、全国にどのくらいあるのでしょうか?
また、第三種鉄道を除いて、急行時代の「あさぎり」のように乗務員ごと他社線に乗り入れている列車はまだあるのでしょうか?