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くも膜下出血 クリッピング術のスリップアウト
初めて質問させて頂きます。 親友がくも膜下出血の為、意識不明の重体になりました。 クリッピング術を受けましたが、スリップアウトの為再手術となりました。 ネット検索してもスリップアウトの情報が乏しく、詳細がわかりません。 スリップアウトそのものが珍しいのでしょうか? 二度の開頭手術による脳へのデメリットはどのようなものがありますか? お子さんも小さく、ご家族の心労を思うと心が痛みます。 ご回答、宜しくお願い致します。
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- askaaska
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回答No.1
クリッピングは その名の通り 出血箇所を金属クリップで止めます。 スリップアウトはそのクリップが外れてしまうことです。 金属には凝血(血を固めて傷をふさぐ)効果があるので 外れたからといって必ずしも再出血があるわけではありませんが 外れてしまったことはつまり、クリップが固定されていない状態で頭の中にあるため 手術が必要になります。 脳はデリケートな器官で(もっとも全ての内臓はデリケートですが) 普段は多くのもの(皮膚・頭蓋骨・硬膜そのたもろもろ)で守られています。 開頭手術はそれを取り払い、結果脳に少なからずダメージをもたらします。 細心の注意の元で行われはしますが病原菌への感染の危険もあります。 最近はクリップも進化しており スリップアウト自体稀な現象になっておりますが クリップが患者様一人一人にあわせて作られるわけではないので 患部やその周囲の状態によっては外れてしまうことがあるようです。 (もちろん医師の力が及ばないことが原因になることもありますが。) 早い日常への復帰を願っております。
お礼
早々に回答をして頂きまして、有難うございました。 わかりやすく説明して頂いたので、理解する事が出来ました。 ご家族の力になれるよう、励まして支えていこうと思っております。