- ベストアンサー
デュシャンの「大ガラス」
以前、駒場の東大にある「大ガラス」を見に行ったことがあります。 不思議な緊張感を持った作品でした。 たしか「大ガラス」世界に何点かあったと記憶しているのですが、これらはすべて微妙に異なるものなのでしょうか? また、それらが異なるとしたら、物理的な制約のためなのか、表現上の意図があってのものなのでしょうか。 # たしかどれかは輸送途中に割れてしまったものの、それをむしろデュシャンが絶賛したというエピソードを記憶しております。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
本物はもちろんひとつであとはレプリカ(複製品)。 存命中一度だけ展示をして割れてしまったらしい。 その後は自分のアトリエで修復をしていた。 オリジナルは死後修復されてフィラデルフィア美術館にある。 世界にどうやら複製品は三つ以上あるらしい。 レプリカは割れる前の形を復元しているが、実際はどうだったのかがよくわかっていない。 割れる前の写真は一枚しか無いらしい。 以上インターネットにて検索。 もちろん色も形も線も手の動きもどうしたって全く同じにはできません。 写しですから作者の表現上の意図で変えてるわけではありません。忠実に複製をしようとしても同じにはできないということ。 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2001Hazama/07/7128.html
お礼
お礼が遅くなりまして失礼しました。 ご回答いただきましてありがとうございました。なるべく意図に沿うように試みているということですね。 参考になりました。