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逆さまのQRコードを見た経験が御座いますが、…。
『QRコード』の3箇所へ【白い正方形の印】が付いていますので、恐らく方向の確認の為にそれ等を参照させているのでしょうが、逆に右下の1箇所だけへ其の印を付けた方が枠が広がって便利だったのではないか、と思われますから、教えて下さい。 どうして右下を除く3箇所へ其の印が付けられたのでしょうか?
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目印を一つ見つけて、そこから水平・垂直にマス目がならんでいるか…というと、そうではありません。 撮影距離により大きさは変わりますし、斜めからカメラで撮影すると、平行四辺形状にゆがんだ像となったり、レンズによるパースが付いていたりと、撮影画像は様々な変形をします。 それでもなるべく読み取れるように、マーク2つを繋ぐと、その正方形の水平・垂直線が取れますし、目玉は6x6マスと決まっていますから、その大きさによりマーク間が何マスあるかも測定できます。 それによりコード全体をマス目に分け、各マスで黒・白を判定していっているのでしょう。 また、マークが3箇所であることにより、どっちが上か、ということも判別できます。 それにより、QRコードは逆さ・90度単位の回転だけではなく、360度どの方向を向いていても読み取れるようになっています。 ちなみに、データ量への影響で言ったら、3隅のマークよりも、「誤り訂正能力」の方がよほど大きなインパクトがあると思われます。 誤り訂正能力は、15%・25%・30%など数段階あり、元のデータに加えてそれだけ余分なデータを付け加えて、コードの破損や汚れに備えています。 http://www.qrcode.com/qrgene2.html 例えば25%だったら、出来たQRコードの面積のうち、1/4はエラー訂正用に使われているわけですね。 そうまでして、QRコードは、「(データ量よりも)機械にとっての読み取りやすさ」を主眼に、作られているのだと思います。
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- 佐藤 志緒(@g4330)
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補足
詳しく教えて頂き、誠に有り難う御座います。 助かりました。