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オーディオ機器にゼロクロススイッチは必要か?
オーディオ機器の電源スイッチを入れるときや切る時に機器に大電流が流れるのを防ぎ、機器を保護する「ゼロクロススイッチ」なるものが売られていますが、こういうものは機器を長持ちさせるためには使ったほうがいいのでしょうか? 私は10年以上使用している真空管アンプを持っているのですが、10年以上、ノントラブルで今でも使っています。この先もずっと使いたいと思うのですが、このアンプを長持ちさせるためにゼロクロススイッチを使ったほうがいいのでしょうか? オーディオ機器、電気理論に詳しい方、よろしくお願いします。
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はじめまして♪ 質問タイトルの「必要か?」と問われれば不必要でしょう。 オーディオ機器以外でも、電源投入時のラッシュカレントが大きい機器の場合は有ったら良いと言えます。 真空管アンプの場合、多くはチョークインプット電源なので、瞬間電流はおおきいものの影響はほとんど無いと考えられます。 ダイオード整流後に大容量コンデンサーを用いた半導体アンプの場合には、瞬間的な大電流が発生し、機器内ではそれに対応した設計でしょうけれど、一部には大きな負担と成ってパーツの寿命を短くしたり、その瞬間大電流で一瞬の電圧降下を招き、他の機器に影響を与える場合も有ります。 家庭内の照明器具でも、壁のスイッチ操作でたまにスイッチぶが一瞬光った経験はありませんか? あれが交流の電圧が高い瞬間にスイッチ操作したときのスパークです。 基本的には、そんな事も考慮してスイッチの耐久性が確保されてますが、50Hzなら1/100 60Hzなら1/120の瞬間にゼロ電圧に遭遇出来ます。 そのタイミングを調整する機器ですが、オーディオに限らずデジタル電源回路では無い電気製品にはより優しい電源操作に成るものです。 オーディオ的に音質ウンヌンでは無いので、ご予算的に余裕度が有れば、無いよりは有った方が機器を長持ちさせる事が出来る可能性が高くなると言う部分です。 少なくとも、電源ケーブルで音質が変化する事に注目しているひとにとって、コントロール機能は良い面ですが接点が増えるのは大きなデメリットでしょう。
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- e_Chikama
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ゼロクロススイッチとは、半導体(サイリスター)使用の、スパーク防止のスイッチですね。 構造は、交流(50hz)(60hz)の電位が無くなった時を検出し、ON、OFFしてスパーク防止する事で、アンプであれば電源トランス使用の突入電流を無くす為です。 オーディオマニアの性から、机上の論理で良い物は何でも採用する(インシュレーター、ケーブル等)と同じ感覚でしょう。 利点は、突入電流が無くなりますので、内部の部品を痛める事は少なくなるとは思われますが・・・・。 欠点は、電源に半導体が入る事です(真空管マニアは)どう感じますか? また、マニアの一部には、電源にケーブル取り替えやコンセント取り替えを行っている人もいます、全く反する考えです。 私も、それなりの真空管アンプを使用していますが、この様な事は考えていません。邪道ですが、どうしても気になるならスライダックを電源に入れ、徐々に電圧を上げる様にしたらどうでしょうか? 今まで、真空管アンプは何十年もの歴史があります、そこまで考える必要が無いです。最も必要なのが、質問様の使用している真空管アンプの設計レベルです。 出力を上げるため無理な設計をしているか、また放熱がしっかりしているかの方が重要と思います。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 真空管アンプは長い歴史があり、そういうことも踏まえて設計されているわけですね。 実際、私の使っている真空管アンプも10年以上使ってノントラブルで、設計もきちんとしているようなので大丈夫そうですね。
お礼
回答ありがとうございました。 私の使っているのは真空管アンプですので、あまり影響はないんですね。 とりあえず安心しました。 ゼロクロススイッチだけを導入するのはメリットとデメリットと両方あるんですね。その辺のこともよく考えて検討しようと思います。