最初に、完全に科学的に立証されている訳では無いという事を断っておきます。(手元に資料が無く、2~3年前のうる覚えの知識で、どこまで踏み込んだ報告であったか記憶が曖昧なのです。)
遺伝病の中に染色体異常による疾患があります。ヒトの染色体23対46本のうち、極稀にこの染色体の数が、1本過剰(モノソミー症候群)であったり、足りなかったり(トリソミー症候群)する疾患があります。(モノソミーの代表例がターナー症候群で、トリソミー症候群の代表例がダウン症候群です。)
これらの症候群の中で、染色体の中でも性染色体(1対2本)の数に異常がある疾患があります。
一般に、性染色体は、男性はXYで女性はXXである事が知られていますが、この数に異常が見られ、XXXとなっている女性(超女性と呼んだと思います)、XYYとなっている男性(勉強不足でなんと呼んだか覚えておりません。仮に超男性と呼びます)が世に存在します。そして、その超男性は、悪質な犯罪を犯す傾向にあるとアメリカの方で報告があったように覚えています。一方、超女性は、外見状の特徴はあるのですが、そのような犯罪と結びつくようなデータなどなく、逆に結びつけようとする方に無理があります。
ここからは僕の憶測として捉えて下さい。
客観的に見て、肉体的に男女に相違のある部分、そして、XYYという染色体を持って生まれてきた為に、悪質な犯罪者になり得る素質をもっているというデータ、この事からYという染色体が動物としての攻撃性を帯びているとは考えられないでしょうか?
強引ではありますが、犯罪を犯す動機を防衛的なものと攻撃的なものとに分けた場合、特に突発的な攻撃性を示す犯罪は男性に多いと思いません?自分の利益やエゴ、権利を守る為の犯罪(防衛的犯罪)は、半々にいかないまでも女性も犯しています。でも、むかつくとかキレてとか、ほとんど本能で行動してしまっている犯罪は男性が大半だと思います。長くなってしまいましたが、僕には、Yという染色体がなんらかの影響を与えているように思えてなりません。
お礼
専門的なご指摘ありがとうございます。 科学的な説明にはやはり説得力がありますね。 ところで、男の方が子供の時のイタズラも多いですよね。 (というかほとんど男ですが) 前頭葉が未発達か、欲望が強すぎるのかどっちかでしょうね。