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法人ついて質問です。
いつもお世話になっています。 一般論で有り難いので、教えてください。 法人を所有すると、その所有者個人でできることよりも、できることが増えてメリットが増大すると聞きました。 法人を所有すると、個人でできなかったどの様なことが出来るようになるのでしょうか? 教えてください。
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不動産賃貸業を営んでおります。会社ももっています。 が、法人ができることは個人でもできます。つまり、できることは増大しません。 銀行業務などをやろうとして法律で定められた条件を満たしていくとどうしても法人になってしまいますが、そういうことを言いだすと、法人は税理士や弁護士にはなれませんからね。やれることは増えない、というのが正しいでしょう。 もちろん、法人と自然人(個人)には大きな違いがあります。 (1)「法人の行為は有限責任である。個人の行為は無限責任である。法人は産みやすく潰しやすい。個人は産むのも殺すのも難しい。 (^^; (2)個人の事業収入とすると認められない免税(給与所得控除)が、収入を会社の収入にして、自分は会社からの給料をもらう形にすると認められること。つまり、サラリーマンのほうが税金的に優遇されていること。 の2点ですか。 前者については、最近は都合が悪くなるとすぐ「自己破産」で片付けてしまう風潮ですので、たいしてメリットとは言えないかもしれません。 まあ、それでも、法人のほうが潰して逃げやすいので、個人名でなら恥ずかしくてできないような、違法スレスレ行為でも法人としてならできるかも、ですね。その意味では、「できることが増える」かも、です。 後者は、「年所得の○割」という具合に、割合で認められています(民主党が改訂するらしい)ので、収入が少ない時はたいして有り難くありませんが、所得が高額に、例えば億円単位になったりすると、すさまじい違いになります。 反面、デメリットも多いですよ。こちらはお尋ねでないので省略しますが、光があれば影ができる、というのは真理です。
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- phj
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法人と個人の違いは、財産を法人化することで個人の生死に関らず維持管理することが可能になる、というのが最大のメリットです。 逆を言えば、それ以外はほとんど個人と法人に違いありません(税法や会計法上の違いはありますが、これも財産に関ることです) もともと商売(資本を投下して利益を上げる行為全部)は個人でやっていたのが始まりです。小規模な商店ぐらいならいいのですが、鉄道会社や航空会社、テレビ局、電話会社などの規模になると、その全てが個人の財産だと、所有者の死はそのままそこで働いている人たちや設備などに多大な影響を与えてしまいますし、場合によってはそれを使う人や社会の仕組みにも大きく影響を与えます。 (電話会社のオーナーが死去したから、遺産の清算が終わるまで資産凍結で電話が止まる、なんてありえないでしょう) またこのように資産を管理維持することが可能になるため「出資」が可能になり、みんなでお金を出し合って大きな仕事をして、大きな利益を得るチャンスを掴む、ということも出来るようになります。 さらには、大きな設備投資(飛行機も買えますね)やそのための借金もすることができるようになります。 これは個人の力では限界があるため、人の生死を越えて継続的に維持することが可能な法人という形態が生まれたからです。
お礼
ご回答どうも有難う御座います。 大変勉強になります。
- 8823mujin
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基本的には何も変わりません。 ただあるとすれば、個人と法人の使い分けが出来るくらいのもので、後は金融関係の問題と税法上の問題でメリットがあるかどうかです。 要は、個人事業であれ法人であれ休眠させていれば同じ事で、それが活発に活動する時にどうメリットが出るかの問題ですから、例えば公益法人の様な特殊な要件を整えられるであればいざ知らず、普通に株式会社にしたくらいでは何も変わらないと考えた方が早いでしょう。
お礼
ご回答有難う御座います。 基本的には相違無いのですね。 勉強になります。
お礼
ご回答どうも有難う御座います。 大変勉強になりました。 明確にはできることが増える訳ではないにしても、一長一短有る様ですね。