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エクスポネンシャルホーンの自作について
- 中低音用のエクスポネンシャルホーンを自作したく、設計しております。
- 問題は、150Hzのフルサイズホーンは全長100cmとなり、20cm足りないのです。
- A案:150Hzのまま設計し全長80cmのショートホーンで製作するか、B案:175Hzのフルサイズホーンを使うか悩んでいます。
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はじめまして♪ たしか 中学生の頃に計算したホーンの理想は、、 あまりにも違うのでよくわからない(笑) 開口部が理想的なフルサイズの円形ホーンで、中学生の頃に方眼紙に書いた図と計算式が有ったはずですが見つからないしね(笑) 通常、数百から1K程度のミッドバス帯域を小さすぎる2インチドライバで対応って、あまり実例を見た事が無いのですが、どのような趣旨でトライなんでしょう? WE555のようなフルレンジ再生なら十分に賛同いたしますが、、、、 人の声や大抵の楽器の低音感の太さと言う部分はこの帯域が重要ですね。 その意味ではコントラバスもバイオリンも 男声も女声も ピアノもドラムも全ての楽器などで影響度が大きい部分でしょう。 さて、私個人の考えと御質問者様の条件下と言う事でしたら、150Hzで設計して、開口部のカット。 其の上で開口部端の不要反射を減らす為に厚みの有るウレタンスポンジやフェルト重ね等で開口端の処理をしてみたいと思います。 正確な記事元は忘れましたが、開口部を斜めに切った形状や、のこぎりの刃の様にギザギザに加工した場合の実験とか、開口部にドリルで多数の穴を開けたりなどの実験例を読んだ事が有るのですが、おおむねショートカットしたホーンの開口部で反射をランダム化が良い様な感じでした。 それから考えますと、開口部に乱反射させるか、もしくは吸音処理が有効的かと思います。 他に中間部でカットオフの異なるホーンの組み合わせで構築と言う方法も有るでしょう。 スロート部から全体の70%まで150Hz設計、残りの開口部付近の30%を200Hzで設計など。 ストレートにこだわるのは、ホーンロードが掛からない高域の正面音を重視していると思いますので。上記の1ッ箇所での変更以外に2カ所くらいまでは実用上効果的なばあいも 有るようですので検討してみてはいかがでしょうか? (高域まで優秀なドライバーなら、きっと良い結果に近づけそうですね。) 明確な答えが無いのが趣味のオーディオと言えます。 がんばってください。(それにしても 大きなホーン。 設置出来る環境が ウラヤマシイですよぉ~。♪)
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- nokata
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はじめまして。 300Hzでクロスなら、まごうことなく 150Hzで設計して200mmカットして 800mmのホーンでしょう。 どの道150Hzでも175Hzでもその付近の 周波数は乱れ切っています。 ならば、その付近の周波数よりも上の周波数で 300クロスに適した値のホーンにすべきです。 ホーンはわずかな周波数帯域にしかその 音質を保証できないのですから、当然ですよね。 それにしても、300Hzまでクロスを下げるとは すごいですね。 もう少し下げて80~100Hzぐらいまで下げて見てはいかがですか? 出にくい50Hzの音も同じレベルで再生できるので、圧巻ですよ。 もちろん、ミッドウーハ(80~300Hz)を追加しなければなりませんんが。
補足
どうせ乱れてるのだから、こだわるな! という男らしいご回答ありがとうございます。 すごく気が楽になります。 この際、 ご提案のA案:150Hzのまま設計し全長80cmのショートホーンで製作する B案:175Hzのフルサイズホーンを300Hzクロスで無理矢理使う 案2、中間部でカットオフの異なるホーンの組合せ・・ これらを設計シミュレーションし、ホーンカーブをディスプレイで眺めて 何かいい音かしそうな広がり具合 セクシーかどうか という感性で決めて見ようと思います 自分の本職がプログラマなので、計算結果をディスプレイ上に表示するよう改造中です 皆様ありがとうございます、決定したら報告させていただきます。 >もう少し下げて80~100Hzぐらいまで下げて見てはいかがですか? これが最後に残した夢です 20~20000Hzの10octを、2octづつ受け持たせた理想の5wayで ミッドウーハ(80~300Hz)のユニット候補が難しいところですね。
boomerangx様こんにちは。 当方ご質問者様と同じく自作スピーカー好きでありますが、残念ながらマルチのホーン関しては、全くの浅知恵であります(すみません)。 当方の工作は小口径フルレンジによるダブルバスレフやQWT等が近年のメインでして(よって到底お役に立ちませんので)、つきましては本質問においてご参考となるような資料、とりあえず各種文献に頼る形で調べてみました。 おそらくboomerangx様、新井悠一先生のご著書は既にチェック済みと思われる次第ですので(下記等)、 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4416191227?ie=UTF8&tag=zisakuspekaer-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4416191227 その他の書籍におきまして幾分は参考となるような資料、一応下記の物がございました。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4844302078/sr=1-1/qid=1313510999/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1313510999&sr=1-1&seller= こちらも絶版本で誠に申し訳ないのですが、これにおきまして「縮小形ホーン・スピーカの原理」と銘打った作例の掲載がございます。 「開口寸法を半分にしても カットオフ周波数不変 特性も平坦なホーン」という夢のような副題がついておるのですが(苦笑)、こちら中身を拝見致しますと、基本的にはboomerangx様ただいまご思案中のプラン1に近い形でありました。 ただこちら、当方も詳細は完全に理解しておりませんけれど、ホーン開口部周辺を多孔質の素材とすることにより空気の漏洩を与え、(本作例においては、重ねた布を目の細かい鉄網で挟み、筋骨をつけて補強とのことでありました)、それにより短いホーン長ながらも、開口部における音響負荷が等価長いホーンと同じ効果を得られる、といった感じであります(解釈に自信がありません。汗)。 おそらくは本来目標とする開口(当然長いホーン)、この位置における音響負荷を、空気漏洩を持たせた短いホーンで見かけ上実現させてしまおう、ということではないかと理解しておる次第ですが、しかしなにぶん当方も実際に挑戦したことがございませんので、申し訳ないのですが詳細は不明でありました(すみませんです)。 boomerangx様、もしよろしければこちら、細かな内容をご確認頂ければ、当方誠に幸いであります。もしかすると各地の図書館に蔵書の可能性もございますし、また古本にての入手も現状一応可能なようですので、まずは一度ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます(礼)。 しかしながらboomerangx様が現実的なご選択とされた(加えて面白さも大いに内包した)プラン2、やはりiBook-2001お師匠のお話しにありますこちらの方が、遥かに現実的な印象と浅学当方も思いました(しかも本当、あれこれの工夫が楽しそうです)。 boomerangx様、当方の回答にあります書籍、これはまず参考程度ということで、また諸々ご検討下さりませ。 ということでありまして、いやはや、ほとんど役に立たない回答で、誠に申し訳ありませんでした(苦笑)。それでは、これにて失礼致します(礼)。 ※参考 ラジオ技術社 アイデアとノウハウがいっぱい! スピーカシステム製作集 小島靖一 「縮小形ホーン・スピーカの原理」
補足
回答ありがとうございます。 ホーン関係のいろいろな書籍を買いあさり、役に立たない物を処分して結局残ったのがまさにご紹介いただいた2冊でした。 グチになりますが本当に役に立たない書籍の多いこと、難しそうな数式は書いてあっても定数・変数や単位の説明がまったく無く、単にカッコつける為だけに数式を載せただけ、著者すら数式を使ったことが無いのが解り、即ゴミ箱行きです。 特に「・・・大百科」というタイトルの本は全てアウトでした。 「縮小形ホーン・スピーカの原理」も読みましたが、最後はカットアンドトライで測定施設が無いとダメだなと思いました。ちなみに部屋で測定すると定在波の影響で、何を測っているのか訳が分からず、すぐにあきらめました。 こんな隅っこの質問にも回答いただきありがとうございました。
- 6750-sa
- ベストアンサー率26% (438/1656)
加工は大変ですが低域だしストレートにこだわらず曲げるのは嫌ですか?
補足
早速の書込みありがとうございます。 曲げるのは使った上で、ダメと結論づけました。
補足
こんばんは、大変参考になる回答をありがとうございます。 >どのような趣旨でトライなんでしょう? 元々FOSTEXのF120Aという12cmフルレンジで聴いていたのですが、現在は ホーン型ツィータ (5000Hz~ 1インチドライバ+市販ホーン(1000~5000Hz) 2インチドライバ+市販ホーン(500~1000Hz) 38cmウーハ (~500Hz) の4Wayマルチアンプで鳴らしています。 で、12cmフルレンジと比較すると明らかに250~500Hzの帯域が負けている。ハ長調のドレミファソラシドの大事な一オクターブ領域を、実効振動板質量が100gもある38cmウーハで鳴らしては勝てるはずもありません。 2インチドライバとはいえダイヤフラムは直径10cmもあるし150Hzぐらいから使ってもいいだろう、という私の思いこみと 元来のあまのじゃくな性格で、38cmウーハとホーンを500~600Hzあたりでクロスさせ、肝心の楽器の基音部をウーハにまかせ高級スピーカでございます、というメーカの姿勢が気にくわないのもあります。 ご紹介いただいた方法は大変興味深いです。 案1、150Hzで設計して開口部をカットし、開口部端の不要反射を減らす・・・ 案2、中間部でカットオフの異なるホーンの組合せ・・ 何かおもしろそうなので、案2を採用してみます >スロート部から全体の70%まで150Hz設計、残りの開口部付近の30%を200Hzで設計など これを参考に 70%までを150Hz、残り30%を150~200Hzへ連続可変させるとか その時の全長は何cmか、など計算をやり直してみます。