二重接続

質問

固定のプロバイダーに有線接続して、
モバイルの（イーモバイル）にも無線で接続すると、
二重に接続して良い事ありますか？
早くなるとか？？？

そのときは私のPCのIPアドレスはどれになるのでしょうか？

回答No.2

vaidurya

特殊なルーターというか、本来のルーターの役割に
一つの通信について、間にある、いくつもの経路の中から
適切なものを選んで通信を行なうという役割があります。

インターネットは、ネットワーク同士のネットワークとも言われ
となり町に行く道が何通りもあるように
あるクライアントがあるサーバーへとアクセスするためにも
何通りもの経路が存在するのが普通です。

そして、通信速度や負荷の遷移、さらには障害発生などを考慮して
各所にあるルーターによって、自動的に通信経路が選択されています。

こういったルーターの役割を、個人宅や小規模なLANの中で
最低限の機能に絞り込んで作られたのが、一般家庭で使われているルーター装置。
いわば、本来なら簡易ルーター装置と呼んでも良いものです。

ルーターの本質は、名前通りにルーティング(経路制御)ですが…
一般家庭では、むしろNAT処理のための装置として使われています。

NATは、複数のパソコンから目的のサーバーへとアクセスした場合に
サーバーから見える、一つしかないIPアドレスへの返信を
適切に、ルーター下の複数のPCにふりわける機能です。

またルーター装置に組み込まれたハブ機能、無線LAN機能…
それらの機能にぶらがった機器に、IPアドレスを割りあてるDHCP機能などが
一般家庭で使われているルーター装置の機能です。

それだけ多機能でありながら、簡易的と表現される理由は…
ルーター装置からインターネット側への回線が一つしか無く
最初に選択されるルートは一つしか無いという、制限のある経路制御です。
いわば「この村から買い物に行くには、この一本道を行くしか無い…」みたいな。

もちろん、パソコンなら、有線無線に携帯電話回線と
2つ3つの回線を同時に利用することはできます。

しかし、一般的なパソコンは、そのOSの上で複数の回線を
自動的に負荷分散して使うような設定が為されていません。

ですから、普通はできないこととされます。

技術的に可能でも、その需要が低ければ、そのためのソフトの整備は進まず
難解な技術者向けのソフトウェアを、なんとか導入し設定しなければ
自宅で、そういった機能を活用することはできないのです。

たとえばVyattaというLinux上で動くツールがあります。
個人が無償で利用できるので、これを組み込んだルーターPCを構築し
(ルーターとは機能のことで、必ずしもの専用の機器ではありません)

その上流にインターネットへの回線を複数
下流に、クライアントPCという構成を組めばいいわけです。

ただ、設定するためには、それなりの知識が必要です。

そして、それだけの手間をかけたとしても
回線速度が拮抗する複数の通信回線を持たなければ
ほとんどすべての通信が、速いほうの回線に流れる結果になります。
あまり意味が無いと思います。

うちの場合は、有線LANアダプターが、安定性が低いとされるコントローラーだったので
たまに通信が不安定になる現象が出て、スマートフォンのemobile回線に
切り替えて通信を再開するようなことがありました。

USBで充電中のスマートフォンを、USBテザリングモードに切り替え、数秒待ち
ifconfigで、usb0というネットワークインターフェイスが認識されたことを確認し
dhclient usb0で経路の手動切り替えを行なうだけ。
Windowsでも、基本的には同じような手順で手動切り替えができるはずです。

もっとも、昨日LANアダプターをより信頼性の高いものに交換したので
今後は、切り替えをするとしたら、2chで自演するときくらいかもしれません(笑)

なお、メインのデスクトップPCでインターネット利用をemobile回線に切り替えた時に
LAN側の回線では、録画サーバーからの動画再生が継続されてたりしますが…
この辺の制御がどうなっているのかは私も理解してはいません。
一般個人が、必須とする知識だとも思いませんから…

回答No.1

mrkato

ＬＡＮへ繋ぐ元のほうがパソコンだけとかテレビだけとか単独の場合や、
複数下がっていても途中に経路を振り分ける特殊なルーターが無いと、意味無しです。

それぞれの機器自身が設計上、１個の表向きＩＰアドレスしか持てません。
１個のパソコンの無線ＬＡＮから携帯波のリンクを通してるか、
有線のＬＡＮからなのかは、パソコンのＬＡＮ設定で原則先取り維持のはず。
Winの右下、MacOSのバーの右側のLANマークをクリックでパケット流量を見るか、
PocketWi-Fiなど携帯波端末のデータ量表示で、動きは判るはずです。