1年くらい前「安愚楽牧場」に対する投資の質問に回答しました。
回答としては、「投資の危険性は株式程度です。」が回答です。
契約書の内容は知りませんが、個人的な判断では、投資者の立場は「安愚楽牧場」に対する「債権者」というよりも「安愚楽牧場の株主」に近い性格と思われます。
株式会社が倒産した場合、債権順位は株主が最低順位になり、通常株式は紙屑になりますが、倒産した全ての会社の株券が紙屑になるわけではありません。
一番の問題は「安愚楽牧場」が更生できるかどうかだと思われます。更生できれば「投資金」の何割は戻ってくる可能性もあります。更生できなければ、紙屑の可能性もあります。
会社の存続の可能性について管財人(弁護士)が調査中だと思います。
一般の詐欺事件(円天、豊田商事など)とは性格が違いますので、倒産後の「投資主≒株主」の行動としては「破産管財人(弁護士)」と「裁判所」の決定を待つというスタンスになると思います。