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コーカサスオオカブトの蛹化について
コーカサスオオカブトの産卵→幼虫→終齢幼虫まで成長させられるのですが,蛹化させられません。 国産カブトムシ,クコギリクワガタやオオクワガタの成虫までの飼育の他,ヘルクレスオオカブト,ギラファノコギリクワガタ,ニジイロクワガタなどの経験はあるのですが,どうしてもコーカサスオオカブトの蛹化・羽化まで育てることができません。 経験がお有りの方のアドバイスが頂けたら幸いです。
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>ところで,蛹室はヘルクレスのように横型なのですか? それとも国産カブトのように縦型なのでしょうか? ヘラクレスと同じく横長です。 >それによって飼育容器が変わってきますので。また羽化時期を防ぐために,複数の幼虫を同じ容器に入れた方が良いのでしょうか? 私の場合は、コバエシャッターの中ケース個室飼育で、まったく同時期に羽化しました。オス・メスの飼育ケースが隣り合わせに置いてあると同時に羽化するようで、離れた場所に置いてあると時期がズレるようです。音波か何かで通信していると言う人もいます。フェロモンみたいなのを出していると言う人もいますが、ケース内で至近距離に近づくとも限りませんし、個室でもケースが接近していると同時に羽化します。研究するのも面白いと思います。 メスに合わせて羽化したオスはたいてい小型なので、繁殖用と観賞用自慢用?は別に考えたほうが良いと思います。 >難しいだけに成虫になったときの達成感が大きそうですね。 そのとおりです。特にツノの長い大型が羽化したときはうれしいです。 しかし、成虫はツメが取れやすく、キレイな姿を観賞できる期間は短いです。
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- TAC-TAB
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おっしゃるとおり、コーカサスはなかなかすんなりと蛹になってくれません。 いつまでもマットの中や表面を徘徊しますが、原因はやはり気に入った土の質ではないからです。 まず一旦幼虫を別の仮容器に移し(その際、つかんだ指や幼虫自身の尻に噛み付きますので、あらかじめ割り箸などに噛み付かせてつまみあげます)、飼育容器のマットを別の容器に移します。 カラになった飼育容器の底に超微粒子のやや水分多い目の土をガチガチに積めます。深さは7センチほどです。この土はマットというより「黒土」と言うようなもので、イメージとしてはフンをすりつぶしたような、やや粘り気のあるような土質です。カブトムシの専門店で「超微粒子マット」として売っている場合もあります。ホームセンターで「カブト・ノコギリクワガタ幼虫専門マット」として売っている物でもOKでした。そして、このガチガチの黒土の上に現在のマットをやや水分多い目にして硬い目に詰め二層にします。これで蛹になります。私の場合は、大型が出たときのマットは捨てずに代々使うようにしています。また、Aという大型の成虫が出て、同じシーズンにまだ幼虫が居る場合は、その飼育容器をそのまま使い回しして、Bという幼虫を移してやります。 徘徊(ワンダーリング)した幼虫は小型になります。また蛹室の壁を作るときに体液を使うので、ツノを伸ばす体液が不足して、短いツノになります。 mixiをされているのなら「コーカサスカブト」の愛好家のコミュがあり、そこでは多くの情報が交換されています。私も幼虫後期における黒土投入方法をそこで教えてもらいました。
お礼
ナルホド。「黒土蛹化法」ですか。 ところで,蛹室はヘルクレスのように横型なのですか? それとも国産カブトのように縦型なのでしょうか? それによって飼育容器が変わってきますので。また羽化時期を防ぐために,複数の幼虫を同じ容器に入れた方が良いのでしょうか? 難しいだけに成虫になったときの達成感が大きそうですね。
お礼
素晴らしいご回答,心から感謝いたします。 今度こそ「コーカサスオオカブトの羽化」を成功させようと思います。 何のお礼もできませんが,ベストアンサーにさせていただきます。 ありがとうございました。