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日本の財政破綻について

昨今の自然災害やら円高などで日本の財政破綻が半数近い割合で 起こりうるとされていますが、今の段階は個人にたとえるとどういった状況なんでしょうか。 説によっては2015年ごろに日本発の世界金融危機が起こるとか いろいろ言われていますが、専門家でないのでよくわかりませんが 危機感を煽るというよりそれが事実な気がするので 詳しい方いらっしゃったらおしえてください。

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  • kaxuma119
  • ベストアンサー率29% (108/363)
回答No.1

例え話をするなら・・・・ 引退した老夫婦と、自営業の中年夫婦とその未成年の子どもからなる3世代同居家族を想定します。老夫婦は貧しい状態から懸命に働いて財産を作り子どもにもちゃんと教育を施しました。息子夫婦もちゃんと働いていましたが、親から引き継いだ商売が次第に儲からなくなってきました。そこで、商売の投資のためと生活費のために引退した老夫婦から少しづつ金を借りてはやりくりしていました。 しかしながら商売は上向かないだけでなく、想定外の災難や事故で物入りが続き、いよいよ親の貯金すべてを借りてしまうことになるだけでなく、子どものためにとっておいた金にも手を付けざるを得ないようなことになってきました。 まあ、こんなところです。 老夫婦の預貯金に相当する日本国民の金融資産合計が2010年時点で1480兆円、他方、息子夫婦の借り入れに相当する国と地方の債務が1200兆円。ただし金融資産合計の中には借金(住宅や車のローン)があるので、これを引くと純な金融資産合計が2011年時点で1200兆円程度になり、もはやレッドゾーンなのです。 こんな自転車操業の日本経済ですが、まだ破綻していないのは債務が自国民に対してのものだからで、いわば国内問題だと世界は見てます。ギリシアやスペインが大変なのは、債権をもっているのが外国なのです。先のたとえなら、親の世代の蓄えが足らないので、他の家から借金したということです。これが返せないと国際問題になり、国家の信用が失墜します。 さて日本ですが政府がこれ以上国債を発行しようとしても、国内の資金では購入できなくなり、日本国が資金不足になります。そうなると、年金の支給額を減らし、支給開始時期を遅らせ、公務員の給与を減らし、行政サービスを低下させ、国内インフラ整備の多くを断念する・・・というような展開になるでしょう。

nemumi
質問者

お礼

素人にもわかりやすい説明をどうもありがとうございました。 なぜ日銀が紙幣をすらないのかわかりませんが、 身内に借りるのと、他人に借りるのと。。。 身内への甘えが許されているうちはいいですね。 これからが怖いです。 自力では何もできない子供のようで。。。

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その他の回答 (2)

回答No.3

 そもそも、「財政破綻」の定義とは何なのでしょうか?  多くの人が、財政破綻=日本国債のデフォルトと捉えていると思いますが、現在の日本で、これはほぼ100%あり得ないと思います。と言うのも、国債保有残高の9割以上が国内で消化されている上、100%円建てだからです。個人に例えるならnemumi家のお父さんがお母さんに借金しているのと同じで、お母さんからの借金が払えなくて首を括るお父さんはいませんよね(笑)  しかし、他所からの借金で首を括ったりブラックリストに載る人は大勢いますよね。アルゼンチンはその代表例ですし、今、PIGS諸国がそれになりつつあります。  国債を自国通貨で自国民が保有しているか、外貨で外国人が保有しているか、でその危険性はまるで違う、ということです。  無制限にどんどん内国債を増やしていっても良いとは思いませんが、少なくとも発行した国債で景気対策を行い、GDPを増やすことに貢献するように使えばあまり問題視しなくて良いと思います。  国内の資金が底をつき、これ以上政府が借金できない、という事態も当面無さそうです。  日経新聞は「政府の借金が家計の資産を上回れば破綻」キャンペーン(笑)をしていますが、そこに企業の資産を含めない理由が小生には全く不明です。因みに、過去30年間の日銀資金循環統計を見る限り、「政府以外(=民間)の純資産」-「政府の純負債」の差額は年を追うごとに拡大、つまり政府が借金する余裕は年を追うごとに拡大していってるようです。  どうしても国債=悪と考え、財政は黒字であるべきだ、と考えがちなのも仕方ありませんが、過去に危機を迎えた国を見てみると、直前まで財政が黒字であった国があるのに驚かされます。 ・日本…平成バブル崩壊前は財政黒字 ・アメリカ…ITバブル崩壊前は財政黒字 ・韓国…通貨危機の前は財政黒字 ・アイスランド…実質国家破綻の前は財政黒字  辛坊兄弟などの破綻論者がこれらをどう認識しているのか、是非知りたいところです。  財政問題のみならず、どんなことでも「他国はどうなんだろう」「過去はどうだったのだろう」というように、相対化して物事を考える癖をつけることをお勧めします。

nemumi
質問者

お礼

「父が母に借りているので首を括らない」 「他人なら括る」 そういった考え方の方ですか。 「身内には甘えが許されている」、そういった状態ということですね。 私個人の考え方では、いくら身内でも迷惑をかけているんだとしたら それは親しき仲にも礼儀。。。だと思っているので首は括らずとも 借りたものは返そうとつとめると思います。 非常に面白いご意見、どうもありがとうございました。

nemumi
質問者

補足

なぜ環境の違う他国と比べる意味があるんでしょうか。 国債の借り入れ先の他国との比較ならしています。 他国と比べていいとか悪いとかの問題ではないと思うのです。 事実、財政破綻は「絶対」しないと言い切れるのでしょうか。 懐疑論者ではありませんが、それで済む問題なんでしょうか。 この財政赤字は。。。

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  • muchon
  • ベストアンサー率26% (18/69)
回答No.2

どうも、単純に考えただけでもまずいと思いますよ。 円高→海外製品が安く、日本製品が高い→誰も買わない→ますますお金周りが悪く。 これを打開する為に恐らく日本の企業さんの多くは製造・開発を海外に移転するでしょう、詳しくは省きますが成長方程式と言うのがありまして「経済成長率=労働分配率カ×労働の増加率+資本分配率×資本増加率」という関係でなりたちます。 この部分の労働関係が削減されるわけですから日本の経済成長は著しく悪くなりますよね。さらには日本の労働者がその分、海外に流れるわけですしね。 さらには日本の資産が1400兆円あるとも言われていますが最近とあるコンサル会社が出した数字ですと日本の個人金融資産は実質466兆円とも言われていますね。 となると日本の資金だけでは回せない→海外からお金借りる→国債発行→近年は国債の金利の上昇傾向→借金増える→・・・・・ と負のループが始まりかねませんね。ロシアなんて最終的に国債の金利が160%を超えていたほどです、そうなればお前はもう死んでいる状態ですね。 これを打開するにも子供がいない。2050年には逆ピラミッドが始まる可能性が現実の物となってきました(労働者1人で老人1人をまかなう現象)。 2015年問題は知りませんが客観的に見てみてもヤバイですね。 今の段階だと就労者数の大幅な減少、実質的な資産価値の減少などなど様々な事が考えられると思われます。

nemumi
質問者

お礼

わかりやすくありがとうございます。 労働力、子供の問題、逆ピラミッドやら問題だらけなんですね。 国内に借りてるうちはいいかもしれませんが、そうなる可能性は ないわけではないのですね。。。 よく四谷あたりの電光掲示板に一人当たりの国の借金が 表示されているのでこのまま成長が続かないなら この国は他の国に吸収合併させられつつあると思うと 現実逃避に走るしかないような気にさせられてしまいます。。。

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