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世界銀行の豪ドル建債券を勧められていますが
- 最近ドルが下がっているため、豪ドル建債券の購入が買い時と勧められています。
- リスクのある商品で初めてであるため、迷っています。
- 既発債で期間3年9ヶ月、利率6.25%、利回り4.05%のものが勧められていますが、為替リスク以外にリスクはないと言われています。
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質問者が選んだベストアンサー
まずは為替の基本常識を書いておきます。 「高金利通貨は低金利通貨に対して長期的に下落する」 この根拠は「高金利国≒高インフレ率」と言う事実です。 本来、他の条件がすべて同じならば金利差があれば高金利国へお金が急激に流れて高金利国の金利は下落し全て同じ金利になります。 しかし、国によって条件はすべて異なっており、金利が高いまま放置されているのは「将来、金利で得する分は為替で損をするだろう」とみんなが考えているから豪州は高金利のまま放置されているのです。 では、この手の債券に投資する期待リターンはどれぐらいなのか?について述べていきます。 参考URLにはKKRのデータが載っており、7Pを見て下さい。 ここには物価調整後の期待リターンが載っており、国内債券1.20%、外国債券1.05%となっております。 今の日本はインフレ率が0%に近いので、ここではインフレ率を0%としましょう。 そうすると、金利の低い国内債券は年1.20%、金利の高い外国債券は年1.05%となっています。 これから言える事実は、「外国債券は金利は高いが信用リスクを考えなければ期待リターンは円金利並み」と考えておいて良いでしょう。 更に、注意しなければならない点は豪州の金利が高い理由で1983年以来の過去最大級の豪ドル高になっており、「もしかしたら豪ドルバブルかも知れない」と考えておくべきです。 実質実効為替レートで確認する限りは今年の6月時点ではかなり豪ドルは強い状態なので、高値つかみの可能性もあるでしょう。 ですから、十分な注意が必要です。 最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。
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- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
さて質問から2ヶ月半。既に為替は8円下がりました。ここから(利回りが下がったが)購入に向かうべきか、やはり中止かは一考の余地ありかと。
- simotani
- ベストアンサー率37% (1893/5080)
証券会社が奨める商品は買わないのが利口です。 増してや豪州は利率引き下げを公表して債券価格が上がったばかり。手数料もかなり取られています。 御自分でもう少し勉強されてからが宜しいかと。 豪州利付国債や州発行のディスカウント債券(クーポン0.5%の「日本人向け割引債券」)もあります。 利回りを良く研究され、満期保有を前提にするなら良いかも(証券会社が宣伝する利回りは「税込み」です。「税引き後利回り」も最低限調査を)。
- hawkwind
- ベストアンサー率34% (160/469)
豪ドルに関して言えばもう少し長い目で見た方がいいと思います。 日本円と豪ドルを比べた場合、豪ドルの方が人気が出るのは必至です。 向こうは世界有数の地下資源の産地、一方の日本は落ち目です。 したがって買いのチャンスであるとの判断は正しいです。 しかし、現在中国の景気減速が懸念されています。 つまり、欧米に加えて中国までもおかしくなると豪ドル売りに繋がります。 わずか4年では元本割れになるリスクは回避できないかもしれません。 私の見通しでは3年9ヶ月後には豪ドル円は100円突破ですが、 参入は中国経済がハードランディングをおこした1~2年後でも十分かと思います。 今、購入されるのでしたら期間の長いものをお勧めします。
お礼
なかなか難しいですね。世界経済のこともあまりわかっていないのに少し甘い考えだったかもしれません。 ありがとうございます。
- Takuya0615
- ベストアンサー率21% (329/1502)
自分なら、「短期豪ドル債オープン(毎月分配型)」の方がいいと思います。 なぜかといいますと、毎月1万円に対し、100円のバックがあります。 年間で考えれば、利回り12%とかなりいいです。 リスクは無いとは言い切れませんが、気分としては銀行で定期預金しているのと何ら変わりないくらいです。 急遽大きなお金が必要となっても、払い戻しは4営業日以内で可能ですので、定期預金よりも手軽です。
補足
はじめて聞く商品ですが、どの程度のリスクがあるのでしょうか。わかれば教えていただきたいのですが。宜しくお願いします。
お礼
やはりもっと慎重に考えてからにします。 証券会社の方の話だけで決めないで相談して良かったです。 ありがとうございます。