恋愛小説で切ないのを探しています
41歳の男性です。ケータイやスマホが当たり前の現代の日本の恋愛小説で切なくて面白いのを探しています。ハッピーエンドの小説でもバッドエンドの小説でも泣けるような作品なら可です。海外のものでも可です。でもできれば日本のものがいいです。私の読書傾向はかなり変わっているかもしれません。高校時代の1988年からカウントしてせいぜい2000冊程度しか読んでいませんが。翻訳で欧州・米国の古典小説を読むのが好きです。英国だとディケンズ、ハーディ、サマセット・モーム、ロレンス、オルダス・ハックスリーなどです。ドイツではゲーテ、ヘッセ、トーマス・マン、ヘルダーリン、カロッサ、ムージルなどを読みます。ツヴァイクも非常に好きです。フランスだとバルザック、スタンダール、フローベール、エミール・ゾラ、プルースト、アナトール・フランス、大デュマなどを読みます。アメリカ文学だとポーがいちばん好きです。トウェインも好きです。日本の作家だと純文学と歴史・時代小説とライトノベルばかり読んでいるきらいがあります。司馬遼太郎はほとんど読みましたし、塩野七生さんの作品もほとんど読んでいます。今は北方謙三の水滸伝シリーズや三国志や史記にハマッテいます。純文学だと辻邦生や北杜夫、中村真一郎、村上春樹や宮本輝も好きです。ライトノヴェル系では田中芳樹の銀河英雄伝説やアルスラーン戦記は全部読んでいます。マヴァール年代記もです。栗本薫のグインサーガも好きで、全巻ではありませんが、100冊は読んでいると思います。実は2008年に手痛い失恋をしました。今も2008年の時とは違う相手ですが、実らない片思いをしています。カタルシスが得られるような作品が読みたいです。現代日本恋愛小説には物凄く暗い私ですが、村山由佳さんは非常に好きで大学時代に「天使の卵」を読んで感銘を受けて以来彼女の作品はほとんど読んでいると思います。島本さんの「ナラタージュ」も最近読んだものではよかったです。あと恋愛小説と言えるかどうかわかりませんが、林真理子さんの「みんなの秘密」も面白かったです。私の嗜好に会いそうな作品・作家を紹介してください。お願いいたします。何作でも何人でも構いません。多いければ多いほど頑張って読みます。欧州・米国のクラシック・ノベルやケータイもスマホもなかった時代を舞台にした歴史時代小説を読むのに疲れましたので現代日本恋愛小説で息抜きしたいと思うのです。