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ネジの締め直し回数
ネジを締め直しても良い回数を評価したいです。 どんなツールを使って何をチェックすれば良いか分かりません。 ネジはJIS規格に準じたオス/メスの鉄ネジである前提で教えて頂きたくお願いします。
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- Bluetears7
- ベストアンサー率34% (62/182)
車両のネジ・ボルトには全て規定のトルクをかけられて出荷されています。 なのでいったん外すと ほんらいは規定トルク値で締め付けるものなのです。 締め付ける工具は「トルクレンチ」という工具でネジ・ボルトによってさまざまな 大きさのトルク確認の工具があります。 例えば タイヤホイールの締め付けには 現在ほとんどのカー用品店 修理工場では 専用の「トルクレンチ」を用いて「規定値」で締め付けトルクを確認します。 ネジ類のゆるみより「締め付け過ぎ」があとあとのトラブルにつながりやすいです。 オイルフィルターのように手で締め付けてから四分の一回すとかではなく 回すトルク値を測る専用の工具を用います。それが「トルクレンチ」と言います。 トヨタのディーラーでは 体(手で)でトルク値を覚えないといけないようです (トヨタの工場 検定試験で・・)
- joshuatree
- ベストアンサー率30% (62/206)
難しい問題です。 ボルトを使用する条件に二つあります 1)降伏点以上の軸力で使用する場合 これは再使用は出来ません。ボルトは交換です。 また一回の大荷重による破断も当然使えません。 2)降伏点以下で使用する場合 ボルトが破断するメカニズムは (1)金属疲労 http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/fatigue.html (例えば鋼と言っても、鉄と炭素の合金で、その配合や熱処理によってその特性は変わります。そのほかいろいろな物とで合金になってますので鉄系金属と言ってもその種類は無限にあると言ってもいいのです。その金属材料によって金属疲労の特性は変わります。10年位前かな?日本機械学会が大規模な金属疲労のテスト場を作りました) (2)遅れ破壊 http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/50_1/041-044.pdf (3)応力腐食割れ http://jikosoft.com/cae/engineering/strmatf05.html (三菱のホイールの外れの問題はこれでした。現象そのものは存在することは分かっていても、まだ基礎データなど未解決な部分があり、日本機械学会が、三菱の事件を発端として基礎研究に乗り出しもした) 等があります。 さらに締め付けトルクと、軸力は摩擦係数が間に入るため、ばらつきが非常に大きいものです。潤滑剤を付けて絞めつけると、軸力が大きくなりすぎ大荷重による破断、金属疲労を起こしやすくなります。 部品納入時錆止めオイルは付着していませんか? 軸力の測定にはこのような物もあります。 http://www.just-ltd.co.jp/bumon/gizyutu/ompa.html 腐食環境にあれば(例えば塩水がかかるとか)、応力腐食割れも考慮しなければなりません。 多分気にしているのは金属疲労の事だと思いますが、ばらつきを考慮して、降伏点に達しないように、締め付けトルクを設定したとすると、余裕ができあまり問題は出ないと思いますが。(ボルトナットの焼き付きとか摩耗とかの問題の方が先に来ると思います。) その材料のS-N線図が入手できればいいし、疲労破壊を起こすまでテストをするのが正確かもしれません。) 問題が多岐にわたるため、良い回答ではありませんでしたが、ご参考までに
- eeb33585
- ベストアンサー率18% (283/1495)
ねじ締め付け力を測定する±ドライバーがあります。 通常のドライバーのようにネジを回していきます。 ドライバーの持ち手にトルク目盛盤(単位:N・m)がついていて、 トルクが測れるようになっています。 回転数は自分で数えます。 但し、M3以下の小さなネジで実際に使ったときの例です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考にさせて頂きます。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
専門家じゃないですけど、ネジの耐久時間というのは証明が難しそうですね。 まずネジそのものの「個体差」が大きいと思うし (ネジを作る方法も、みな違いますから) 精度の問題があるし…どれくらい正確さが出るかというと…。 ネジの素材そのものは、捻りモーメントとか、せん断破壊とか、いろいろとデータはあると思いますけどね。 実証実験しかないのかな?。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ネジそのものの個体差、については確かに難しいです。 もう少し考えてみます。
お礼
ご回答誠にありがとうございます。 少なくとも、答えはこうだ! と言うことは言えないことが分かっただけでも大変参考になるものです。 疲労破壊を起こすまでやってみればn=1と言えど目安くらいは当たりを付けれます。 本当にありがとうございました。