もしヤクザに覚醒剤を打たれたら・・・・・
ヤクザのビシネスモデルの典型は、覚醒剤中毒者に覚醒剤を売る事だと思います。誰かを拉致して強引に覚醒剤を注射して、禁断症状の出た中毒者に高額で覚醒剤を売ります。
こういう場合、直ぐに病院に行けば、禁断症状から助けてくれますか?「覚醒剤なんて嫌だ!止めてくれ!」と抵抗したのに力ずくで覚醒剤をヤクザが打ってきたって事情を話せば、医学に基づいた中毒治療に務めてくれますか?これは保険診療ですか?中毒者は2回目の覚醒剤服用を避けて、1回で覚醒剤を止めたいはずです。ヤクザから覚醒剤を買うなんて、嫌なはずです。でも、人間の意思を遥かに上回る禁断症状の強さが覚醒剤の特徴で、これが覚醒剤の違法性の根拠でしょ?
病院を通じて強要罪の容疑でヤクザを訴えれば、覚醒剤中毒から健全な体に戻す為の医療費をヤクザが払ってくれますか?どんな職業であれ覚醒剤中毒者の雇用なんて門前払い、即解雇だと思います。その収入減をヤクザは担保してくれますか?退職金なり雇用保険なり出ますか?ハローワークは覚醒剤中毒者の就職活動の相手をしてくれますか?
自分の意思に反したヤクザの強要行為だから、覚醒剤中毒者は被害者です。それなのに、何となく、覚醒剤中毒者は人間のクズみたいな風潮があるのなら、私は悔しいです。