どれだけできた物でしょうか?
壊滅状態であれば、基礎的な事柄以外のことを復習しようにも、難しすぎて時間の無駄となるでしょう。
理解しようと努力しても、自分の学力の数段上のことはどうにもなりませんし、やろうとしても膨大な時間が必要になるでしょう。
それだけ時間をかけても、難しすぎてさっぱり身に付かないでしょうし。
解答解説を読んで解るかどうかが目安かも知れません。
読んで、??????、という状態なら綺麗さっぱり忘れて、基礎の勉強の時間に充てる方が良いでしょう。
読んで、?、という状態でも、少し調べれば解ったなら、丁寧に復習しましょう。
> 英語の長文
単に単語の意味が判らなかったら読めなかったのかどうか。
まずは辞書を引き引き訳してみることでしょう。
そもそも、単語の意味が判れば英文が読めるのであれば、英語の勉強は不要なのです。
辞書引けば意味が判るのですから。
実際は、初見の単語の意味が判っただけでは全く意味が取れません。
まず、辞書を引いて訳してみることです。
それで正確に読めるなら、あるいは設問のポイントまで辿り着けるなら、きちんと復習しましょう。
> 数学はわからなかった問題の解説を一度見てから解いてもいいのか?
解答解説を読んじゃった場合は、解いた、というより、その通りに手を動かした、と表現する方が正しいでしょうね。
その通りに手を動かしてみることも必要かと思います。
ただし、それは解いたことにはなりません。
必ず忘れた頃に解き直すことです。それで解けるのかどうか。
勿論、解答解説で常識扱いされていることがいくつも解らなかったり、読んで手を動かしてみてもさっぱり理解できなかったり、という場合は、基礎の勉強に時間を当てるべきです。
基礎から簡単な応用までの問題(=公式や基礎的な解法の使い方の問題)が一通りスラスラ出てこないようでは話が始まりません。
国語は、おそらく古典については英語と同様でしょう。
現代文は、学力その物がどれだけか、です。
基礎から壊滅状態(センター試験過去問で八割取れないレベル)なら、「基礎的な解法」を「体系的に」まず身につける必要があります。
出口や板野や河合の入試現代文へのアクセスなどで基礎力を身につけなければなりません。
この科目、闇雲に問題を解いていったり本を読んだりしていっても、力はつきません。
現代文は中々伸びない、と言われますが、それは
1.上記のような基礎的体系的な教材をやってもいない
2.上記のような教材をやっても、理解吸収できる論理的思考力がない
の二つが理由かと思われます。
逆に、現代文は天才が居る科目で、できてしまっているのであればそれで良いと思います。
ぱっと復習してぱっと反省して、忘れた頃に解き直してどうか、で良いんじゃないかと思います。