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ロシアや米は事故を超えて原発推進してますが
ロシアやアメリカは原発事故があったらそれを教訓に技術革新をして原発を推進してますが日本は事故が起こったら安全でないとか言って原発から撤退しようとしています。 この違いはなんなのでしょうか? 国民性? マスコミ? 政治? 学者?
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- dspdsp
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やはり、「自分とこは大丈夫」というのがあるんじゃないでしょうか。 過去の日本でも、 スリーマイル島事故のときは、「ヒューマンエラーを誘発するシステムが原因。今は改良されているので大丈夫」としていました。 チェルノブイリのときでも、「旧ソ連型の原子炉は原理的に不安定。日本のは方式が違う」といって動かしていました。 今回も、「日本のように頻繁に地震は起きないし、津波の影響も小さいから大丈夫」としているのでは? でも、ドイツのように、長期のリスクを重んじる国では、脱原発の動きがありますね。 本当はどこの国でもみんな、できれば止めたい(必要悪だ)と思っているんじゃないでしょうか。 「仕方がないから動かす」という思いを持ちながら使い続けるのは、できれば解消したいですね。 科学を信じ、今回得られる教訓を生かして、なんとか安全に50年ぐらい稼働させて、その間に核融合等の代替エネルギーを開発し、ゆっくり止めていくのがいいと私は考えます。そのころには研究段階の「放射性核種の消滅技術」も実用化したいですね。
- ww8
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意味が分からないかもしれませんが、どの国も日本とほぼ同じ事情ですよ。 そもそも原発は「リスク」と「利益」を両方持つ人々が、両者を天秤に掛けて、原発推進か撤退かを判断するのがスジなのね。 ところが「利益」しか持たない人が推進を主張するのが目に付くのですが、それは単純なエゴの主張であり、迷惑な話であります。 原発利権者や原発作業員その他関係者が原発推進を主張するのは、彼ら自身の都合上では条理的とも言えますが、見方によっては見苦しい。 或いは一般人でも、恐らくは生活の質の低下を恐れる保身主義からの原発推進主張もあったり、、、最早その種の主張は正常な判断の土俵から逸脱した個人的利己主義の域に入ってます。 具体的簡単に言えば、それらの無関係者ではなく、原発立地の人々、つまり原発の地元の人々が原発の是非を決定するのが本意。 また日本における原発制度上もこの原則が貫かれてますので、それら地元が「リスク」と「利益」を天秤に掛けて判断するようになってる。 ところが福島原発の大事故が起こった為、「リスク」が甚だしく大きく感じられるようになり、同時に「リスク」を感ずる地理上の範囲が非常に拡大した為、「リスク」と「利益」判断に参加する人々の数が膨大に増加した。 この判断に参加する人々が増え、それらは「リスク」の拡大によって発生したため、概ね原発反対の方向の意向を持つ。 ↑ これが日本の現状ですね。 そして米国も他の海外でも同様ですよ。 どの国も原発の地元の一般人は「リスク」を大きく評価して反対の意志が強い。 だが中央政府や遠く離れた人々が原発を推進させる。 この辺、日本とほぼ同じ状況。 それと何か勘違いしているのかと思いますが、「現段階では」日本政府は原発から撤退しようとはしてませんよ。 もしそう思っているのであれば政治の読み違いです。
お礼
>、「現段階では」日本政府は原発から撤退しようとはしてませんよ。 そのぐらい将来性を考えた気骨のある政治家いるのかなあ、少なくとも口先ではすべての政治家はもう今から原発を作る選択肢はないと言ってますよ。 今こそ津波も地震も耐えうる最新型の原発に古い方を変えるべきだという素晴らしい政治家は誰ですか、誰も言ってません
- papapa0427
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ひととりみなさんのご回答をみさせていただきました。 私個人も今すぐ「脱原発」や「原発廃止」はできないと思います。ですが、忘れてならないのが核廃棄物です。原子力建屋を含む低濃度から高濃度の核廃棄物を安全かつ長期にわたって保管できるのか?まだどの国もやってないと思いますよ。広い国土をもっていれば、それも可能かもしれませんが日本は活断層やプレートに囲まれていますからねぇ。 日本には核廃棄物の保管施設はありません。仮にあったとしたしてもウラン235は1万2千年ウラン238は1万4千年の半減期です。つまり数万年たたないと核廃棄物は安全にならないんですね。 原子力技術が進んだとして安全に発電が出来るようになったとしも核廃棄物の問題は消えてなくなりません。プルサーマルで使用されるプルトニウムの半減期はさらな長いです。高速増殖炉の「もんじゅ」は冷却および熱伝導にナトリウムを使用しており、ナトリウムは腐食性が強い上に空気に触れただけで発火する危険なものです。 そんなこといったら自動車や飛行機はどうなんだといったご意見もあるでしょうが、あれらは一過性の事故ですよね。飛行着が落ちた乗員乗客が全て亡くなったとしてもそれだけですよね。想定外の事故が起きたときに今の技術ではどうしようもない事も現実でしょう。 原子力の技術が無くなるとのご指摘もありますが、実験炉だけは継続すれば良いでしょう。商用の大規模な原発さえなければ事故とは無縁になるでしょう。 原子力の研究も大事でしょうが、スマートグリッドや宇宙空間での太陽発電なんかは国境の問題がからんできますが、研究はされないでしょうか? もともと日本の原発が採用してる軽水炉は、軍用目的(原子力潜水艦)で作られたものを、大型にして商用に転化したものですから、安定性については疑問ののこる代物です。 日本の技術は「はやぶさ」がイトカワに行って帰ってきましたよね。独自の技術でも世界に遅れをとってはいません。危ない技術をどうして発展させない事が日本の技術低落になるのかがわかりません。危ない技術は他国に譲って、トリチュウム発電とか潮流発電や潮位発電なんかの技術を進めたほうがいいような気もしますが。 時間がかかるのはわかります。ですから今すぐ原発止めろとか廃止しろとか言えないと思うのです。ですが、原子力発電に未来があるのかというと現在は微妙になってきていると思います。
お礼
ご意見よくわかります。福島は将来にわたってもう住めないでしょう。そんな酷いことあるでしょうか、たしかに廃棄物の問題を考えると原子力から撤退すべきだと私も考えることがあります。 ・・だけどねえ・・むごい現実ではないでしょうか? 原子力だけを避けて科学進歩はないのではないでしょうか、まして実験だけとか理論だけなんて学問はありえないそうですよ。 原子力工学は原発や出来れば原子爆弾、原子力船と応用技術が付いてこないと学生も学者も予算もつかないそうです。 「ハヤブサ」の技術もどこかでつながっているんじゃないかなあ? 破れかぶれで原子力技術を続けて飛び抜けて世界一になり、 厄介な核廃棄物を宇宙の彼方に飛ばしてしまうなんてどうでしょうか? 竹島の海に捨てるなどけちなこと言わないで宇宙は無限です。 ものすごい船に乗せて永遠に飛ばしてやるなんてできないのかなあ どっちにしろ 残念ながら 科学の進歩を止めて日本は立ちゆかないように思うのですが どうでしょう
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
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実際にある原発とかで検査の作業したり(10年以上前) あと電力会社での仕事をしたりしていますので マスコミの情報のみならず多少なりとも現場を見ての感想です。 今回のECCSが動かないってありえない話が実際に起こってしまったのですから でも動いてたとしてもとかも考えましたけどね 実際に電力会社の力はありますよ・・・いい意味でも悪い意味でも
お礼
回答感謝
- mekuriya
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ロシアやアメリカだけでもない。中国やインドも日本の事故が教訓になったとして原発を推進しています。中国といえば2008年の四川大地震で7万人近い死者を出したほどの地震国です。中国当局が原発を推進する理由は、現状が石炭火力に依存しすぎていて、大気汚染公害などの環境問題があることと、石炭輸送が鉄道貨物輸送の50%を占めていて経済発展の障害になっているなどの問題を解決する為でもあるのです。インドもあまり報道されてはいませんが、地震国の一つです。ドイツは原発撤退と思われていますが、それは311以前から長年、環境省が脱火力の為に再生可能エネルギー開発を推進してきたからできることでもあります。脱火力が優先であることには変わりなく、脱火力ができるなら脱原発もやりましょうというのが元々の政策です。ドイツは311で脱原発を決めたわけではないのです。イタリアは元々原発依存度が低く火力依存度が高かった。原発を停止させたといってもたった4基しかなかったのです。それで電力不足に陥り、フランスやスイスから輸入しています。国によって国情がかなり違うのでエネルギー政策もまちまちです。 世界的に共通していえることは長期に渡って電力需要が減り続けている国など一つもないという事実です。化石資源の需給逼迫も深刻です。中東産油国の動乱、地球温暖化、新興国の需要増大。 火力発電所の排出する温室効果ガスが地球温暖化を促進し、冷房需要を拡大させる。それで火力発電所を増設すれば悪循環に拍車を掛けることになる。 世界的なトレンドとしては脱火力です。 ちなみに日本は原発から撤退しようとはしていません。菅総理は脱火力を主眼として再生可能エネルギー推進の立場であって脱原発宣言などしたことはない。ただ世論に配慮して、原発にテストを求めているだけです。反原発派が躍起になって脱原発ムードを演出しようとしているだけなのです。 反原発派は視野が狭すぎる。日本だけを見て世界を見ない。原発だけを論じてエネルギー政策を論じない。 京都議定書をまとめ、2年前には鳩山元首相が温室効果ガス排出25%削減を謳った日本が火力推進など、ありえない選択肢というほかない。 食糧の60%、資源のほぼ全量を海外からの輸入に頼る日本が国際社会を裏切って国が成り立つわけがない。 地球温暖化、食糧危機、資源危機、電力危機は世界的に深刻な問題となっている。日本は国際貢献を求められている立場であることを忘れてはいけない。 国民性なのか、マスコミも学者も政治家も揃いも揃って視野が狭い。だから菅政権が何をやろうとしているのかも理解できないのです。
お礼
私も原子力技術は衰退せせるべきではないと思います。 でも民主党も自民党も真意は別として脱原発当たり前のように言ってます。 マスコミはもちろんですね。
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
- ベストアンサー率28% (624/2203)
でも震源地に近い女川原発がなんとかなったのに福島原発がこのような事故になったには、 多少なりとも設備とかメンテナンスとかもしかしたらなんとかなったかもしれないとかの話はあまり 問題視されていないですよね?(多少はありましたけど) そもそも機械はちゃんと整備してないと技術はなんとかなっていたとしてそれ以前の問題かもしれませんね
お礼
わたしもそうおもいます。 技術ではなく技術集団を動かすガバナンス(システム)に違いない。 私も技術系ですが最新の機器を置くか決めるのは文系上司です。 技術者は不器用ですから目の前の技術だけですね 全く回答者様のご指摘に賛同します
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
- ベストアンサー率28% (624/2203)
脱原発・・・人気取りみたいな感じもありますけどね かと言って簡単に原発容認するのも難しい たしかに問題は積算される問題があるとは思います。 核廃棄物の処理とか でも現状の技術で賛同できないものは NOX燃料は、賛同できない 高速増殖炉もあまり賛同できない たしかに技術革新で問題点を克服しないといけないと思います。 先送りしてもしょうがないですから 原発を辞めるなら徐々に停止 条件として 電力の高効率使用 発電の高効率利用 電力を使わない方向 原発に変わる発電方法の確立 あと国が国がって言いますけどその国の予算は税金ですので使うなら有効に使って欲しいですね あと電力会社の特権、利権を考え直す方向も考えないと
お礼
おっしゃることごもっともたしかに悩ましいですね、でも科学技術に休憩はないですよね他国に抜かれますから。 私はやっぱり 安全な原発の開発に尽きると思いますよ。 原子力をコントロールするのですよ、乗り越えるしかないと思います。 回答者様とほぼ同じ意見なのですが最後の電力会社の特権を直せ・・ ちょっとマスコミにあおられ過ぎではないかな? 東京電力解体!! お気持ちはわかりますが、電力は必要ですよね、解体して新しい電力会社システムをどう組み立てますか? 今より良いシステムにできるとは思えないのですよ。 特権天下り利権、直さないといけないですね、、でも、、民主党の天下り廃止でわかるように治せるものなら治ってると思うのですよ。 結局国民意識民度の問題ではないでしょうか
核兵器や放射性物質が関わる兵器を公に所持し、開発や医学研究を行っているか否か、の違いもあるでしょう。
お礼
たしかに軍事産業の度合いはあるでしょうね、日本は平和利用だけですからね。 でもその平和利用でも原発技術があるから北朝鮮がよこしまな野望を持っても日本はその気になれば軍事転用できるとか言ってましたよね。 医学開発のためにも原子力技術をとめてもいいのでしょうか 多分 原発は作らなくても原子力の学術開発は続けるとか言う人がいるでしょうが分野がなくなれば人材も居なくなるでしょう
- 藻黒 知恵蔵(@ameru1999)
- ベストアンサー率28% (624/2203)
個人的には、「より安全な原発」って思うんですけどね 撤退するならば電力をどう確保するかでしょうね 私としては稼働中の原発のチェックと安全性の設備投資はして欲しいですね 本来なら古い原発は廃炉を視野にいれて新造していく・・・理想ですけど ちなみに原発の心配は、10年以上前からしていました。 実際に仕事で行ったし・・・
お礼
全く同感です。どうして原発イエスかノーかみたいな極端な選択に持って行くんでしょうね。 技術的にはコントロール可能だと思います。 問題はガバナンスですよね。 技術は乗り越えなくては進歩はないと思います。
- fisker
- ベストアンサー率31% (103/324)
一番の違いは、社会がリスクと向き合うカルチャーを持っているか否かという所だと思います。日本は安全、つまりリスクの低い社会ではありますが、老衰以外で命を落とす確率という意味ではロシアやアメリカと比べて極端に低いわけではありません。また、リスクを定量的に評価すれば原子力発電によるリスクは今回のような過酷事故を想定したとしても他のリスク要因に比べて特に高いわけではなく、これは日本でも他国でも同様です。 日本では、人が死ぬリスクを数値で比較するような議論は忌避される傾向があり、「ゼロリスク」などという達成不可能な目標を追求することを国民が求め、政治家や事業者もそれに迎合して「安全神話」を築いてきました。原子力政策に限らず、防災計画や食品衛生についてもリスクを定量的に評価して総合的な人的被害を最小化するような議論は後回しにされがちで、目先の「安心感」ばかり追求して実際の「安全」に関わる合理的なリスク低下対策は得てして不十分です。 これは国民性もあるでしょうが、他の先進国の多くは核兵器を含めた軍備を持ち、核戦争まで想定した危機管理体制を構築せざるを得ないというところが大きいと思います。個人的には日本の核武装には絶対反対ですが、危機管理については武力攻撃や原発事故を想定して冷静に分析する態度が国民にも政治家にも必要だと考えています。 その上で総合的にリスクを評価すれば、現時点で原子力発電を推進するという判断は十分合理的だと思います。日本はエネルギー自給率が極端に低いことを考慮すれば、原子力を放棄することによるリスクはアメリカやロシアより遙かに高いでしょう。
お礼
>一番の違いは、社会がリスクと向き合うカルチャーを持っているか否かという所だと思います。 本当にそうですね。私も全く同感です。 理路整然とした文章だと思いますがなにぶん私は学がないので文章が判り難くて往生しましたよ。 原子力を推進するお立場私も同感です。 ところで私は日本の核武装に必ずしも反対ではありません。 損得はあるでしょうが日本だけが核武装してはいけない理屈はありません この点を除いておっしゃることそのとおりだと思います
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お礼
>なんとか安全に50年ぐらい稼働させて、その間に核融合等の代替エネルギーを開発し、ゆっくり止めていくのがいいと おっしゃるとおりですね、50年くらいですよね、確かに脱原発とか極端なことは出来ないと思います。 技術は乗り越えないと意味が無いし現在の原発を安全停止する為にも原子力技術は必要ですからねえ。 ドイツは脱原発といいますが国境を接するフランスがどんどん作っているので川向こうに原発がある・・って感じですよね。 日本だって中国がどんどん作るらしいので川下の日本がやめても意味が無いかもしれませんね。 結局は安全な原発、でもそんなのあるんでしょうか? この問題は難しいですね