接客中の戦争話
こんにちわ。
くだらない悩みかもしれませんが、どうしても自分の中で上手く処理できないので相談したくて書き込みました。
私は接客業をやってるんですが、終戦記念日から自衛権問題等で未だ戦争の話が収まらないので今でも続いてるんですが、お客さんでしつこく戦争の悲痛さを訴え、話をちゃんと聞かなければ「これだから最近の若者は、戦争の悲しみがわからんのか」と言ってくる中高年が増えています…。見た目の年代からして団塊の世代あたりで実際に戦争を経験した人とは思えませんし、本当に戦争の恐怖を体験した人間とはかけ離れた軽々しい口ぶりに思えます。
商品に関係のない話ですし、私以外のスタッフは「変なジジイだよね~」「適当に相槌うっておけばいい」と特に気に病んではいないようなんですが、そういう子は上手く相槌を打って話し相手になるので説教になったり、「今の若者は冷酷だからの」と嫌味を言いながら目の前で涙ぐんだりとかはされません。
ですが、私はそういう「戦争の辛さ」をしつこく訴えられると動揺してしまいます。祖母は戦争で怖い思いもし、家族も亡くなって、女学校で「女の子が逃げ遅れたら必ず強姦される」と言い聞かされてきていたと言い、今でも戦争と聞くと人が変わるほど怖がります。どうしてもそれを思い出すと気分が悪くなってしまいます。
「今の若者にも戦争の恐ろしさを知らしめなくてはな」という意識で本当に怖い戦争の話を、すぐ戦争を体験していない若者だと思って対して執拗に話すのは無神経だと思ってしまうんです。
とはいっても一応商品を買っていく客ではあるので「うるさい、ジジイ」「二度と来るな」なんていうわけにもいきません。
なので「後ろのお客様がお待ちですので、すみませんねー」と話を切り上げさせたんですが、それ以降その老爺から、私が戦争に向き合わないケシカラン若い店員がいると噂でも広まったのか、その人を中心に「あんたにも戦争の辛さをわかってもらわなあかんね」「本当にあったことなのに、冷たい子やね」といちいち言ってきます…。
これを読んだ人の中にも「いや、お前が戦争の話を真面目に聞かないから、悪く思われて当然だ」と思う人もいるのかもしれませんが、私としては真剣に考えているからこそものすごく気分が悪くその人たちが視界に入ってきただけでぞわっとして辛いです。
話が長くなってしまったのですが、ネットなどを見ているとそれなりに、真面目な人や社会問題に関わっている若い人にも、とにかく若いというだけ、ゆとり世代だというだけ等の理由で「最近の若者は戦争や政治に対して無関心すぎる」「戦争を経験していない若者はこれだからダメだ」と言われている人がいるようなので、私と似た経験をした方はいるのではないでしょうか。
「接客業なんてそんなもの、スルーすべき」というのが正しいのでしょうが、こういった言葉を安易にかけてくる人にすぐ動揺してしまったり、怒りを感じたり(「どうしてこんなひどいことをしつこく言ってくるんだ!!」と思ってしまいます…)、といった気持ちを処理する方法が知りたいです。また、こういう人が余計なことを言わずにすぐに買い物して去っていってくれるようなよい一言などないでしょうか。
「そうですね」とか言っても「あんたには戦争のことをもっと知ってもらいたいから、今度の休みを教えなさい。僕たちが話をしてやる。」と言ってくるので無視も承認も拒否もろくな結果になりません。