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映画
エンターテインメントでアニメ,ドラマ,バラエティ,とカタカナだけ書きますが、なぜ映画だけはシネマとかムービーとは呼ばないのでしょうか。
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- born1960
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例に挙げられた前者3つはすべてTV番組です。日本のTV放送はおよそ70年の歴史です。 実際にTV放送が本格化したのは昭和30年代に入ってからですね。50数年の歴史だと思います。 TV放送が本格的に始まって、最初の時点でアニメやドラマって言葉で表現されていたのでしょう。 バラエティに関してはあまりにもジャンルが多いので十把一絡げでバラエティって呼ぶのでしょう。 アニメーションを日本語にするなら「漫画映画」でしょうか。「ドラマ」は「劇」、「バラエティ」は「娯楽」とでもいいでしょうが、今の時代ではもう一つピンと来ませんね。TV業界ではプロデューサーやディレクターといいますが、映画界ではそれぞれを製作、監督と呼びますし。 映画もたしかに海外からのものですが、最初は「活動写真」略して「活動」って呼ばれていました。 これは英語のモーションピクチャーの直訳ですね。 その後「キネマ」や「シネマ」などとも呼ばれていましたが、キネマはギリシャ語から、シネマはフランス語からです。シネマは「死ね」という言葉が忌み言葉として避けられた歴史もあるみたいです。 またムービーの場合は動くという「ムーブ」から派生した言葉です。いまでもムービーという言葉よりも、モーションピクチャーという言葉を好むアメリカの映画会社もありますね。 厳密に言えば日本で上映されている映画も、「アニメ」もあれば「ドラマ」もあれば「バラエティ」もあると思います。が、しかし、映画をそのように区分けすることはあまり意味もありませんし、映画という素晴らしい日本語がある限り「シネマ」「ムービー」「モーションピクチャー」などと呼ぶ必要はないと思います。