Q、犬は教育で鳴き止むものでしょうか?
A、難しいが不可能でもない。
1、吠えれば遊んで貰えるので吠えている。
2、廊下に隣人の気配を察知して吠えている。
犬が吠えるパターンは、大別するとこの二つです。前者は、「吠えれば良いことがある」を学習して吠えている例。後者は、「追い払うには吠えるのが一番」と学習して吠えている例。
犬は、幾多の経験の積み重ねと本能との合わせ技で双方のパターンを学習・習得します。つまり、体験と本能とを源泉に犬は吠えている訳です。人間の中にも、自らの体験に固執して人の意見に耳をかさない人物がいます。犬は、この手の人物よりも始末に悪いと言えるかもしれません。なぜなら、人の意見を聞くという脳の機能そのものを犬は持たないからです。犬の大脳新皮質は未発達で前頭葉も人間の僅かに7%。ですから、犬は、体験と本能とのよって習得した吠える習慣ってのを<人が意見したり叱ったりしても>簡単には改めません。
なお、教育内容としては、前者は「吠えても良いことは起きない」を体験学習させること、後者は「人・犬・音に慣らす」です。
>ならどのようなショップに連れていけばそのようなことが・・・
「座れ、待て、伏せ」等のコマンドは、ドッグスクールで教えることも可能。でも、「吠えるな」を教えるのは無理です。質問者のお子さんに算数や国語を小学校で教えるのは可能。でも、お子さんに生活習慣を教えるのは不可。それを教えるのはそれぞれの家庭であり親の責任。これは犬でも同じ。やはり、犬に生活習慣を教えるのは訓練士ではなく飼い主。まあ、「この親にしてこの子あり」、「この親にしてこの犬あり」ですよ。ですから、隣人をドッグスクールに連れて行くのが先決。
>近隣のコミュニケーションを取ったことがない・・・
なにやかや言っても、一番の問題は近所付き合いの不足だと思いますよ。犬の鳴き声を単なる生活音として流せるのか?それとも騒音と感じてイラ付くのか?それは、隣人との関係抜きには語れませんよ。
「キャンキャン、キャンキャン、鳴かせて。いい加減にせんね!」
「あんた、ドッグスクールに行って性根を入れ替えてもらわんね!」
こう言える関係にでもなれば、一件落着だと思いますよ。
この回答が参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございました。すごく具体的で参考になりました。 私より年が上の方のようなので正直、こういう時にいきなりコミュニケーションを取るのは難しいでしょうが。