>ラジオの(AM・FM共に)受信感度が悪い場合、ラジオアンテナを長いものに変えれば、良くなるのでしょうか?
基本的には、長い(大きい)方が感度が上がります。
が、長さは「対応周波数帯によって、比例」しますから「むやみに長くしても意味が無い」です。
>ブースターを入れないと、効果がないのでしょうか?
ブースター云々よりも、アンテナ線とアンテナ線とラジオの接続部分を確認した方が良いです。
質問者さまの場合も(推測ですがFMは正常で)AM感度が低いのだと思います。
この場合「単純にアンテナ線が確実に固定していない」場合が多いのです。
(外車の場合、案外多いのです。アンテナ線を固定しているネジを締めるだけで治る場合があります)
自動車の場合「AM/FMとも、同じアンテナ」を用いています。
AM専用のアンテナは、自動車内では物理的に意味がありませんからね。
ですから、自動車用ラジオには「AM専用コイル式アンテナは無い」です。
金属製自動車車体が、電波を分散するので「社内には、微量の電波しか入らない」ですからね。
(電波は、窓から入るしか無い)
そこで、車外にアンテナを出して電波を受信します。
>純正でラジオのアンテナが短い場合、既にブースターが入っているらしいですが、その通りなのでしょうか?
通常は、ショートアンテナが純正の場合はブースターが標準で入っている場合が多いです。
ですから、新たにブースターを取り付けても意味がありません。
>同じメーカーでも、オーディオよりナビのほうが、受信感度が落ちるということはあるのでしょうか?
基本的には、ありません。
ナビの電波は、アメリカ国防省が運営している軍事衛星から民間用に開放した電波です。
つまり、常時「頭上・宇宙から電波が届いている」のです。
北海道に居ても沖縄に居ても、同じ電波を受信する事が出来ますよね。
ところが、オーディオ用の電波は「地上の送信所から電波が届いている」のです。
地上は、電波にとって障害物が多いので受信感度は低くなります。
ただ、先に書いた様に「ナビ電波は、アメリカ国防省の軍事衛星」です。
軍事的な目的で、アメリカ軍が感度を意図的に下げる事もあります。
(中国・ロシアは、軍事対抗上別のナビシステム構築に必死です)
意図的に下げると、オーディオよりもナビの受信感度が下がります。
>ナビだとVICSも受信し、それをナビ内部でラジオとVICSに電波を分配するため、ラジオの感度が落ちてしまう、とうことはあるのでしょうか?
基本的に、ありません。
ナビの周波数、VICSの周波数、AM/FMラジオの周波数は「全く別物」です。
(VICSは、FM放送ですがね)
電波を分配する事で、感度が悪化する事はありません。
例えば、地デジ放送を考えて下さい。
UHFアンテナからは、画像電波と音声電波が一緒に入っています。
(画像・音声別々にアンテナは立っていません)
TVで画像電波と音声電波を分離しますが、画像が悪い+音声が悪い事はないですよね。
自動車の場合も、同じ事です。
まぁ、感度の良いアンテナを用いる事です。
ショートアンテナでも、まったく効果が期待できないアンテナが販売しています。
安かろう悪かろうというアンテナが多いのも、残念ながら多いのも事実です。
お礼
以前、カロのオーディオを使っていたことがあり、そう言われると良かったような記憶もあります。 といっても、そのために買い替えるのも躊躇します。 ありがとうございました。