お買いになったバーベナの品種はおわかりですか?バーベナには、宿根草と一年草と両方あり、宿根草でも園芸品種で1年草扱いにするものもあります。
バーベナの場合、宿根という言葉は本来の意味ではなぃ全然別の意味で種子繁殖系と栄養繁殖系を区別するため栄養系のバーベナを宿根バーベナと呼んでいます。以上は流通名”宿根バーベナ”ですが、和名”シュッコンバーベナ”と呼ばれる耐寒性の強い原種”リギダ”やバーベナ・テネラという耐寒性品種もあるので混乱します。
”リギダ”は南アメリカ原産の多年草で英名をバーベイン(vervain)といいます。
現在、ホームセンタや花屋さんで売っているのは、栄養系のバーベナが主です。
最近はやりのタピアンも一応宿根草になっていて、関東以西では冬越しできます。花期は3月から11月に成っていますが、温度が低い今年は、花付きが悪いようです。
お買いになったのが苗が栄養系であれば、この苗は9月に種をまいたものを温度管理したもので、一般家庭では、今年は花付きが悪いと思いますが管理次第で十分越年します。
お買いになった株ですが、つぼみから花が咲かないということなので、まず考えられるのは活着不良。植えつけた時の根が周りに伸びられずに傷んでくるとてきめんに弱ります。
あと、肥料を多く混ぜすぎた場合。地上でしたらよほどの痩せ地で無い限り肥料は必要ありません。
コンテナー植えにする場合は、植付け時に少し緩効性肥料を与え切り戻し時に液肥1000倍液を与える程度とします。多肥では花が咲きません。
ただし、高温多湿の7~8月は追肥を行いません。
あと日光不足。日当たりを好むので、日当たりのよい戸外が適していますが、観賞する時は明るい窓辺でも管理できます。日光不足では花が少なくなり茎葉も枯れてきます。越冬は霜除け程度で容易です。
15℃あれば冬でも開花します。
お礼
詳しい説明とURLをありがとうございます。 花屋さんで冬越ししないと言われ、自分の愛読書には一年草と書いてあったのですっかりあきらめていました。 元肥入りの土に少し粒状の肥料を混ぜてしまったので肥料が多すぎたのかもしれません。家の構造上戸外では一日中、日光の当たる場所が無いのですが、2Fの窓辺が一番日が入るので試してみようと思います。