坐薬を入れるのに、深さというのは基本的にありません。
肛門から坐薬が出てこなくて、ちゃんと中で溶けてくれればOKなのです。
kyaezawaさんの回答の通り、
「坐薬は指先又はティッシュペーパーでつまみ、肛門内に十分押し込む」。
これを実行してください。
初心者の方は、ティッシュペーパーでつまんだほうが入れやすいです。
また、奥のほうまで押し込んだつもりでも、手を離すとすぐに出てきますので、
「入れたあとはしばらくの間肛門を押さえる」。
これも実行してください。
坐薬を入れたら、最低15分は、トイレに行かないで下さい。
そしてできれば、その間横になっていたほうが良いと思います。
(動いていると、出てきそうな感じがするし、浅くしか入っていなければ、肛門の入り口付近で溶け、下着が汚れます)。
ちゃんと中で溶けさえすれば、浅いところで溶けようと、深いところで溶けようと、効果は同じです。ある有名な病院の名医に教えて頂いたので、間違いないと思います。
私は、昨年、初めて坐薬を入れるのを経験したばかりです。
自分自身でもしましたが、母へも入れました。
初めての時は、怖くてなかなか入れることができませんでしたが、もたもたしてるとじわじわ溶けてきます。
だからコツとしては、サッと入れることです。
病院の看護婦さん達は、上手にサッと入れられますが、あれは、”慣れているから
”ということだけではなく、坐薬の先端に、サッと入るようなクリームを塗って入れられるからです。
家で自分でする時は、そのクリームを頂くことができませんので、慣れていないと、サッと入れたくてもなかなか入らないものです。
どうしても入らないときは、薬局屋さんに行くとそのクリームが売っていますので、購入されてみてはどうでしょう。
(ちなみに、そのクリームの人体への影響は全くありません。塗っても塗らなくても効果は全く同じです)。
くどいようですが、坐薬を入れるのに妥当な深さはありません。
深い位置で溶けても、浅い位置で溶けても、坐薬が回る道は決まっていますので、肝臓の代謝を避ける為に…とか、吸収特異部位があるから…とか、考える必要はありません。
そして、坐薬の効果は、多少個人差はありますが、約15分で全て溶け、効果が出てきます。