no1です。
以下では質問にある通り、個々の筋肉について回答しますが、
そもそもランニングは全身の運動なので、
上腕二頭筋とかふくらはぎをピンポイントで鍛えるとか鍛えないとかではなく、
全身をまんべんなく鍛えてください。
それを踏まえたうえで、個々の筋肉について回答します。
◆しておいた方がいい筋トレ
あえて「これ」と挙げるとすれば、腹筋と腰の筋肉です。
長い距離を走っていると、だんだん「へっぴり腰」になってきますが、
これは腹や腰など体幹の筋肉が弱いからです。
ただ、腹筋とは言っても、2種類あります。
1つ目は、いわゆる腹筋。割れるとか割れないとか言うときの腹筋です(腹直筋)
2つめは、インナーマッスル。腹斜筋、腸腰筋、大腰筋などです。
(厳密な区分ではありませんが、インナーマッスルとしてくくられることが多いです)
そのうち、どちらかといえばインナーマッスルが重要です。
インナーマッスルは、姿勢を保つのに必要な筋肉です。
老人の腰が曲がるのは、このインナーマッスルが弱るからですが、
老人だけでなく、基本的に日常生活で姿勢が悪い人は、皆このインナーマッスルが弱っています。
逆にぜんぜんムキムキではない人でも、
例えば茶道などで常に背筋を伸ばしている人は、日常的にこのインナーマッスルを鍛えていると言えます。
インナーマッスルの鍛え方は、言葉だけでは説明しにくいので、
「腹 インナーマッスル」などでググってください。
画像や説明図付きで、解説しているサイトがたくさんあります。
ただ、特別鍛えようとしなくても、
走っていればそのうち自然と鍛えられますので、
それほどシャカリキになって、取り組む必要はありません。
◆負荷について
負荷は軽い方が、これらのインナーマッスルも鍛えられます。
また軽い負荷で、多くの回数をこなすことで、筋肉のスタミナもつきます。
とはいえ、競技に出るわけではないのであれば、さほど神経質になる必要はないので、
自分の好きな負荷でやっても結構ですよ。
◆上腕二頭筋について
必要かと言われれば、必ずしも必要ではありません。
鍛えて損をすることはありませんが、とくにタイムが良くなるわけでもありません。
ただ、上腕二頭筋ピンポイントではなく、多少腕や肩の筋肉は必要です。
走るときには腕を振りますからね。
◆ふくらはぎについて
ふくらはぎの筋肉は、地面を蹴るときに必要なものですから、
鍛えないほうがいいなどということはありません。
お礼
ありがとうございます、低負荷高回数は遅筋ですよね、勉強になりました。