地震、津波の被害は天災被害です。ある意味運命です。
でも放射性汚染による避難は、人災です。
人災である以上、当事者及び各方面に責任が発生し補償も必要です。
東電及び監督官庁等は政府側は、絶対安全・安心と原子力発電事業を推進しました。
そもそも地震に弱いマークIという原子炉を地震国日本になぜ導入したのか?という時点から今回の深刻事故が始まり、わざわざ津波に弱い地下に非常用発電設備を設置した、以前から全電源喪失の危険性を指摘され、メルトダウンに至る深刻事故の可能性を指摘されても、すべてあり得ないという科学的根拠もないままに、改善改修されることもなく、大津波の想定も低いまま、防波堤も脆弱なまま放置されました。これすべて費用が惜しいということです。おまけに全電源喪失時の想定訓練すら行われること無いままにです。
その後も貞観地震(じょうがんじしん)の大津波来襲という歴史的事実を2009年に知らされても、
認めることなく、ついに3月11日の大地震・大津波を迎え、全電源喪失、メルトダウンが起こるべくして起きました・・・・・
そして被害を大きくしたのが、”原子炉は健全で堅牢”“ただちに健康に影響はない”の名言?!をあの枝○さんがくり返し、避難中の国民をいたずらに被ばくさせました。
東電は、当然放射性汚染・被ばくに対して補償するべきですが、それを認めることは、かつての原子力推進者や現推進・管理監督責任者の責任問題に発展してしまいます。すべては、小さく小さく、大したことではないように、できればなかったこととして処理したいのです。
本題に戻り、ホテル代ですが、ヂーゼル発電機すら惜しんだ東電が、どうぞどうぞお泊りください、とは言わないでしょう。ハッキリ・キッパリと云うのは、”電力料金値上げは権利です”ということだけです。電気事業者が電源喪失し、送電もできず、深刻事故を招くという、電気屋としての義務をはたせずに
権利を要求する。それが東電であり、避難民は被ばくしようが野宿しようが気にしていないのです。
お礼
お礼が遅くなってすみません。 もう、回答来ないかなと、思い込んでしまいました。 ごめんなさい。 なるほど、「かつての原子力推進者や現推進・管理監督責任者の責任問題に発展してしまいます。すべては、小さく小さく、大したことではないように、できればなかったこととして処理したいのです。」ということですか。良く解りました。 しかし、原因者負担という原則を守れなかったら、東電は、当事者能力がないということになり、新しく原発を計画しても、この様な責任の取り方では、現地の人は、恐ろしくて、無責任では、誰も聞く耳持たず、新たな計画は、成立出来る訳ないではないですか。 東電は、ジリ貧にならざるを得ない。 こんな常識も、持ち合わせていない、そういう人たちが、経営していたのですね。 もつとも、東電は、5年ぐらいしたら、国民はこの事故を忘れてくれると思っているのかも。 それは、甘い。この無責任な対応を、国民は、語り継いで、忘れないでしょう。 東電は、今は良いけど、将来は、詐欺まがいの、無責任な会社として、国民は、誰も、相手にしなくなります。 当事者として、保証漏れの会社だから。 将来計画が、立たなくなれば、潰れているのも同じです。 誰も相手にしない会社になるかもしれないと言う、レッテルが確立していく。 東電に、言うべき言葉もありません。無駄なようだから。