原発事故 政府はどうして呑気にしてるの?
日本政府は半径20キロ圏内の避難、20~30キロの屋内退避指示。
米国政府は約80キロ圏内に避難勧告。
この違いって何?
日本政府は「そんなに大した事故じゃない」「大丈夫」「念のため」と本気に思っているのでしょうか?
それとも「隠蔽体質」からくるものでしょうか?
米大統領、声明で「周辺住民に著しい危険」 「日本は独りぼっちではない」全面支援
【ワシントン=佐々木類】オバマ米大統領は17日の記者会見で声明を読み上げ、東日本大震災に伴う福島第1原発事故の影響について「原子炉への被害が原発周辺の住民に著しい危険をもたらしている。日本を支援すべき重大な緊急事態だ」と述べ、原発事故が深刻な事態を招いているとの認識を示した。
また、「米国民の安全を守るため、われわれは日本の原発事故から教訓を学ぶ責務がある」と述べ、原子力規制委員会(NRC)に対し、米国内に104基ある原発の安全性に関して包括的見直しを指示したことを明らかにした。
ただ、原発事故の米国への影響については「米本土西海岸、ハワイ、アラスカなどに有害なレベルの放射性物質が到達することはない」と述べた。
大統領は「今回の大きな試練で、日本国民は独りぼっちではない」とも強調、全面的に協力する姿勢をあらためて示した。
この日の会見は南米訪問に先立ち、ホワイトハウス屋外のローズガーデンで、東日本大震災についてのみ言及する形で行われた。
大統領は、米政府が16日に同原発の半径50マイル(約80キロ)以内に住む米国人に避難勧告を出したことにも言及。「慎重な科学的評価に基づいて決定したものだ」と語った。
これに関連し、ホワイトハウス高官は17日、「オバマ大統領は日本が事態の深刻さに気づいていると確信している」と述べた。
この発言は、米国が約80キロ圏内に避難勧告を出したのに対し、日本政府が半径20キロ圏内の避難、20~30キロの屋内退避指示を出したままで、事態の認識に重大なズレがあることを懸念していることの裏返しといえる。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110318/amr11031806480001-n1.htm