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強盗殺人など
どうして強盗殺人と保険金殺人だけが飛びぬけて重い刑罰になってるんですか。 人を殺したことを罰するなら動機の部分をあまり大きく斟酌するのはおかしいと思うのですが。 金目的で人を殺したから、というのと、あのやろう気にいらねえから殺した、 というので量刑に差が出るのは理解できません。 昔、尊属殺人という憲法違反の法律がありましたが、 強盗殺人や保険金殺人もレベルの差がありますけど同じにおいがします。 おかしい考え方でしょうか。
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違法性については色々な考え方があります。 多数説は、法益侵害と、法益侵害に至った 動機などの態様の双方を併せて評価します。 法益侵害という点からは、人を殺したという点 では同じですから、同じ量刑にならなければおかしい ということになります。 しかし、法益侵害の態様を併せ考えると話が 違ってきます。 極端な例が、過失と故意です。 双方とも、法益侵害という点からは同じですが、 態様から言えば、違法性の程度が違う、とされるのです。 それで、現代では、あの野郎気にくわない、というのと 金目当てでは、後者の方が、態様において悪質と されているのです。 あと、危険性、ということを考えて下さい。 金は誰でもある程度は持っています。 だから金目的の強盗は誰でも被害者になり得ます。 社会からみれば危険の度合いが大きいのです。 これに対し、あの野郎気にくわない、てのは 危険なのは、あの野郎だけです。 他に人にとっては危険ではありません。 そういう違いもあるのです。
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- rowena119
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法学部で法律を学んだ、法を犯しているほうが多い男です。恐らく、動機の違いではないでしょうか。何らかのつながりで恨んで殺すのと、自分の欲望のために、何ら関係ない人を殺すのでは、情状酌量の余地が違うように思いますが。私は死刑賛成論者です。