• 締切済み

学科選びに迷っています。工学部志望です。

高1の時にここで2度質問したことがあります。今、高3になりました。 九大工学部志望です。(高1の時は芸工志望でしたが、今は変わりました) 高1当時の僕はいっぱいいっぱいで、搭載エンジンの小ささに悩んでいましたが 僕なりに頑張った結果、進研記述・マークドッキング(高2最後に受けた模試)での九大判定はBでした。(広大・熊大・同志社A) 今一歩、足りない理由は地理の偏差値が記述・マークとも40くらいだったことと、国語の記述式が51しか取れなかったからだろうと思います。 これから約7~8ヶ月で何とか克服しようと思っています。 志望大学と学部は決まっているのですが、学科をまだ決めかねています。 僕は物を作りたいと思っていたので、外枠を作るなら機械かな~と思っていました。 その一方で、電気にも興味があります。九大の機械は機械航空工なので、難易度が高いのです。だったら電気情報学科の方がいいのかな、と思っていた矢先、 東北大震災が起こり、原発事故が起こり、これからのエネルギー対策にも興味が湧きました。 九大にはエネルギー学科があります。こちらも選択肢に含めたい思いも起きました。 そこで社会人の皆様にお訊ねしたいのですが、機械と電気とエネルギーについて、何かご存じのこと、例えば、面白い話や、「こんなの、知ってる?」な話、将来的な展望や高校生が知らないようなワクワクする話などを教えていただきたいのです。(キツイぞ、辛いぞ、の話でもいいです。笑) 正直、僕はこれら3つの学科、どこに行ってもいいな~と思っています。 難易度は、パンフレットによると機械航空工、電気情報、エネルギーの順で高いようです。 面白い話が聞けると嬉しいです。カテゴリが違っていたらご指摘お願いします。

みんなの回答

  • snaporaz
  • ベストアンサー率40% (939/2342)
回答No.2

お、排気量の彼ですか。お久しぶりです。がんばってますね!すばらしい。 九大工学部は第三志望まで書けることはご存知ですよね。幸いにして「どれにも興味がある」のであれば、ぎりぎりまで決めなくてもいいんじゃないですかね。センターの結果とその時点までの二次力の仕上り状態で決める、ということで。もちろん志望順位の高いほうが優先なので、その順番はじっくりそのときに考える。大昔の話ですが友人にも九大工学部に第二志望で合格というひとはかなりいたので(私は福岡出身)、そのあたりはフレキシブルに考えておくほうが勝算は上がるでしょう。 というのも受験テクニックの話で味気ないので、いちおうお勧めを言っておくと、機械航空ではないでしょうかね。 私が学生だったころ花形だった電気電子は一時期大きく落ち込みました。過当競争で「技術の単価」の維持が難しくなったからです。新技術はあっという間に陳腐化する。最近は沈静化したのか、電電人気も復活気味という印象です。ただし安定した就職先であった電力会社のニーズは落ち込むでしょう。 機械系は外れがないですね。九大の機械もかつて最も人気の高かった航空工学科との合体で強みを増したように思います。私のかつての同期(理科一類時代)もかなり転職していますが、機械系はあまねく好調、という印象です。 エネルギーはどうだろう。原子力系はやはりというかやたら取扱が難しい危険物であることが素人にもわかってしまった。今回の超逆風で、世界規模のウルトラCクラスの「安全保証の技術」が認知されない限りマイナス成長は必至でしょうし、ポスト原子力の風をうまくつかまえられればいいでしょうが、時間はかかりそうです。あなたのキャリアの40年くらいで明るい見通しが立つかどうか。その次世代まで成果を(あなたが)待つことができるか、その礎になる覚悟ができるか。 しかしそんな景気の波など読みながらの進路設定もいやらしいので(笑)、学力の伸びと来春の賭けで決めたら、あとは自分の選択と適応力を信じてそのジャンル、その業界と向き合っていけば、充実したキャンパスライフになるでしょう。 せっかく今まで大事にチューンナップしてきたエンジンのパフォーマンスを低下させることのないよう、細心の注意を払いつつ、最後は大胆に九大に飛び込んでください。国社で足元をすくわれないように。

noname#133039
質問者

お礼

覚えてくださっていたのですか!!感激です!本当にお久しぶりです。 とにかく、あれから2年間、学校から課題と放課後補習でたっぷりと鍛えられ、国・社以外は何とか行けるところまで来ました。snaporazさんの「メンテを怠らなければ、始動の遅い大排気量車の猛追もかわせるだろう」の一言に支えられてここまで来れました。本当にありがとうございました。いえ、お礼を言うのはまだ早いですね。本当に国社で足元をすくわれる恐怖をいつも感じていますし、英語もそう得意でもなく、まだ化学に不安も残しているんです。でも頑張ります!来年、無事に受かって必ずまたお礼に上がります! 機械・電気・エネルギーの将来の展望、大変参考になりました。 snaporazさんも理科一類、東大だったんですね。僕はこんな凄い方から今まで回答を頂いていたんですね。 本当にいつも親身で優しいご回答をありがとうございます。 また楽しいお話、聞かせてください!

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

石油と原子力に未来はあるか―資源物理の考えかた (1978年) よくわからんが、大学受験の後の帰りの電車の中で読んだ本がこれだった。 土木に進みたくて理科一類に入ったのだが、ふと気づいたら、化学エネルギーに進んでいた。 進学振り分けで、成績も加味されながらなんだかんだと言って、学生のキャラクターに依る部分もあるらしい。 すげー大雑把ですが 機械系は、見えるものを見えるままに説明したがる人種 電気系は、見えないものを見えないままに説明したがる人種 化学系は、見えないものを見えるようにして説明したがる人種 見えるものを見えないようにして説明したがる人種は 文学部 九大のエネルギーは ベタに 旧原子力ですな。 原子力も含めて化学系は、宿命として「毒物」をいじるわけで、説明責任をずっと背負って生きてきました。 このへんが 見えないものを 見えるようにして 説明したがる人種なんだろうかなと。 1980年ころ、大学の先生に エクセルギーが説明できれば食っていけるぞ と、言われたんですが、教科書に書いてあるようなことなのになあ と思っていたら、省エネルギーがさらに進んで、現在は省エクセルギーに進んでいるそうです。 つまり、21世紀になってからようやくエクセルギー概念でエンジニアリングが進んできている。 たしかに、まだまだ エクセルギーで食えるんだと納得した次第。

noname#133039
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました! とても興味深いお話で、思わず引き込まれてしまいました。(見えるものを見えないようにして説明したがる文学部、に、失礼ながらクスッとしてしまいました。笑) 九大のエネルギーは主に旧原子力を勉強するんですね。九大では次世代カーボンファイバーを使用した洋上風力発電の研究グループもあってちょっと惹かれました。1ユニットで原発1基分の発電量らしいです。実用化はまだまだ先らしいですが・・・。 tanuki4uさんは理科1類、東大ですか?凄い方からの回答、とてもありがたく思います。 本当にありがとうございました。また面白いお話がありましたら是非聞かせてください!

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