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被写体にナメられない肩乗せビデオカメラの選び方
- 肩乗せビデオカメラの中でも「撮影中」と一目で分かるタイプを探す
- HD画質で撮影可能なビデオカメラで、SDHCカードに記録することができる
- 雰囲気作りのためにガンマイクや外部マイクの接続が可能で、少々暗い環境でも補助ライトがあるとおすすめ
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質問者が選んだベストアンサー
>周りを威嚇できるものが欲しいです。 すごく、あざとい質問ですが、ここまでストレートだとむしろ小気味良いですね。 被写体の人がどのくらいビデオ機材に詳しいかで答えは全く変わります。 見た目では SONY DSR-250 ビクターGY-HM750 がギリギリ許容できるレベルでしょう。ただし一番カッコ良い DSR-250 もレンズとレンズフードの安っぽさは価格相応です。また記録媒体がテープですから却下でしょう。 HXR-MC2000J、VR-HD1000J はいわゆる業務用カメラの見た目にはほど遠いです。20年以上前のVHS一体型家庭用カメラにそっくりです。よって却下! ビクターGY-HM750 もレンズフードは何だか変な形で興ざめです。私ならレンズフードだけ格好の良いものがあれば交換します。なければ自作します。レンズが長くて付け根が細くて、フード大きくて風格があるかないかが業務用ビデオカメラの見た目の肝です! 脱線しますが、パナソニックの AG-HPX555 とかに 放送業務用のレンズとか付ければ数百万のカメラ並にカッコ良いし、ほぼ何処ででも威嚇ができます。ただ200万円を軽くオーバーしますし、それにしたって人によっては「安物のカメラに高いレンズ付けてるな」とか冷ややかな目で見るかもしれません。 http://videkin.com/goods/1249372501872/ 私のお勧めは、見た目だけですと パナソニックの AG-HPX375 となります。ただし実機を見たことがありません写真判定です。画質は知ったこっちゃありません。実売80万円位です。このカメラのレンズは小さいながらまあまあの見た目です。最大の欠点は、SDHCカードが使えません。どのメーカーもこのクラスだとメモリーカードは業務用の高価な物になります。 http://videkin.com/goods/1270522504436/ バッテリー類やメモリーカード、三脚ベースとか買ってたら、あと20万円位要りそうなので却下! 〇ガンマイクは、キャノンコネクタの物であれば普通48Vのファンタム電源に対応してます。マイクの出力は3P(3ピン)オスコネクタです。 http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=628%5ENTG2 このマイクは長さが278mmなので本格的っぽいです。17800円です。これより安いRODE NTG1は長さが217mmなので見た目で却下です。ソニーやオーディオテクニカ製などは見た目だと割高なので却下です。風防をつけなければ何処のメーカーか判りません。音は知りません。悪くはなさそうです。使いこなし次第でしょう。 〇接続はキャノン3Pコネクタで接続します。昔のビデオ機器はオス入力のVTRやカメラが多くてメス←→メスケーブルを良く使ったのですが、最近はメス入力が普通のようです。なのでカメラの音声入力がメスならケーブルは普通のオス←→メスケーブルを使います。インタビューと言っても周りが静かでソファー等に座った状態での対話形式だと単一指向性マイクが2本、マイクを隠すならガンマイク2本かタイピンマイク2個とかになるでしょうし、立ったままでのインタビューでマイクが映って良いなら無指向性や単一指向性でもダイナミックマイク1本でも可です。なお、ダイナミックマイクを接続するときはファントム電源は必ずOFFにしないとマイクが壊れます。 マイクに関して言えば高いものも安い物も、よほどの目利きで無い限り見分けがつきません。先日、友人が「インタビュー用のマイクを買ったよ!これいくらだと思う?」言ってハンドマイクを差出しました。どうせ値段を当てさせるくらいだから安いんだろと「ウーン・・・ 3000円位?」と答えたところ「980円でケーブル付き」との事でした。ケーブルを自作しても1000円は掛かるのに、重厚だし安っぽくない・・・まさかそんなに安いなんて・・・ サウンドハウスで買ったそうです。インタビュー用のハンドマイクは消耗品なので安物で済ませるそうです。音も十分良かったそうです。CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CM5S(スイッチが無いCM5の方がおすすめかも?) http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=233%5ECM5S%5E%5E ミキサーは安物を使うとみっともないし、ビデオ取材で使うポータブルミキサーに安物は無いので、カメラ直結と言う事で。マイク2本までなら全然普通です。 〇補助ライトは、主光源(部屋の主な明かり)に色温度を合わせます。 電球なら3000K 蛍光灯なら白色で4000K 昼光色なら5000K 体育館などの水銀灯は・・・ 今調べたら5700K位だそうですから太陽の自然光なみといったところです。ただ普通の水銀灯は演色性が悪いので補助光が届かないところは、特に赤いものや人肌がどす黒く汚く映ります。 照明は ソファー等に座った状態での対話形式だと http://videkin.com/goods/1248420854192/ 安いのにとっても本格的な雰囲気が演出できます。 立ったままのインタビューだと http://videkin.com/goods/1299055849027/ 最近のカメラは高感度なので、このくらい低光量のライトをカメラの上にさりげなく取り付けるのがおしゃれです。決して予算の関係とは思われません??? 必須のフィルターが3枚付いてます。 証明係りがいるなら http://videkin.com/goods/1294974632961/ を手に持ってもらうのが一番本格的ですが、高いですね。フィルターも別売りだし一体幾ら掛かるのやら。 〇室内のビデオ撮影でレフ板を使っているのは見たことがありません。カッコをつけるアイテムならグレーチャートとかですけど数十万円のビデオカメラに本格的なグレーチャートを使うのはむしろ滑稽です。 三脚ならカメラの重量からこれが実用上最低のライン http://videkin.com/goods/1249971857668/ 放送局ぽさにこだわるなら・・・ http://videkin.com/goods/1249888016959/ 最後に・・・ ローカルのUHF局(地デジになれば地上波は全部UHFですけど・・・)が金も無いのに何百万もするカメラを使うのは見栄もあると思います。家庭用のカメラの高画質化もあってけっこう安いカメラも使い始めてるようです。 被写体にナメられないには機材も重要ですが、さりげなさも重要かと思います。 被写体の人が映像機器に詳しい人ならチョッとした機材のバランスのチグハグさにカメラマンの技量まで見透かされてしまうでしょう。でもそういう人なら身の丈にあった自作も含めて工夫された機材で真面目に撮影に取り組んでいれば好感を持つ事はあっても馬鹿にする事はないと思います。 私も以前は親元から勤めていたこともあり給料全部ビデオカメラやオーディオにつぎこんでいた事もあります。他人が車に金かけるなら、俺はビデオカメラだ!てなとこでした。実際、乗用車が買える位のカメラも2台買ってスイッチャーも買って、親に借金したので、会社が休みの日にカメラ代を稼ぐためあちこちで撮影しまくって・・・ そのカメラもHDではないので今はもうガラクタです。見た目は良いですけど・・・ ちなみに今は、ビクターのHD-7というカメラを使ってます。もちろん家庭用です。口幅ったい言い方を許して頂けるなら、私なら被写体からナメられようとナメられまいと平然とHD-7を使って撮影します。撮れた映像と録れた音声でナンボです。 全国放送のTVでもニュースだとホワイトバランスが合ってなかったり、もっと酷いのなると制作番組なのに10秒以上のカットで最初から最後まで明らかに主体のピントがズレていたり。 最終的にはカメラマンの気合と被写体に向かう真摯な姿勢でしょう。 でも、ビクターGY-HM750 僕も欲しいですね。しつこいようですが、レンズフードをどうにかして・・・
お礼
回答ありがとうございます。 私の質問意図を汲んでいただき、とても的確な回答がいただけたことを とてもうれしく思います。 紹介いただいたAG-HPX555 GY-HM750 いいですね。 ですがやはり価格的に無理なので スペック的にもデザイン的にも妥協できるHXR-MC2000Jになりそうです。 マイクやライトについても答えていただきありがとうございます。 参考にしたいとおもいます。 >>最終的にはカメラマンの気合と被写体に向かう真摯な姿勢でしょう。 本当にそうだと思いました。 真摯な姿勢・・少々忘れておりました。 本当にありがとうございました。