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風評考・・・
大震災関連で農産物や魚貝類に色んな風評被害が伝えられていますが・・・ 私たちは、思惑や不安から、時としてその被害&噂の当事者であったり、風評(被害を被ったり、逆に恩恵を授かったり)を拡大助長するスピーカーでもあると思います。 そこでお聞きしますが 身近に風評(被害または恩恵)の実例、体験がありましたらお教えくださいませんか? <尚、本件はアンケート目的であり、風評を作り送出する意図はありません> ex、株価・選挙・人事
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玩具メーカーのN社が、およそ10年おきに、風評を利用していますね。 出荷を極端に減らす出荷調整で、メガヒット商品を出しています。 昭和50年代、家庭用テレビゲームの走り(ブロック崩し)、 昭和60年代、スーパーマリオブラザーズ、 そしていつだっけ?DS。 みんな気づいてないだろうけど、あそこはいつもこの手でヒットさせてます。 DSが出荷前に「お詫び:出荷が間に合いません」という広告見たとき、 あ、またやってる、と思いました。 結果はご存知の通り。 「サンタさんに頼んだのに、別のものがきた」と 子供たちの会話してるのを聞いたとき、 お父さんの気持ちやサンタ神話まで壊す玩具メーカーって、ナンだろう?と思いました。 子供の夢を育てるとか、まじ、そういうきれいごと言うな!と。 医療の仕事をしているので、常に風評だらけです。 「深海魚のDNAを使ったら、腰痛が治りました」とか、 「漢方屋で、あなたは肝臓だ(本当は腎臓)。これがいい、って言われて、 一週間分で2万円の××勧められて飲んでます」とか。 玩具メーカーは「皆が手にするものは自分ももちたい」の心理利用、 健康に関しては、 自分で学ばない・自分だけは助かりたい(長生きしたい)・根拠を考えない 自分をしっかり持ってない、考えないっていう土壌のせいだと思います。
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はじめまして。 >身近に風評(被害または恩恵)の実例、 >体験がありましたらお教えくださいませんか? こちらの『アンケ回答』は、 近隣の小火の風評です。 “この前の小火、放火だったらしい”わよ。…が初めです。 それが、数日後には、 『夫婦喧嘩でだんなが火をつけた』に変わり、 先日は、別の方が 『奥さんが逆切れした…』に。 そして、その次は 『OOさんが恨みで・・・』と変わっていきました。 『人の口には戸は立てられない』 『話が伝わる時には“尾ひれ、端ひれ”がつく。』 そして、『“私は”知っている』をアピールする為に、 不確実な“自己主張”を織り交ぜる。 『人のうわさも75日?』 『風の便りを聞く』 そこで『風標考』ですが…、 『さみしい方』、『無責任な方』、『一人よがりの方』を生み出し続けている そんな“社会の現状”が根源のように思います。 そして“ さみしさからの愉快犯的心理 ”も理解できない事はありません。 実際私のこの書き込みも“一意見”…つまりは、 『一人よがりの自己満足の書き込み』に他ならない事も承知しています。 『雄弁は銀、沈黙は金』とも言いますが、 『沈黙のコミュニケーションは聖人技』でしょうし・・・。 “ありのままを在るがままに伝える難しさ” “ありのままを伝える事の大切さ” “聞き手の理解度に応じた説明、言い回し” それらを各自が身に付けない限りは、 “歴史は繰り返す”でしょうね。 それれら“楽しむ”のか、より良い方向に意志をシフトするのか、 自己満足で良しとするのか…個々の意識レベル次第だと感じます。 それでは失礼致しました。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 風評のメカニズム・プロセスを、判りやすく、丁寧に、お教え願いまして、大変、参考になりました。 確かに、一人の人間の限られた時間と世界の中で、風評に対する免疫性や抵抗力や解毒自浄作用を鍛える必要性と、それはその人の生涯・生き様・価値観・パーソナリティであり、容易に都合よくは継承伝達がされない為に、広義に言えば同じような事象が失敗が誤解が風評を含む歴史として残る。 為に、良かれ悪しくとも狭義には一つとして同じではない事象・現実として、風評は絶えず起こり広がり繰り返される、人の心と感性と思惑が創り出す、絶えず変化する真実の陰影・カラー・内面なのかも・・・。
- aeg50820
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ご質問の趣旨に沿えるかどうか分かりませんが、この度の東日本大震災で直接の被害は受けなかったものの私の居住地域でもガソリンがあっという間に品切れとなりました。 翌日から各スタンド付近が長蛇の列で大渋滞を引き起こし、その直後に一時閉店する店が続出して。これはまさに誤った消費者心理、危機感によるものだと受け止めています。 被災地へ優先的に燃料を回すとの動きも確かにありましたが、その他の地域では無くなる心配も実際は無かったのに。結果的には、風評被害の一つではという気がします。 大震災では最も津波の被害が大きかった岩手に最も大勢の皆さんが亡くなられた宮城、そして未だに十分な活動さえ出来ない地域の福島。何とも心痛な事態が続いてますよね。 被害に大きい小さいは関係ないですが、とりわけ福島は人災とも言える原発問題に風評被害でお気の毒だと思います。また近隣県でも、取引中止による倒産が相次いでますし。 私が個人消費でよく注文する食品業者さんが福島県内にありますが、海産物や農産品等も全く問題なくご提供されています。先日も実際に食しましたが、何ら変わりなかったし。 偏見や差別は人間社会において、最も愚かで醜いものですよね。日本人は我慢強いと言われますが、東北人はその代表格なので一刻も早き復興を願ってやまない次第です。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 大震災の際のガソリンや一部の食品の品切れ・買占め&売り惜しみ騒動は悲しくも人間の性(さが)業(ごう)を見た感がします。 かく言う私も含めての自省・自戒の念・・・ 「衣食足りて礼節を知る」と言いますが、加えて「身の安全を知って優しさが現れる」ような部分が出たようにも思います。 諸外国からの、我慢強さとか助け合い精神を称賛する報道には、誇りに感ずると共に面映い気持ちにもなります。 それは、当事者であったり、我が身に影響する場合には、我勝ちに、自分さえ良ければ、見て見ぬ振り・・・と言う、同じ人間でも窮地に陥ると醜い側面も有している事を知る為です。 その、醜い部分がギリギリ・最後まで封印し行わない事が、徳・仁・愛・義・情であり、教養や躾や矜持であり、それが人徳・人格・人間性に育まれ繋がるのだと思います。
家族の健康を第一に考えるのは当然のことです。 風評被害など聞こえのいいスローガンを掲げて、コントロールされてる気がしてなりません。 自分の判断で危険だと判断したものは、食べません。 ヒロシマ・ナガサキで子供の頃から放射能の恐ろしさは勉強させられてます。 過去にアメリカ産牛肉の危険部位が混入されただけでも、大騒ぎしたくせに 放射能を良く洗って食べれという神経が理解できない。 しかし、放射能を浴びた人たちがホテルの宿泊を断られたなどの差別は、酷い話だと思った。 戦後からあれほど放射能について勉強してきた国民であるはずなのに、 人間からうつったりするはずないことは、日本人なら誰でも知ってるでしょう。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 確かに目に見えない、何時現れるのか判らない影響は怖いですし、身を守るためには過剰反応とは簡単に言えないですね・・・ 「少し違う問題ですが、ダイオキシン・狂牛病問題・アスベスト禍、不安と不審は経験や知識を超えて苛むように思います」 また、放射能での宿泊拒絶や福島ナンバーへの差別の報道には、かってのハンセン病患者への迫害、エイズ騒動下における同性愛者への差別、また歴史上の事ですが、関東大震災時の朝鮮人暴動のデマが起こした大虐殺事件等を想起させ、パニックや風評が人間の言動・判断力に、いかに冷静さや客観性を奪い、普段は善良な市民が多く集まる中でも、集団心理・疑心暗鬼のパニックによって火が付き、風評の起爆剤が働くと恐ろしい暴徒・大爆発にも成り得る怖さ危うさを改めて感じます。 根本的な解決策や防止策ではないが、リスクをミニマム化するには惑わされないジャッジを心がけるには、自由で偏光フイルターの掛かっていない速やかな情報公開と多様なソース・識者による現場・現実・現物の確認・検証・チェックではないかと思います。
お礼
ご回答を賜りまして、誠にありがとうございます。 N社のマーケティングをお教え願いありがとうございます。 また、風評についての考察は、大変、参考にになりました。 立場を超えて、または責任ある立場を顧みて、情報の真贋・背景・意図を把握する洞察力や情報を正しく受発信&活用する理解力・識見・モラルも大切ですね・・・。 同じ情報でもシチュエーションで、虚栄・猜疑心・誇張・偏見・願望・利害・プライオリティ等から姿形や目標や結論が変化したり、好悪・美醜・善悪の方向性も様々に変化するのでしょうね・・・。 膨大な情報・事象があり、起こり続ける、そこにニュース解説なる調理が入る、素材が同じでも、切り方・味付け・調理の仕方・盛り付け等で変化する、そこに意図・見意識に発信・受信の接続接点でバイアスが掛かり、憶測を呼び、分散・集合・削除・加筆が入り、それが尽きる事の無い風評の源泉になるのでしょうか・・・ その現実を弁え留意して、風評の中の真実・実態・本質を抽出・判断理解する力を持ちたいものです。