自宅に友人を招いてパーティをやったことが何度かあります。
女性を呼ぶと、いつの間にやら後片付けをしてくれています。しかも同じお皿はちゃんと重ねてあったりして元に戻しやすいようにしてありますし、ゴミは生ゴミ燃えるゴミ燃えないゴミちゃんと仕分けしてくれます。
パーティが終わるころには、まるで始まる前のようにきちんと片付いた状態になります。
お皿が重ねてあるとか、ゴミが仕分けられているというのは「女性ならではの気配り」だなと思います。どれも主婦なら手慣れたことだからです。
男はね、こーいうとき、だめ。まったく使い物にならない・笑。男ばっかり呼んだら誰一人後片付けをしないでみんな酔っぱらってまったり状態になりました。みんなが帰った後になったら後片付けの気力がなくなるとひとりバタバタと後片付けしていたら、「いやー、eroeroさん、いい主夫になるわー」といわれましたよ・笑。だいたいねー、男が片付けすると燃えるゴミも燃えないゴミもいっしょくたにしたりするんですよ。
あと、こんな光景を見たことがあります。
ラッシュに近い時間帯に、幼稚園くらいの男の子と2~3歳の男の子を抱えた母親が乗っていました。その母子が降りる駅に近づきましたが、下の坊やは完全に爆睡状態でお母さんは抱っこするしかありません。しかし、子供ふたりぶんの荷物と乳母車を抱えてお母さんは手一杯です。けれど、混み合った電車の中でお兄ちゃんはまだ不安な年齢でした。すると、少し離れたところに座っていた見ず知らずのおばあちゃんがスッとやってくると母親の荷物のまとめを手際よく手伝い、お兄ちゃんの手を引いて「おばあちゃんと一緒に降りようね」と連れて行きました。こういうときの母親がいかに大変かというのを知っていてこそだし必要なケアをするこれも「いかにも女性ならではの心遣い」といえるでしょう。こういうのは、ちょっと男には真似はできない。相手がおばあちゃんだから母親も安心できるけど、オッサンだったら「大丈夫かな?」とちょっと不安になるでしょ。
漫画家の西原理恵子さんは、自分が母親になると赤ちゃんの泣き声を聞くと母親としての本能が動くといっています。そういうところが、「女性ならでは」の世界なんです。だいたい、電車の中で赤ちゃんが泣くと男性と若い女性は嫌そうな顔をしますが中高年の女性は「あらあら」なんて気にするふうでもないですよね。
だいたいね、こんなことをいっては失礼だけど、質問者さんみたいな気持ちを持つ男性に限って男の世界が世界のすべてだと思ってまったく疑っていないのですよ。世の中には、女の世界もあれば子供の世界もあります。