まず、あなたがどんな種類のクワガタの飼育方法を知りたいかが問題です。クワガタと言っても、飼育方法はたくさんあります。
『幼虫飼育』
1 オオクワガタ系
国産、外国産問わず菌糸瓶飼育が最も大きくなりやすく、簡単である。
2 ヒラタクワガタ系
国産、外国産問わず菌糸瓶飼育でもマット飼育でも大きくなるが、マット飼育の場合は交換の
時期を見極めるのに経験を必要とする。若干マット飼育のほうが大きくなる。
3 ミヤマクワガタ系
国産、外国産問わずマット飼育だが、低温飼育が必要である。
4 ツヤクワガタ系
マットのみ飼育可能である。
5 オウゴンオニクワガタ系
マット飼育、菌糸瓶飼育共に可能であるが、菌糸瓶のほうが大きく育ち、中でもカワラ系の菌糸
瓶が今のところ最適である。
6 タランドゥスオオツヤクワガタ系
オウゴンオニ系と同じ
7 ニジイロ・キンイロクワガタ系
マット飼育でも菌糸瓶飼育でも可能だが、菌糸瓶飼育のほうがより大きくなる。
8 ノコギリクワガタ系
マット飼育も菌糸瓶飼育も可能。マット推移。
9 シカクワガタ系
マット飼育、菌糸瓶飼育ともに可能。
10 フタマタクワガタ系
マット飼育、菌糸瓶飼育共に可能。
上記は代表的なものですが、他にも数種類あります。しかし、ほとんどこれで対応できると思います。
『必要な道具』
~マット~
・ガラス瓶…中が見やすい。熱が逃げやすい
・プラ製の瓶…中が見にくい(PET製のものを除く)。熱が逃げにくい。
・マット…種類に合った醗酵度合いのものを選ぶ
~菌糸~
・ガラス瓶…中が見やすい。熱が逃げやすい
・プラ製の瓶…中が見にくい(PET製のものを除く)。熱が逃げにくい。
・菌糸ブロック…種類にあった菌の種類を選ぶ。
・菌糸瓶…上記の3つを用意しなくても良い。種類に合った菌を選ぶ。値段が高い。
上記は簡単に書きましたが、初めてなのであれば、菌糸瓶飼育の場合は“菌糸瓶”を選ぶべきです。
※菌糸瓶…専門店に行けば必ずといって良いほど売っていますが、ホームセンターに夏に売っ」
ている、瓶の中に白いものが入っているものです。オオヒラタケなどと書かれています。
※マット…醗酵マットのことで、昆虫マットや幼虫飼育マットなどと売られています。専門店に行け
ば必ずといって良いほど 売っています良く醗酵しているものほど黒っぽく、あまり醗酵してい
ないものほど薄茶色っぽいです。
※瓶…昆虫用として売っているもの以外で、自分の用意したものを使用する場合、直径3~4cm
くらいの穴を開け、鷲など で塞ぎ、雑虫の混入を防ぎます。
※マットや菌糸瓶を詰める際は、3回に分けてすりこ木棒できつく詰めます。
お礼
ありがとうございます^^