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OLYMPUS ペンライト「iAUTO」の使い方と効果について
- OLYMPUS PEN E-PL2の「iAUTO」モードには「背景をぼかす」機能がありますが、その使い方や効果についてわからないという質問です。
- 被写体と背景の距離によって「背景をぼかす」機能の効果が異なることがわかっています。
- PENを使っている方には、より効果的に「背景をぼかす」機能を活用する方法を教えていただきたいという要望です。
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当該機種を使ってませんが「そんなもんです。」と回答します。 その操作を行って「全く変わりが無い」であれば故障を疑っても良いですが、多少なりとも違いがあるなら正常に機能しています。 >カメラまかせで撮影できるという「iAUTO」モードの中に「背景をぼかす」という項目があり、レベルバーを上下に動かすだけで、背景のぼけを変えられる、ということなんですが・・・ 取説P.18をご覧下さい。 「背景をぼかす」の処理内容に「絞り・ライブプレビューなど」と記載があります。 ライブプレビューはあくまでも背面液晶表示に関する記述ですが、ここで注目すべきはワードは「絞り」です。 つまり「背景をぼかす」の操作をすることでカメラの中の「絞り」と呼ばれる部品が動くことにより「ぼかし」の量をコントロールしている訳です。 但し、「絞り」によるぼけ量コントロールはあくまでもぼけ量コントロールの一要素でしかありません。いくら「背景をぼかす」の操作をしても絞り以外の要素が条件を満たしていなければ充分なぼけの制御は不可能です。 この点について質問者様は良いトコロに気が付いておられます。 >例えばカメラ近くに被写体(強調したい物)を置いて、背景の物を離して撮影すれば「背景をぼかす」機能を使わなくても背景の物は自然とぼけてくれます。 >逆にこの機能を使っても被写体と背景が近い場合は機能を使わなかった写真と並べて見比べればいくらかボケてる、という位にしかボケません。 ココです。 「カメラ」と「被写体」と「背景(あるいは前景)」の距離間こそが重要であり、まずもってコレが前提条件です。 質問者様も「背景をぼかす」操作をした時よりも、被写体に寄って撮ったり被写体と背景のモノを離してみたりした時の方がよほど大きなぼけ方をしたコトに気づいている筈です。 次に重要なのが「レンズの焦点距離」です。 おそらく質問者様のカメラに装着されているレンズはキットの標準ズームかと思いますが、それで広角にして「背景をぼかす」操作をした時と、望遠側にして「背景をぼかす」操作をした時のぼけ具合を比較してみて下さい。違いは明確な筈です。 結論だけ言うと「広角側は少ししかぼけず、望遠側はより多くぼける」のですよ。 但し、キットの標準ズームでの望遠端程度の焦点距離では充分なぼけを得るにはいかにも不充分。コレについてはもう別途望遠レンズをお買い求めいただくより他に手段はございません。 そして最後に「絞り値」です。 「背景をぼかす」操作でコントロールしているのはコレだけです。 質問者様が現在所有しているレンズでは、ちょっと距離が離れてしまえばもはやほとんどぼけ具合をコントロールすることは出来ない筈です。それは光学的にどうしようも無い事実です。 現状で出来る対策は「積極的に被写体との距離を加減する」「広角と望遠の効果の違いを利用する」の2つ。これだけでも結構色々遊べる筈です。 …それ以上を求めるならば必然的に別なレンズが必要になりますけどね。 >もし使い方によってもっと便利に使えるよ!なんてのがあればぜひとも教えて下さい。 取説P.49参照の上で「絞り優先撮影」を行ってみて下さい。 「背景をぼかす」でやっていることと同じ結果を得られますよ。…ってぇか同じなんですがw このカメラには初心者向けに「背景をぼかす」なんて漠然として何やってるんだかかえって分かり難くなるモードが装備されてますが、そもそもは撮影者が自分の意思で絞り値を決めてぼけの制御を行うのが当たり前。(と、私は思ってる。) 個人的には機械が何やってるんだか分からない謎モードよりかは明示的に制御出来るモードを使うことを推奨しますよ。 まぁおいおい勉強しつつ慣れていって下さい。 iso感度とシャッター速度はともかく、絞りの概念は初心者にはちょっと敷居が高いものかもしれませんので。
お礼
回答ありがとうございました。 漠然と、この「背景をぼかす」モードは必要なんだろうか??と思っていたので、 噛み砕いて説明して頂いて、意味がわかりました。 言われてみれば、全く持ってそうだな~と思うことばかりで。 これからもっといろいろ勉強しないとですね。 ありがとうございました!!