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震災後のこれから数年間の日本の景気について
震災後のこれから数年間の日本の景気についてみなさんはどう思いますか? まあ今の時点では良くなるか悪くなるかは「神のみぞ知る」ところだとは思いますが。 今のところ専門家など90%以上の方が「景気は大いに悪くなり日本は貧しくなる」といっております 私は「必ずしもそうでもない」と思う気もしますが、皆さんいかがでしょう? あと阪神淡路のときは増税なしで復興を成し遂げたのですが 今回は規模が大きいのはわかりますが、増税しないと厳しいのでしょうか?
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はるか昔の専門家です(; ̄ェ ̄)今はまったく別の仕事をしています。 ご質問の内容は、別に専門性などいらない議論ですよ(^∇^)景気が良くなるか どうかは別にして、大災害が景気にプラスかマイナスかといえばマイナスに 決まっているじゃあないですか!国の経済にするから難しく考えてしまうのです。 家計に置き換えれば、火災や自動車事故がお金持ちになるきっかけといえますか? あり得ないです。今回の震災はとてつもなく大きいので、マイナス要因としても とてつもなく大きいです。 増税も赤字国債も単純な推計とかあるべき論でやるとたいへんなことになります。 古くは関東大震災後に復興国債がもとで金融恐慌(昭和恐慌)がおきています。 せめて脱原子力など大きなイノベーションのきっかけになってくれることを祈って います。復興需要で景気が良くなると珍理論を展開する人もいますが、経済ばかり でなく歴史を知らない人です。戦争でめちゃくちゃになった都市の復興で儲けるのは いつも戦勝国です。どの敗戦国も復興のためにインフレがおこり苦しみます。 日本は、かつてこの苦しみで大変なことになりそうだった時、隣の国、朝鮮で 大戦争があり、戦勝国なみのメリットを受け復興できたにすぎません。
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- 島崎 信也(@zakky74)
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復旧と復興は違います。 重要な事は、復興に意識を持っていく事なのですが、復旧のイメージのままどれだけ復興を掲げても、義援金として募金をしても、復興は少しも起こりませんでしょう。 まずは、復興の方向性を理解する事が肝要かと思います。 その為に、復興の錯覚について理解する事が重要ではないでしょうか?復興の錯覚とは、それを幾らやっても復興にはなりませんのに、それをすれば復興になる・・・と思い込んでいる事です。 一番陥り易い復興の錯覚をご紹介します。 それは、大地震が起きる前の状態に戻そうとする事です。それは、頑張っても復旧レベルです。復興とは、以前に勢いがあった時の事をイメージしながら、その時の勢いが落ちてしまっているけれど、だけど前の勢いにまで、或いはその勢いを盛り返す時の事を復興と言います。 前の勢いとは、言うまでも無く高度経済成長の時を指すでしょう。あの時の経済成長、あの時の活気、それを超えていく時に復興と言います。 逆に、大地震が起きる前のレベルに戻そうとする姿勢はどうでしょうか? 大地震や津波で亡くなっていった方々はどうなるのでしょうか?死ぬ寸前まで、生きる為に津波や瓦礫の山と戦ってきたけれども尚、命をなくされた方々は、一体どんな意味をもつのでしょうか? ただ、目に見える世界を元に戻す復旧や復元レベルでは、命を落とした方々の無念さや、これから生きようとしていた可能性、未来にはこんな社会を創りたかった、こんな人生を歩みたかった、とする人々の思いはどうなってしまうのでしょうか? 復興とは、そうした目に見えない意志や心までを含みながら、前の勢いを尚、超えていく時に復興といいます。復旧や復元レベルの事に義援金や特別予算が使われる時には、全く持って最悪です。 この事が復興する際に気をつけなければならない錯覚です。 では、復興の方向性とはどういう事でしょうか? それには東北地方太平洋沖地震の意味を問う必要があります。 東北地方太平洋沖地震の意味とは何でしょうか? それは、日本にも、世界にも、日本の心がどういうものであったのかを示す大事件でした。そして、モノ作り・製造業を代表とする物質文明の終焉をイメージさせてくれるものでした。そして日本は、全世界から愛され、尊敬され、期待され、これからも益々感動させて欲しいとの願いが、祈りの様な形となって今も日本に降り注いでいます。 ホントに日本は世界から愛されています。 日本に、一体何があったからそこまで世界から愛されているのでしょうか? それは、日本の心が、とても健康な心だからです。 条件・状況・環境に囚われない心、そんなに大災害の時にあっても冷静な対応や秩序を守る姿勢に、世界は感動しています。それは日本の教育や文化の力だと世界は見ていますが、更に深く見てみますとそれはサムライの心があったからです。 サムライは、どんなに緊張状態にあっても、そんな中から心の平和を保ち続けようとします。心の安心、心の安定、とにかくサムライには、どんなに緊張する状態でも囚われない、留まらない心で出会う事が当たり前となっています。 世界がビックリして、賞賛・賛美・畏敬の念を抱いているのは、この日本の心、サムライの心があったからです。 そんな中、目に見える物質文明には何が起きているかと言いますと、地震・津波・原発事故の前に壊滅・崩壊の状態です。まるで戦争が起きた後の様な惨状だと多くの方が言っています。 地震・津波・原発事故をどの様に見積もれば良いのでしょうか? それは、物質文明をどれだけ追求してモノが溢れても、モノで固めた幸せや夢などはあっという間になくなってしまうという事です。また、物質文明を推進した結果が原子力発電所や原爆などですが、これなどは物質をハカイしてしまう技術です。 物質文明の究極は、物質を破壊する技術だったという事でした。 以上の事を整理すると、日本の復興の方向性は何でしょうか? こんなに危機の最中にも、世界を感動させていたのはMade in Japanではありません。物質文明としての日本が世界を感動させた訳ではありませんでした。日本の心が感動させたんです。 日本の第二の国家ブランドは、Heart of Japanです。 健康な心をどう創るのか? そんな教育産業が中心産業になるべきです。 モノ作りから人づくり。 そして、人づくりHeart of Japanは、電力・機械・モノに依存しません。また、地球環境汚染も犯しませんし、世界中のニーズがあります(今回、よく確認できました)。 加えて、モノに飽き飽きしていた日本人にとって受ける商品であり、内需の活性、円高に強い、需要市場拡大などのメリットがあります。 その復興の方向性ならば高度経済成長です。
お礼
お返事遅くなり申し訳ございません。 今、私も同じような気持ちです。 物質文明とは違った形の、発展ができればいいですよね。
- te31102000
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住宅メーカーでは、建てたくても建てられない状況があるそうです。 東北の合板工場が被災して使えなくなった関係で、合板を使う住宅は建築がとまっています。 サイディングメーカー、樹脂関連など、多くの資材が停止状態です。 建築も分野一つ取っても、一部の部品が無いだけで建てられない。 住宅メーカーや組み立て工場は停止状況に追い込まれ、資金繰りにおいても存続の危機を迎えています。 組み立てを請け負う下請け会社も、部品が入らないから組み立てられない。 住宅メーカーが他の部材が入らず、キャンセルされた。 工場はどうせ材料が無いから、構わない。 これでは、悪循環です。 それは、西日本の現状です。 東日本は更に大変な状況ではないでしょうか。 これは、住宅メーカーに限らず、自動車メーカーなどの最終完成品製造業に影響が出ています。 道路や下水道、水道などのインフラも資材を必要とします。 建設機械も無い。全国的に資材も無い。 どうやって再建できるのでしょう? お金だけでは当面は不可能です。 上記の条件から、今後半年は停滞するでしょう。 その後どうなるかは、私にも読めません。 仮に輸入しまくれば、日本は赤字国家になります。 昨年だけでも既に、黒字は殆ど無い状況。 あまり楽観できるネタが無いでしょう。 でも、半年後に復興景気に沸けばいいですね。
お礼
とりあえず当面の間、日本の財政からすさまじい額の財政出勤があるのは 間違いなさそうですね。 それが民間に行くので、民間の仕事がふえるっちゃ増えるんですけど。
- 7kugino
- ベストアンサー率12% (37/296)
個人も国゛しさも会社も 金が有ろうと無かろうと、復旧工事 設備工事 住宅工事 インフラ工事で 人手が足りない忙しさになります。 東電が早急にガスタービンを30万kw ×20台くらい設置が必要。 増税は必要なし、この忙しさで利益が大きくなり、税収は増税よりも遙かに大きくなる。 国の分の負担を仮に20兆円として、10年で毎年2兆円 一人あたりにしたら1万円ていど で、国民に仕事が増える。 今年 後半から尻上がりに良くなる。
お礼
>国の分の負担を仮に20兆円として、10年で毎年2兆円 一人あたりにしたら1万円ていど で、国民に仕事が増える。 このたとえはわかりやすいですね。 結局、災害復興というのは大規模公共工事と同じものでしょうから 国の財政が減るにせよ、民間に金が行くのは間違いないところでしょうかね。
私の感覚では、以下のとおりです。 景気については、阪神大震災よりも影響は小さい。 増税については、阪神大震災よりも厳しい状況で、大いにありうる。 理由ですが、阪神大震災の時は、公共財(インフラ等)、私有財産(家屋等)、企業財産(工場等)の全てがほぼ平等にやられましたが、今回の地震は、被害が東北太平洋岸の農漁村地区に偏っているので、私有財産の損害が突出しているように思います。その次が公共財。一方で企業財産は大した被害は受けていないと思います。 と言うことで、企業活動自体は、今回の地震の方がダメージは小さいので、地震の規模ほどにはGDPが低下することは無いのではないでしょうか。(こう言っちゃなんですが、多くの企業にとっては、地震そのものよりも、計画停電の方が、よっぽど業績に対するダメージが大きいと言う感覚でしょう。) もちろん東北地方にも重要な製造業の工場は多いですが、その多くは内陸部なので建屋が壊れるまでには至っていません。従って、交通や電力等のインフラが回復して機械の修繕が終了すれば、比較的短期間で生産は戻ると思います。 一方で、増税ですが、これは大いにありうると思います。 理由は被害総額自体は阪神大震災を上回り、かつ企業の被害よりも公共財と私有財産の被害が多いので、これを補填するのは税金しかないように思われるからです。阪神大震災が民間主体で復興したのに対して、今回は政府主体で復興を進めざるを得ないでしょう。そうなると財源は極めて限られてきます。従って阪神大震災の時のような短期間での復活はかなり困難で、ゆっくりとしたペースで進めていかざるを得ないような気がします。
お礼
やはり阪神大震災よりも規模が桁違いに大きいですから、 やはり多額の財政出勤は避けられそうにありませんよね。 民間と企業という分けた考え方が参考になりました。
- 相談 蟻(@soudan-ari)
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福島原発の処理が世界的な評価に繋がり、日本の景気を大きく左右すると思っています。地震・津波は備えは出来ても、結果まではわかりません。想定内と想定外では大きな違いがあります。後遺症は残るでしょうが、災害で生き残れるか否かも経営手腕や時代の流れ、そして運もあると思います。それにも増して、原発は尾を引くと思います。その結果をもう少し見守るべきだと思っています。
お礼
>災害で生き残れるか否かも経営手腕や時代の流れ、そして運もあると思います。それにも増して、原発は尾を引くと思います。その結果をもう少し見守るべきだと思っています。 まさに神のみぞ知るといったところですよね。 現状は本とわかりませんよね。
- kuroko-krk
- ベストアンサー率20% (41/202)
義援金がだいぶあるし 国も支援するし それで被災地に新たな建物もたくさん建てれて そうすると雇用者数も高まって そのため円や株も良い方向になり 正直 好景気になると思います。
お礼
前向きな回答ありがとうございます。 私もそんな気がするんですけどね。 好景気感って結局民間に金が行くことによってしか生まれないですから。 とりあえず一人当たりの納税額が増えそうな気がしますがね。
震災後は景気は悪くなります。はっきりいって今回の震災はとどめ状態でしょう。 被災地を国が買い取るのと、家失った人にはとりあえず100万支給らしい けど、じゃあ財源は?税金しかなくなるだろうけど今なんか30-40代の 生活保護者は過去最高記録更新中 被災地の中小企業だってもうそのまま閉鎖が多いでしょうし、関東地区中心に 内定取り消し者も続々出てきてます。 増税しようにも去年の35歳平均年収300万。10年前の半分以下
お礼
>被災地を国が買い取るのと、家失った人にはとりあえず100万支給らしい >生活保護者は過去最高記録更新中 もともとやばかったですもんね。。。 国民の貯蓄が1500兆円ある見たいなんで これを何とか引き出すのがかぎとなりそうな気がします。
お礼
>家計に置き換えれば、火災や自動車事故がお金持ちになるきっかけといえますか? わかりやすいたとえです。 そういえば、ありえませんよね。 それに発奮して、かえってお金持ちになるなんてことは 美談としてありそうですが。 >古くは関東大震災後に復興国債がもとで金融恐慌(昭和恐慌)がおきています。 なるほど、過去に同じようなことが起きていたんですね。 でも朝鮮戦争の特需が偶然あったから何とかなったわけなんですね。 勉強になりました。