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Athlon XP 2200+の温度について
- Athlon XP 2200+の温度について質問です。CPUの温度は安定して61℃になっており、動画再生時にも変わりません。この温度は危険な状態でしょうか?
- また、CPUを装着する際のシリコングリスの塗布についても教えてください。塗るべきかどうか、盛る場所や塗り方、また適切なシリコングリスの種類について知りたいです。
- 初めてCPUを交換した素人で迷っています。経験がある方にアドバイスをいただきたいです。
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ein-zweiさんこんにちは。 昨夜はほろ酔いしながらの書き込みで失礼致しました。 室温10℃で、アイドリング状態でのCPU温度が56℃~63℃だとしたら要改善ですね。適正にグリスが塗られた状態になって、どのくらいまで下がるか気になります。 AthlonXPはどのコアもコア欠けしやすい形状なのに、更に、CPUクーラーの取り付け形態がコア欠けを誘発する部分もあります。取り付けには力が偏重しないように気を付けてお取り扱い下さいね。 AthlonXPには、CPU自身に高温でのクロック制御機能は持たされていませんので、多くのマザーのBIOS設定で、予め設定しておいた温度になると警告を発したりシャットダウンさせるようなプログラムが用意されていました。CPU温度からだけでなく、マザーボードのCPUファンコネクターに繋がっているファン回転信号を捉えられないCPU Fan Fail時、シャットダウンさせる機能などもありました。 マザーBIOSに用意されていなくても、ソフトからシャットダウン制御が出来るソフトもあります。例えばCoreTempのオプションタブにはEnable Overheat Protectionのチェックを入れ、数値を入れると可能になります。 このソケットA AthlonXPは、ヒートシンクがちゃんとグリスで接触していても、ファンが故障や接点不良で回転していなかったりした場合、急激にコア温度が上昇し、表に出ている四角い部分の形状が崩れて焦げるケースもありました。 以前仲間と忘れもしない焼損の実験をした事があります。私がもう使わなくなっていた低クロックのThunderbirdにヒートシンクも何も付けない、CPUの表面が剥き出しの状態で起動しましたら、たった10秒程度で黒煙を上げ、コアと周囲が焦げました。同時に、仲間が以前使っていたAthlonXPと同時期のPentium4(確かノースウッドコアだと思います)で同様な実験をしましたら、1分経っても異常は起きず、その後ヒートシンクをファンを付けましたら問題無く起動出来ました。 サンダーバードコアThunderbirdではその名前から焼き鳥、サラブレッドコアThoroughbredでは焼き皿、バートンコアBartonではtonの読みから焼き豚などと言われていました。中でもサンダーバードコアは温度が非常に高かった記憶があります。 おっと、まただらだらと書いてしまいました。それでは失礼致します。
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- BeanRabbit
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ein-zweiさんこんばんは。 ein-zweiさんの昨日のご質問 QNo.6621979ですが、サンダーバード・パロミノ・サラブレッド・バートンコアなどのAthlonXPがリリースされていた頃、ライブでドライでオーバークロックに興じていました。私はドライアイスまでで、LN2を自分のパソコンで使った事はありません。 この時代のマザーのクロック設定では、ジャンパーピンでの設定とBIOSでの設定が共存していた時代でしたのに、ジャンパーピンでのクロック設定を失念していた自分のアホさに呆れているところです。 今回のご質問ですが、温度に関するご質問の場合、かならずそのパソコンが稼働している周囲、部屋の温度をお知らせ下さい。室温が分かると、CPUの温度が室温+XX度のように判断が出来ます。今回の61℃ですが、例えば室温が20℃であれば、室温+41℃となります。 それから直接コアに温度計測の為の外部センサーをはさむ以外のCPU温度測定では、、CPUに組み込まれているサーマルダイオード、CPUにサーマルダイオードが組み込まれていない場合、マザー基盤上のCPUソケットのごく近くに実装されている温度センサー、サーミスタで温度データをBIOSに渡す事になります。 BIOSからOSに、そして温度表示ソフトにバトンタッチされる訳ですが、ソフトによっても表示温度やレスポンスに違いがあります。 ANo.2さんがお示しになられているCoreTempやSpeedfan、Everest HEなどは当時から現在までも使われている定番ソフトです。温度表示が出来る有名どころでは、他にもCPUID Hardware Monitor、Speccy、HWiNFO32などがあります。昨日のご質問にありましたMS-6390ですが、組み込まれているセンサーに因っては上記のソフトにセンサーのデータが無く、一部の温度表示が出来ない場合があります。 確か、AthlonXPの中でもパロミノコアからCPUにサーマルダイオードが組み込まれたと記憶しています。ein-zweiさんがお使いのサラブレッドコアにはサーマルダイオードが実装されています。CPU内部から出るデータなので、より正確な温度表示が可能になります。 Tダイオードが示した温度データからBIOSへ渡される訳ですが、この際、BIOSのバージョンやメーカーの考えで、温度表示に違いが出る事を予めご承知おき下さい。 現在私の家でもまだBartonバートンコアのAthlonXP 2500+ 1830Mhz(166Mhz*11)が現役で稼働しています。 家で一番旧型になりましたが、AbitのNF7-Sにて、常用OC 2200Mhz(200Mhz*11)で9年近く稼働しています。その間、HDDとビデオカード(Radeon 9800)は故障して交換しましたが、他のデバイスはどれもそのまま元気に働いています。 この常用OCしたままでの長寿の秘訣ですが、何と言ってもCPU含め、ケース内部全体のエアフローを考えた冷却に尽きます。それまでKanieのヘッジホッグ294MやAlphaのPAL8045など色々使いましたが、最後に使ったのがSwiftech MC-462で、現在もこれが動いています。 今でこそ大きく重いCPUクーラーが当たり前になりましたが、当時としてはかなりの重量で、CPUソケット台座への取り付け形態から、かなり神経をを配って取り付けました。この9年間で、グリスは3度程塗り直しと定期的なヒートシンクとファンの掃除をしていますが、常用OCのアイドリング状態では室温+15度を超えた事はありません。 また話が脱線してしまいました。ごめんなさい。m(_ _)m リテールのCPU BOXに付属のCPUクーラーですと、ヒートシンクのCPUとの接触面に熱伝導シールが貼られていると思いますが、一度使った場合は完全に払拭してシリコングリスやシルバーグリス等を塗布する必要があります。 CPUとヒートシンクの接触面の平坦度はあまり良くありまんし、熱伝導率を上げる為にはグリスは必須です。グリスの塗り方でも幾らかの違いが現れます。あまり神経質になる事はありませんが、厚塗りを避け、薄塗りだけど接触面全体に行き渡るようにヘラなどを使って塗布します。 もしグリスを塗るのが苦手でしたら、熱伝導シートと言うものがありますから、別途お求め下さい。リンク先はAINEXさんのページです。他にも色々ありますのでお調べ下さい。 http://www.ainex.jp/products/ht-08.htm 少し酒が入っていますので長文で且つ脈絡が無くなってしまいました。誤字脱字、書き間違いもあろうかと思いますが、ご勘弁下さい。それではおやすみなさい。
補足
BeanRabbit さま 詳しいご説明をありがとうございます、大変勉強になります。 「PC Wizard」というソフトで再度CPUの温度を確認したところ、56℃~63の間を変動しています。 室温は10℃位ですので、夏場のことを考えるとシリコングリスの塗布は必須ですね 汗 熱伝導シートというのもあるのですね、これから早速アプライドに買いに行きます(^^) 4月から、とある会社のシステム課に勤めることになりまして、ハードの事も少しは知っていなくてはと思い、色々いじくっているところです。 8年前に3万7千円で購入した古PCですが故障もなく、オークションでPCパーツを購入→古いものは販売 で、トータル1万円もかけずに、まだまだ現役でいけそうです。
- tarepanda009
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そのころのAthlonが載るマザーでは、そのままの状態でアイドル時に電力を低減する機構が働くことは稀でした。 そのためこのようなソフトがありました。 http://coolon.o-ya.net/ja/ ただ61度というのが本当の温度なのかどうかちょっと怪しい気がしますね。もしBIOSの中で温度を見ることができるとか、あるいはマザーのメーカーから専用の監視ソフトのような提供されているならそういったもので確認してみたほうがいいと思います。 なおシリコングリスは塗るべきです。(ごく普通のもので可) AthlonXPは真ん中に1センチ角くらいのコアを収めた部分がありますが、ここの中心にヒートシンクを押し付けた時にコア全体に広がる程度の量(米粒半分くらいの量で十分だと思う)のグリスをちょこんとつけ、その後ヒートシンクを取り付けます。あらかじめ広げなくてもヒートシンクが押さえつけられれば全体に広がりますのであまり神経質になることはないです。 ヒートシンクの取り付け取り外しの作業時にコア欠けさせてしまうことが多いので、注意して作業してくださいね。
- Eureka_
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…見落とし。 >グリスは塗っていない 「そのCPUに付属していた、未使用のリテールCPUクーラーに交換しました」という場合を除いて、グリスは必須です。伝熱効率の桁が違う。
- Eureka_
- ベストアンサー率41% (5079/12273)
アイドル時と高負荷時で温度が変わらないというのは、測定ソフト側がそのPCに非対応(どこかCPU以外の温度を読み取っている)と判断した方が良いと思います。 冷却系がまともに機能してなければ、高負荷を掛けて5分もしないうちにCPUの過熱防止装置が作動して自動的にシャットダウンされるはずですから。 #BIOSで自動シャットダウンに対応してない場合も考えられますが、それならいわゆる「焼き鳥」になってCPUが死んでるはず 別のソフトを持ってきて読み直した方が良いでしょう。CoreTempとかSpeedFan、EVEREST Home Editionなど優秀な無料ソフトは多々あります。
半導体素子で、ヒートシンクを使用する場合は、シリコングリスは必須です。 CPUだけでなくパワートランジスタなど発熱する素子でも同じことです。 シリコングリスは、CPU側に薄く均一に塗布してからヒートシンクを押し付けます。 数百円程度で売られています。 グリス無しで使用した経験はありませんが、それによる発熱トラブルも実際にあるようですね。
お礼
早速シリコングリスを購入し、塗ってみました。(放熱シートは少し割高だったため 汗) そうすると、なんとアイドル状態で37~38℃、15分程負荷をかけても45℃程度でした!! ヒートシンクを着ける時にずれたりして、少し手間取りましたが、たかだか木工用ボンドみたいなものなのに、すごい効果ですね! 焼き鳥、他のサイトで見かけたのですが、そういう意味だったのですか、危うく壊してしまうところでした 汗 BIOS設定で、60℃で警告、65℃でシャットダウンするように設定しました(^^) これから夏場にかけて、温度の推移を見守りたいと思います。 この度は、貴重なご意見やご指導を、ありがとうございました。 大変勉強になりました。