自分のやり方が良いか分かりませんが、参考になればということでざっくりと書きます。
個人的には長期投資を考えていますので、企業に投資するからには、その企業に投資したお金を有用に利用してもらい、長期にわたり利益を上げて配当をしてもらい、将来、キャピタルゲインを得るというスタンスです。長期に配当を受け取れて、キャピタルゲインを得るということは、経営が安定し、かつ収益が上昇しそうな企業ではないかと思います。
なので必要な情報は1)企業の経営状態が安定しているかどうか?2)企業の収益が上昇しそうかどうか?3)企業の拡大余地はあるのか?です。といってもそのものが出ているわけではありませんので、企業が発表する情報(決算短信や有価証券報告書など)をもとに分析します。これは各企業サイトにあるコンテンツで参照可能です。
企業が発表する情報で確認したいのは財務内容と経営状況です。まず財務内容ですが決算短信でいうところの経営成績になり…確認すべきことは
・安全な経営を行っているか(流動比率・期末残高)
・収益は上がっているか(営業利益・当期利益)
・借入、投資は適切か(有利子負債比率・固定資産取得額)
・債権、債務が積み上がり易くないか(棚卸資産回転期間)
・事業別の売上・営業利益推移は改善しているかetc
そのものが出ているものもあれば、計算が必要なモノもあり、財務分析の知識が必要です。
次に事業内容確認ですが決算短信で言うところの経営状況になり…確認すべきことは
・高収益を得ている、もしくは持続できる可能性が高いか
・需要が高い製品を扱っているか
・製品の差別化、付加価値追加が可能かetc
どのような物・サービスを扱い、収益が出ているかは分かりますが、物・サービスの性質について知っているもしくは知る必要があります。
ここまで調べたら決算短信では得られない企業の外部環境を確認します。つまり業界の動向や日本の景況を見つつ投資する機会を探るわけです。なぜならいくら企業が優秀であっても、その業界が衰退傾向では企業の将来が厳しいといえますし、また景気の波はどの企業にも平等に訪れ、割高に評価されているときに投資をした場合は損してしまう確率が増えてしまうからです。
投資とは資産を預けること他なりません。なのでここまで調べてようやく預けるに値するか推し量れるのではないかと思っています。私自身は投機を否定しません(ギャンブルは好きな方ですし、投資も範囲を広げればギャンブルと言えなくもない)が、資産を預けるのであれば調べるだけ調べ勝率が高そうなところに預けたいです。
勉強法としては参考にならないかもしれませんが、方向性の参考になれば幸いです。
補足
回答ありがとうございます。 ビジネスの勉強とは具体的にどのようなことでしょうか?