滑り止め、というのは志望校に対して決まる物ではありません。
志望は志望、志や希望です。思想信条の自由は憲法で保障されていますので、それは自由です。
しかし、滑り止め、というのは、あなたが受けて滑るのを止めてくれるところが滑り止めで、あなたの学力によって決まることです。あなたの意志によって決めることではありません。
志望校は九大薬学部だから福岡大薬学部が滑り止め、学力は第一薬科大レベルだけれど、という場合、福岡大学薬学部には滑りますんで、勿論滑り止めにはなりません。
その人の滑り止めは第一薬科大よりもずっと下のレベルです。(大学ではなくなるかも知れません)
志望校から逆算してはいけません。
あなたの得点パターンにもよるでしょう。
九大法学部に受かりそうなレベルだがセンター理社で稼ぐ、英国数は若干弱い、というパターンなら、3教科しかない私立だと滑り止めはぐっと下のレベルになるかも知れません。
理数が足を引っ張っているが九大法学部に受かりそうだ、という人なら、理数のない私立ならそこそこレベルの高いところに受かるかも知れません。
得点パターンによっては、立命館は九大とほぼ並ぶ難易度か、場合によっては立命館の方が難しくなるだろうと思います。大学の格は九大>立命館、どっちに行くかなら九大かも知れませんがね。
模試の偏差値と先々の過去問の出来具合から、大失敗してもここなら受かる、というところが滑り止めです。
ギリギリのA判定くらいだと、大失敗すれば落ちるでしょうから(A判定でも1~2割は落ちているわけですから)、それは滑り止めとは言いません。
当然、滑り止めなんかにはほぼ対策は不要です。
滑り止めではなく併願校であるなら、お金と日程が合いさえすればどこでも良いと思います。
滑り止めをきちんと設定し、そこから段階的にランクを上げた受験校を設定した上でなら、それ以外の併願校に落ちようが何しようがどうでも良いわけです。
例えば、そうしておくなら、北九州市立大学レベルの人が、早慶を受験したって良いわけです。
落ちたって他で受かるから。
ただし、交通費や検定料や、入学金等十分あれば、の話ですがね。
十分無い場合は、学力に対して余裕を持ったプランを立てて、受験校を減らさざるを得ません。
お礼
ありがとうございます。