行政の手続きっていうのは、申請主義です。
何らかの申請がなされて初めて行政が動く、っていうしくみになってます。
住所にしてもそうですし、福祉にしてもそうです。障害年金とかでもそうですね。
要は、行政から何かをしてもらいたいっていう「権利」を主張する前に、行政に申請するなどの「義務」はちゃんと果たして下さいよと。
義務も果たしてないのに権利だけをぎゃあぎゃあ主張したって、だめなんですよ。
これまた、障がい者だとか障がい者じゃないとか、そんなことは関係ありません。やるべきことをあらかじめやってなければだめですよ、っていうだけの話です。
なので、本人だけじゃなくって、実家の家族や親類が動かなかったら、行政は何もできないし何もしません。そういうもんなんです。
まして、本人も家族に知られたくないし、家族も本人とかかわりたくないから届け出とか申請をしないわけですよね。
だったら、行政に「動いてくれ!」っていうほうが無理があります。
行政に動いてほしかったら、こっちから行政に働きかけないとだめだ、ってことですよ。それがされてないんだったら、行政がバカ丁寧に動いてくれやしません。市民が何十万人っているわけですからね。いちいち対応していられるわけがないです。
だから、おんなじことなんですけど、たとえば、いろいろな制度をあなたが利用したかったら、ここで質問ばっかし連発してたって、自分で役所に出かけたりしてゆかなければ、何も変わってゆきやしません。
厳しい言い方になっちゃいますけど、何かを変えてもらいたかったら、自分からまず動いてゆかないと何も変わりやしないんですよ。黙ってて他人がご親切にやってくれやしません。
お礼
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