くだらなくないじゃない?
凄く自然な感覚なんだと思う。
単なる門出ではない。
「学生」生活の節目でもある。
来年からは「社会人」である。
変化の幅が大きいんだよね。
今は卒業前の「最後」の集まりの後だったりするから。
余計にああ卒業なんだな~という過ぎ去っていく感覚が強いんだよ。
しかも「失う」という感覚に近接してる。
本当はそうではないんだけど。
その時その時の時間を「得て」きてるんだけど。
積み重ねの先の卒業なんだけど。
終わってしまったという「過去形」として整理してしまうんだよね。
それが寂しさになる。
寂しいなという気持ちを「磁石」にして。
貴方は個人的な片思いに対しての不完全燃焼感もくっつけたりして。
その寂しい気持ちを増幅させている。
それがポッカリ穴の開いた感覚。
じゃあどうすればその状態が変わるか?
それは新しい生活スタイルの上に、貴方自身が足を付けていけるようになる事。
今は卒業を控えていて、新しい日々が見えてない。
社会人になる事は分かっているけど。
じゃあどういう感じで、どういう風に日々が進んでいくのか。
それがまだイメージレベルなんだよね。
だから新しい場所に地に足が付かない。付けられない。
そうなるとどうしても過ぎ去った過去、卒業という部分に引っ張られてしまう。
今の貴方の感覚は凄く自然なんだよ。
悪い事もでも何でも無い。
今の貴方にはそう思えないかもしれないけど。
新しい生活が始まると。
自然と新しい生活が貴方の「中心」になる。
「中心」が出来るという事は。
貴方の今の寂寥感は「サイド」に移行するんだよ。
それはより客観的に受け止められるようになるという事。
今は凄く不安定な感情と結びついているじゃない?
だから寂しい寂しいとなる。
でも客観性が出てくると。
失った、終わったという整理ではなくて。
あの時は楽しい時間を過ごせたなと。
そういう時間を「得てきた」自分に気がつけるんだよね。
もう冗談が言い合え「ない」んだという整理では無くて。
あの時は皆で楽しく過ごせたなと。
既に分ち合ってきた過去として、事実として整理できるんだよ。
そういう過去は。
「今」を温めてくれる。
過去が心の種火になって。
貴方に元気を与えてくれるんだよ。
何の心配も要らないんだと思う。
貴方は自然と自分を立て直していく。
貴方なりに大切にしてきた4年間は消える事は無い。
これからの貴方にも活かされていくんだよ。
卒業おめでとう。
社会人生活も頑張ってね☆