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ツール・ド・フランスのドーピング問題
- ツール・ド・フランスはヨーロッパで最もメジャーで権威のあるプロスポーツのひとつですが、最近ではドーピング問題が深刻化しています。
- 過去の大会ではウルリッヒやバッソが出場停止、アームストロングが告発されるなどの事件がありました。
- ツールでのドーピング問題は伝統のあるレースなのだからこそ、フェアな取り組みで挑んで欲しいという思いがあります。
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サイクルロードレース界は、プロスポーツで一番ドーピングに厳しいチェックをしている競技だと思います。 休暇中でもいつ・どこにいるのか報告しなきゃいけなかったり、休暇中の滞在先にもドーピング検査の役人が来るとか。 ここまですると、プライバシーなんてあったもんじゃないですね。 他のスポーツで同様の検査をしたら、かなりの人数がクロになるんじゃないかと思いますよ。 ロードレースのドーピングで捕まった医者のリストからプロサッカー選手の名前が出てきたのに、政治的にもみ消されたという話もありました。(その後どうなったかは知りませんが) ロードレース界では、2009年くらいからドーピング対策でバイオロジカル・パスポートというシステムが運用されてます。 選手の各種血液成分の履歴を付け、自然増減ではあり得ない極端に異常な数値が出たらクロとするようなシステムです。 履歴を取るわけですから、これが本当に効果を発揮するのに5年くらいは必要じゃないかと個人的には思っています。 これから世界で一番クリーンなスポーツになっていくと思いますよ。
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- O-Gon
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>>100mを9秒で走れるくらい爆発的なパワーを瞬間的に出せるもの ん? 日本でも筋肉増強剤とかなら結構簡単に手に入りますよ。 結構一般の人も使ってたりするしね。 あと、ドーピング薬は前記した通り、一般の薬局で気軽に買えたりしますし、薬局に行かなくても、、、 たとえば、ダイエットの薬で寝てる間に痩せるとかいった、脂肪の燃焼を助けるたぐいのモノって、結構スポーツ時、特に持久系の運動をする時にパフォーマンスをアップするのに効果的なものもあります。 あとはこれらをカクテルして飲めば結構いけたりしますよ。 今はどうだかわかんないけど、ビタミンでも摂取の仕方によっては禁止されてたりしましたしねー。
お礼
再度ありがとうございます。 水以外は飲めないって感じですね。 食べ物にしても栄養飲料にしても、体に精を付ける、栄養を行き渡らすものとすると 検査の仕方によっては引っかかることもあるわけですね。
- Bong
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なんせ、自転車競技は人間に対するドーピングの元祖と言われていますからねえ。 ちなみに、ドーピングの元祖は競走馬に対して行われていたそうですが。 簡単に、ロードレースのドーピングの歴史を。 初期のツールは、1ステージの距離が400kmというとんでもないものでした。 変速機も発明されていない頃の話です。道路だって今のような綺麗な舗装ではありません。 冷たい雨の降る中や、灼熱の太陽が照る中、当時のローテクノロジーの自転車で いくつも峠を越えていくステージ。選手は苦しさとの戦いです。 ツールの他にも、6日間レースなど、今から見ればとんでもない競技がありました。 そんな中、その苦しさをごまかすために、覚醒剤や興奮剤を使用する選手が出てきました。 その結果、競技中に突然死したり、薬物中毒に陥ってしまうという事件が起きました。 こんな危険から選手を守らなければならない、ということでドーピングコントロールが始まりました。 というような経緯があるから、自転車競技はドーピングコントロールが厳しいのだと思います。 それでもなお勝ちたい、または苦しさから逃れたいという欲求がドーピングに走らせるのだと思います。
お礼
私は、ドーピングというのは、その選手の常の能力以上の能力を発揮させるので 競技の結果に正統性が無いというか、簡単に言ってしまうと、「ずるいよね」という観点でしか考えてませんでしたが (ドーピングチェックは)歴史的には、選手の身体生命を守るということがまず一番の目的だったわけですね。 ありがとうございました。勉強になりました。
- O-Gon
- ベストアンサー率22% (1024/4610)
>ツールでドーピングで引っかかる選手が多いということです。 そりゃあそうですよ。 風邪薬飲んでもドーピングに引っかかるし、ひざや腰が痛いからって薬使うとドーピングに引っかかりますから、ドーピング問題は難しいんですよね。 ぼく自身、ひざが痛くてお医者さんに行ったら、この薬はドーピングに引っかかるけどいいかと聞かれたことがありますが、特殊な薬ではなく、一般の人がごく普通に使える、ごく普通の治療用のお薬だったんですよ。 話では、マッサージ用のオイルとかが、物によってはドーピングに引っかかるそうです。 ちなみに漢方薬もだめですし、ドーピングチェックには引っかかりませんが、スポーツドリンクも薬ですし(もともと、点滴の液をアレンジしたものがスポーツドリンクです)、コンビニで売っている栄養剤を飲むとドーピングチェックに引っかかったりします。 病気や怪我したらどうしろって感じの検査がドーピング検査なんですよ。 ちなみに、UCI(国際自転車競技連合)と各国の禁止薬物は違いますから、フランスからイタリアに行ったらまた別の規則でドーピングチェックがなされるのです。 過去に、UCIのチェックで陰性で、イタリアのチェックで陽性反応が出て、レースから除外された選手がいました。 でも、イタリアの規則では、その当時はその薬の使用は禁止されていなかったのです。 その後裁判になってこの選手は無罪になりました。 禁止薬物を使っていないにもかかわらず、レースから除外されたこの選手はアンフェアだと思いますか?
お礼
市販の薬でも引っかかるんですか、驚きです! 仰るとおり、怪我、病気の時いったいどしたらいいんだってことになりますね。 何かの治療薬ならよし、としてしまうと、それを逆手にとったドーピングされちゃいますね。 一般の人が思っているドーピングというのは、100mを9秒で走れるくらい爆発的なパワーを瞬間的に出せるもの、だと思うんですが、 いろいろとそうでないものもあるのでしょうか。 難しい問題だと思います。 ご回答ありがとうございました。
- OmniBook
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肝心なあなたの質問内容がぼやけていますが、一般的な意見として。 他の競技でもそうですが、新たなドーピング薬物と検査機器とのイタチごっこになってしまう かと思います。よほど人並み外れた体を生まれ持っているとか・革新的な機材が登場するでも なければ突出して勝てる要素は無く、体への悪影響を知っていても勝つ為にいかにアンダー グラウンドでドーピングを行うか、という手口は残念ながら今後も続くと思います。 一方で、検査機材の性能向上がコンタドールの主張するような食物から摂取した成分にまで反応 してしまう形になるとどこまでの検出量を許容するかという課題が生じ、今後どう対処するのか 気になるところです。
お礼
実力差がほとんど無いとなると、最後にはやはり薬に頼ってでも、となる トッププロの世界、厳しいのでしょうね。 食物の成分からも検出されるとなると、合理的な基準を設定しないといけないですね。 今年のコンタドール、楽しみにしています。 ご回答ありがとうございました。
お礼
例えば、お盆休暇中の旅先の宿にも役人が来るとしたら、たまりませんね。 でも、ロード界が最も厳しいチェックを実践しているということは知りませんでした。 「バイオロジカル・パスポート」という血液の履歴を取るシステムなんですね。 本当の病気、怪我の治療のことも含めて、選手の体を見続けていくという方法なら よいかも知れませんね。 期待したいです。 ご回答ありがとうございました。