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「ツール・ド・フランス」が最も輝いていた時代
タイトルの通りなのですが、 「ツール・ド・フランス」が最も輝いていた時代 は何年~何年あたりでしょうか。 少なくとも 上位入賞者にはドーピング違反者はいなかった、 というのが前提です。 (なので、2000年以降はまったく無理ですね) その時代のDVDを購入して観たいので。 よろしくお願いします。
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最も注目されたのは,エデイ・メルクスが活躍しました1960年代後半から1970年代が一つのピークと思います。それ以前は,ツールドフランスの戦い方は,TTが全てでした。しかし,メルクスが,TTだけでなく山岳ステージで勝負を賭けると言った現代的な勝負方法を確立しました。それ以降最も人気が高いステージが山岳ステージです。今でも山岳ステージは,はらはらどきどきしますよね。そんなツールにしたのがメルクスです。 観客動員数もこの頃から飛躍的に増えました。フランスのバカンスは,昔は貴族階級のものでしたが,少しずつ期間が伸ばされてきましたが,戦後の社会主義政権が1960年代終わりに1ヶ月のバカンスを取ることを法制化しました。これで皆さんツールの追っかけを始めたのです。メルクスの山岳で勝負する勝負方法と相まって,山岳ステージが爆発的な人気を博するようになります。 日本においても,この頃は盛んにフランスのツーリング車が輸入されていました。実は私もロードを初めたのはメルクスに触発されてです。(TVでも放映されないですし,新聞等でも報道されませんから残念ながら名前しか知りませんが…)「サイクル スポーツ」誌もこの頃の創刊です。唯一ツールについての記載があったように記憶しています。 次のピークは,アームストロングが,メルクスと同じに山岳ステージで勝負した頃と思います。最近のようにエバンスが勝っても,ウィギンスが勝っても山岳ステージで単独で華麗にアタックする姿がないですから興ざめです。 自転車でのドーピングは,人権侵害に等しい厳しさで,私は問題なのではと思います。UCIプロになりますと毎日の生活の予定表を一ヶ月前にUCIに報告します。UCIは,その予定表通りに生活しているか確認し,抜き打ちのドーピング検査を行います。予定表のように生活していなかったとドーピング認定されたり,朝の5時頃抜き打ちでドアをたたかれて検体採取される姿は正常とも思えません。今回のアームストロングも過去にさかのぼっての話です。過去に検出されなくとも検査法が進歩して検出されたはずだというのは,釈然としないものがあります。
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- chibineko1980
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>その時代のDVDを購入して観たいので。 年度別のツールのDVDだと1985年以降の物しか入手出来ないのでは?その範囲では1991年から1995年までのインデュラインの5連覇の時代くらいしか思い浮かばないですね。ただいかにも絶対王者と言う感じだったのでハラハラドキドキの展開がなかったのが残念です。「輝いていた」と言うのとは違いますが、イノー→インデュライン→アームストロングと言った王者が交代する狭間の戦国時代みたいな時期が案外面白かったりもしますね。 個人的には1969年から1972年のエディ・メルクスの全盛期の映像を見てみたいです。当時はズートメルクのような好敵手もいたようですしね。調べたところ年度別のものではなく、メルクスの特集DVDみたいのはあるようですね。 ドーピングの問題についてはずっと昔から常に付き纏っていた問題なので、過去の上位の選手も単に検出の技術がドーピングの技術に追いつかなかったから看過されていたに過ぎないと言う気もします。疑い出したら本当にキリがないですけど、今回のアームストロングの件を聞いて一層その感を強くしました。
お礼
chibinekoさん ご回答ありがとうございます。 私もDVDを探しました。 年代別となると仰るとおり1985年以降しかないですね。 >挟間の戦国時代・・・ 面白いかも知れないですね。 結構高いんでこちらはこつこつ集めたいと思います。 メルクスのDVDが特集ものでありました。 まずこれはちょっと買いかなと思います。 ドーピング、 しないでもらうのが一番いいんでしょうが 選手からするとそうもいかないんでしょうかね。 程度の差はあれ、かなりの選手は手付けちゃってると思ってもいいかも知れないですね。 ただ、ランスの件は、まったく解せないですね。 当時の判定でその全てが陰性なわけですから、何を今更って感じですよね。
- QuickBlue
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そういう時代はありません。 あえて言うと、ツールが開催された草創期がそれに当たります。 その頃のビデオって売ってたかな(^_^;) ご存知のことかと思いますが、ツールは過去からずっとドーピングの問題がつきまとってます。 古くはコカインの使用。 そして、アンフェタミン 最近は、競技前の自分の健康な血液の成分を輸血 手段を変えて行われてきました。 そんなん、ドーピングなんかきにしてちゃ楽しめない。 だから、あえて、1998年を推したいですね。 レースにあまり詳しくない私でも知っているパン様ことマルコ パンターニがダブルツールを成し遂げたから。 この前後の選手って、渾名がすごい人が多いです。 パン様にしても、海賊、走る哲学者の異名を持ってましたから。 他にも人喰いなどいましたか。 2年連続で、ダブルツールを成し遂げた人がいるなど、最も輝いていた時代だったと思います。
お礼
QuickBlueさん ご回答ありがとうございます。 2000年以降のDVDを数本持ってますが、その中で モノクロですが、舗装もされてない山岳のようなコースを 替えのタイヤを自分の胴体にタスキにして携行しながら 走ってるシーンがありました。 何年頃でしょうか、動画だったので草創期ではないと思いましたが きっとあんな感じで、サポートカーも十分でないような中で 走ってたんだろうなと思います。 カラーで当時の様子を見てみたいですね。勿論、無理ですが。 パンターニ、見たいですね。 2000年のモンバントゥでのランスとの死闘 これは見応えあると思います。 そしてその彼が無敵の強さを誇ったのが98年なんですね。 探します。 ドーピングは、程度の差こそあれ、 大概の選手はしてると思ってみてればいいんでしょうね。 少し気が楽になりました。
お礼
suiranさん ご回答ありがとうございます。 No2様も仰ってましたが、メルクスの時代が面白いんですね。 現代のを見ててもやはり山岳は駆け引きもあったりで面白いなって思いますね。 チームに護送されて最後のほうでがつんとアタックするのもあれば 最初から単独アタックみたいなのもありで。 メルクスの時は結構早い段階から単独アタックみたいなことをしてたんでしょうか。 山岳はチーム戦もよし、単独アタックも醍醐味ありで、楽しいと思います。 現代はやはりチーム戦の要素が強いのでしょうね。 フランスのバカンスの経緯も初めて知りました。 最初から皆で、というわけではなかったんですね。 余暇人口が増えるにつれて、ツール観戦者も自然と増えて そういうのってやはり国民生活と共にツールが育っていく感覚ですよね。 だから根強いし伝統があるのでしょう。 レースの1ヶ月前から、選手達はそこまで管理というか監視されてるのは厳し過ぎますね。 ドーピングというものが無ければこんなことする必要ないのでしょうが。 最近は血液成分履歴なるものでチェックを入れるような技術を開発しているそうなので そうしたら、UCIの管理から解放されて選手達は落ち着いてトレーニングに励めるようになるでしょうか。 そう期待したいです。 USADAは、世界に誇れる自国のスーパースターを、どうしてああも虐げるのでしょうか。 現役当時の検査ですべて陰性なのにです。 ランスの件はまったく解せないです。