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遺灰を砂時計に入れる習慣
イタリア人から、イタリアでは砂時計の中に遺灰を入れることがある、ということを聞きました。 どうやら最近どこかの会社がそういった用途の砂時計を販売しはじめた、とのことです。 習慣、とまではいかなくても似たような遺灰の扱いかたをご存じの方がいたら教えて下さい。 *また過去の質問「風習としての遺体写真について」に関して何か知っている方がいたらお教え下さ い。
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遺灰を砂時計に。はぁ~、考えたものですね。イタリアですか?ヨーロッパでも火葬なんですかね。ちょっと私、その辺の事情は詳しくないんですが勉強になりました。しかし遺族に渡すならともかく他人に売るというのは欧州人の人柄なのか何なのか解りませんけども、我々日本人には到底理解し難い習慣ですね。 遺灰って、そもそもが故人の好きだった場所に撒いたのが最初の使い方と言うか、やり方だったと聞きます。船乗りなら海に。登山愛好家だったら山に。といった具合です。ちょっと粋な供養方法であると思います。 「風習としての遺体写真」という事になれば、あるテレビ番組で見た事がありますが、どこだかの国に「ミイラ博物館」なるものがあるそうで、ミイラ化した遺体を展示しているんだそうです。それも何百体という遺体をです。まぁ驚きましたけども、眼球までがミイラ化してそのまま残ってるものがあったりとか、あと母親と赤ん坊のミイラ化した遺体がありましたね。何か妙に感動しました。ミイラはそもそもエジプト文明の風習で、死者の魂は何年か後に必ず戻ってくる。その為に魂が迷わない様に遺体をミイラ化させて保存しておくのがそもそもの始まりだったと聞いた気がします。魂が戻ったミイラは再び元の人間の姿に戻るという信仰があった様です。このミイラ博物館にあるミイラ達もそうゆう信仰に基づき、安置されているんだそうです。 日本の青森県でもお寺の名前は忘れましたが、江戸末期?だったかな。その辺りを統治していた若い殿様が急死し、そのミイラ化したご遺体をお寺で展示してあったのを私見ました。今は、ご遺体を人前に晒すのは如何なものかという事で見せていないそうですが。 「即身仏」も「風習としての遺体写真」と言えるのではないでしょうか。かの有名な山形県注連寺に安置されている「鉄門海上人」のミイラ化したご遺体と言いますか、御仏の姿なんでしょうなぁ。ちゃんと袈裟を着せてもらい、座った状態で「御仏」「即身仏」として人々の信仰の対象になっています。これは即身仏になる為の修行の証ですから、ご遺体では無く、仏として祀られているので、青森の殿様のケースとはまた違う意味合いを持っています。しかし即身成仏の修行を成し遂げ、あの様に見事にミイラ化するケースは極めて稀なんだそうで、大概は入定した木箱が中で腐り崩れてしまい、ご遺体も白骨化してしまうものなんだそうですが、鉄門海上人の場合は本当に稀有な例だそうです。
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5年位前に展示会で漆と金蒔絵で装飾された枠に入った砂時計を見ました。『タイムメモリアル』とか言ったような記憶があります。
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回答ありがとうございます。 砂時計にも色々あるようですね。 wiki情報ではありますが、砂時計はヨーロッパにおいて死の伝統的シンボルだとか。 砂時計の用途について色々辿って行くのも面白いかもしれませんね。
- debukuro
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ヨーロッパでは頭蓋骨を杯にしている国がありました
お礼
早い回答ありがとうございました。 頭蓋骨を杯に、というのは凄いですね。
お礼
回答ありがとうございました。 砂時計の件なのですが、すみません、私の書き方が非常に問題ある書き方でしたね。 遺灰の入った砂時計を売るのではなく、棺としての役割を持った砂時計(つまり中は空)を販売しているということです。誤解を招く書き方で申し訳ないです。 どうやらイタリアは墓地に出来る土地が不足しているようで、そこから新しい棺のあり方の一つとして砂時計があるらしいのです。 青森県や鉄門海上人のミイラの話は初めて聞きました。仏として祭られているミイラとはかなり興味深いです。即身仏を風習としての遺体写真、と捉えるのは自分にはなかった視点なのでためになりました。 ありがとうございます。