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金魚水槽。バクテリアは・・・・
糞も分解しますか? なら水換えはあまりしなくてもいいのでしょうか? 水槽内に、糞はあまり見当たりません。 良く砂をついばんでいますが、金魚たちに突かれて、ただ粉々になっただけでしょうか? 立ち上げて半年くらいになります。 いつも悩むところです・・ 詳しい方、アドバイスお願いします。
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水槽は自然界と違い閉じられた世界です。 そのため残飯や排泄物といった有機物が溜まっていき最終的には魚が死んでしまいます。 どの程度の頻度で水換えをされているかわかりませんが、水の交換をされず水の清浄化がうまく機能していない水槽では半月と持たず全滅します。いい方向で解釈するのであれば半年間も生存しているのであれば水の浄化は機能していると取れます。 水換えのタイミングですが夏場で半月、冬場で一月いいと思います。ただ、病気になりやすい品種や装備が十分ではない水槽ではもう少し頻繁にする必要があるかもしれません。交換量は一回につき半分から1/3程度です。水の変色と臭いには注意をしてあげてください。交換する際は水温を水槽にあわせ水道水であればカルキ抜きをしてあげてください。 温度は極端に違わなければ大丈夫ですが、出来れば温度計で測ってあげると良いです。 水槽内で排泄物が目に見えなければ存在しないわけではありません。水に溶け込んだものが分解されないと魚は死んでしまいます。そのためにバクテリアが必要で濾過フィルターに住まわせて水を浄化させるのです。 矛盾するように感じるかもしれませんがきれいな水に交換することも魚にとってはストレスになります。水槽に適した金魚の数、浄化装置を用意し過剰な餌を入れないことによって水を綺麗に保つことは金魚にも管理する人間にも優しいので心がけてみてください。 慣れるまでは水質検査キットがありますのでペーハーとアンモニアを調べられるのを使いましょう。 砂利が入っているようでしたら水草を入れると分解された養分を吸ってくれますし、餌が足りないときのオヤツにもなります。ドジョウなどの底を這って餌を食べる生き物もいると見栄えも良くなりますし与えすぎて底に沈んだ餌の掃除になります。 水槽はいわば生命球ですので改善でも少しづつ+と-のバランが取れるように変えていきましょう。
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- x530
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> 糞も分解しますか? ・ハイ。 糞も残り餌と同じ有機物です。 水槽に投入する有機物(餌)が、どのように変化するのか? そのプロセスを、ご質問のバクテリアを主体にご説明いたします。 水槽に投入した餌は、魚に食べられ、排泄物となります。 また、一部は食べ残され、残り餌となります。 排泄物や残り餌は、タンパク質分解細菌などの微生物の増殖によって腐敗しアンモニア(毒)が発生します。 (腐敗とはタンパク質が変質することです) 余談ながら、人間に役立つ「タンパク質の変質(納豆、日本酒、チーズなど・・・)」は「発酵」と呼び、腐敗とは区別して呼んでいます。 水槽内で発生したアンモニア(毒)はニトロソモナス属の濾過バクテリアにより硝化され亜硝酸(毒)が生成されます。 この亜硝酸(毒)はニトロバクター属の濾過バクテリアにより硝化され硝酸塩(無毒)に変わります。 この硝酸塩は酸性物質ですから、水槽水の水替えを怠ると、水槽水はドンドン酸性に傾き、やがて魚も棲めない酸性水になってしまいます。 酸性の飼育水は、中性~弱アルカリ性を好む金魚にはキビシイ飼育環境になります。 定期的な水替えの目的は、水槽内に溜まった酸性物質である硝酸塩を水槽の外へ廃棄することが目的です。 > 水槽内に、糞はあまり見当たりません。 ・水槽内の糞や残り餌は、バクテリアの働きで分解されますが、100%分解されるわけではありません。 糞や残り餌は、最後に「細かい粒子状のスラッジ」としてカスが残ります。 「細かい粒子状のスラッジ」も酸性物質です。 粒子状のスラッジが、水槽内の底砂に少しずつ貯まることにより、水槽水が酸性に傾ける原因物質です。 水替えだけではなく、水槽の底砂や小砂利も、偶に、底砂クリーナーなどを使用して「細かい粒子状のスラッジ」も、水槽の外へ廃棄した方が、長期間、水槽は維持出来ます。 飼育開始後、半年程度の経過ならば、まだ、あまり大量に「細かい粒子状のスラッジ」は底砂に溜まっていないと思います。 ですが、底砂に手を突っ込んでガサゴソ掻き回せば、おそらく「細かい粒子状のスラッジ」が舞い上がると思います。 > なら水換えはあまりしなくてもいいのでしょうか? ・水槽の中で発生する硝酸塩を分解できれば、無換水飼育も理論上は可能になります。 嫌気槽などを設置し、嫌気性の「硫酸還元細菌」と「脱窒細菌」を繁殖させることにより、硝酸塩を窒素ガスに分解し、大気中に自然放散させる方法です。 ただし、水替えを行わないと病原菌類などが大繁殖しやすい環境になります。 このため、UV殺菌灯などの細菌類を増やさない設備も必要になります。
- Ramses2nd
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補足です PHとアンモニアのチェックと書きましたがアンモニアはそもそも検出されてはいけないもので水質浄化が正常でない状況を判定する為に使います。 これはあくまで個人的な見解ですので保証はできませんが、本来は水槽の初期の時こそ頻繁に行いますが安定した水槽ではそんなに神経質にはなりません。どちらかというとアンモニアを分解してできる硝酸・亜硝酸のチェックのほうが重要で水交換の目安には最適です。 ただし、安定した水槽になっているかどうかの判断ができないのであればアンモニアチェックは必須です。 本格的な水槽管理ならば調べる項目はPH、アンモニア、硝酸・亜硝酸塩、総硬度、炭酸塩硬度、溶存二酸化炭素などなど。 はっきり言ってきりがありませんので出来ればPH、アンモニア、硝酸・亜硝酸塩を、それが面倒であれば硝酸(毒性低)・亜硝酸塩(毒性中)かアンモニア(毒性高)のどちらかの2種でいいと思います。 ちなみにアンモニア→亜硝酸塩→硝酸塩の順番で分解されますので極論を言えば硝酸塩だけでも・・・
お礼
現在まで週一ペースで水換えしていました。やり過ぎっぽい気がして・・ 詳しくありがとうございました。 水草がないので、入れてみようと思います。
お礼
詳しくありがとうございましたヽ(^o^)丿 殺菌灯はないので、定期的な水換えしていこうと思います。 ありがとうございました