音楽CDの○枚組について

質問

音楽CDで複数のディスクに分けて収録しているものがありますが、それは容量の問題でしょうか。
通販等のサイトでは六枚組というものもあり、流石にDVDに収録すれば良いのではと思ったりしています。
ディスクが分かれていると入れ替えに手間が掛かるなと思っての質問なのですが。
そう考えるとDVDに収録すれば良いと思いましたが、コスト面や音楽データだと容量を持て余すからCD複数枚組になるのでしょうか。

回答No.2

parts · ベストアンサー

一言で言えば、CDの次世代オーディオが普及していないからです。
DVDにはAudio規格が存在します。DVD-Audioという規格です。この規格は一般的なDVDビデオ用のプレーヤーでは再生できません。また、DVDと競合する形でCDの上位規格がありそれはSuper Audio CD（SACD）と呼ばれる規格です。これもまた、DVDプレーヤーなどでは対応していません。

どちらもDVD-Audioのロゴがあるプレーヤー機器及びSACDのロゴがあるプレーヤー機器が必要なのです。

即ち、音楽ディスクを多くの人に買って貰うにはCDがベストなのです。
もっと分かりやすく説明しましょう。

例えば、質問者様が新しい音楽を作詞作曲したとしましょう。
そのときに、レーベルメーカーから、DVD-AudioとCDのどちらで発売しますかと聞かれました。
DVD-Audioは、全世界で100万台販売されいると仮定し、CDは40億台出回っています。
といわれた時に、質問者様はどちらで発売したいと思いますか？

例えば、DVD-Audioにすると全員に買って貰ったとしても100万枚しか売れません。
CDなら、0.1%に売れたとしても400万枚です。

それが答えです。再生するコンテンツ媒体は基本的に、再生するための装置より多く売れることはありません。即ち、装置が多いものの方が、パイが大きくなり売れる可能性が高いのです。

そのため、今でもCDが主力なのです。
DVDにすると、再生機器が十分でなかったり、さらに、そのほかの媒体（例えば音楽プレーヤーやパソコンなど）に私的コピーができない。またはし難くなりますから、それも足かせとなります。
そう考えると、DVDにする利点がほとんど無くなります。まあ、映像を含むプロモーションコンテンツや特典コンテンツとしてDVDを添付する場合はありますが、音楽そのものをDVDにすることはあまりありません。

お礼

的確な解答ありがとうございます。
普及しているからというのが大きな理由なんですね。
その他の規格についても面白そうですね。

回答No.1

hosakaing

DVDに入れたらCDプレーヤーで聞けませんよ。
DVDプレーヤーにしても音楽だけでは聞くことができません。

DVDに音楽データを入れてPCで聴く・・・というのならありかも知れませんが、それでは販売網が狭まってしまいます。

CDにしておけば、CDプレーヤー、DVDプレーヤー（大体CDは再生できる）、PC・・どれでも再生が可能。

・・・だと思いますけどね。

お礼

なるほど、自分がPCでしか聴かないので自分本意な質問になってました。
DVDに収録すると聴けなくなるメディアが出てくるからと言うのは大きいですね。
DVDプレーヤーに音楽データのみで聴けないのも知りませんでした。
返答ありがとうございます。