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小説を探しています。
主人公、もしくは主要な登場人物がうつという設定の小説を探しています。 「生きてるだけで、愛」と「逃走くそたわけ」は既読ですが、その他にご存知のものがありましたら、教えていただけないでしょうか?
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高野和明の『幽霊人命救助隊』講談社文庫。江戸川乱歩賞受賞作『13階段』や、『グレイブ・ディッガー』で高野和明の本格ミステリを堪能した人もいると思いますが、本作はミステリとは違います。 幽霊たちがあの世に召されるまでに、うつ状態に陥って自殺を考えている人を次々見つけては思いとどまらせようと悪戦苦闘するお話。この幽霊たち自体、自殺者で自殺を後悔しているという設定。あまり医学的な話は出てきませんが、うつ状態で自虐的思考に囚われた人たちの絶望感と苦しさを描いています。全体的にはファンタスティックな作品です。 夏木静子の『椅子が怖い』新潮文庫。サスペンスの女王夏木静子の腰痛治療体験記(改題はたしか腰痛放浪記)なのですが、伊沢蘭軒の娘蘭闍を主人公にした作品を執筆していた頃、突如激しい腰痛に見舞われ、へたに人脈があるためか次々紹介された名医、名マッサージ師、名鍼灸師などに治療を受けに日本国内あちこち移動。最終的には半信半疑で心の病の治療を受けることになります。
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柳田邦男 犠牲(サクリファイス)わが息子・脳死の11日 文藝春秋 1995.7 のち文庫 テーマは脳死についてですが、この作家の実の息子がうつ病になり自殺を図り脳死になるという内容だった記憶があります あと、アパシー;片山飛佑馬 がお勧めですが探すのが難しいかもしれません これはうつ病の作者の自伝的小説で 三田文学 No,87 2006年11月号 慶応義塾出版に掲載されています うつ病を患ったものにしか分からない苦悩が詳細に描かれています 参考になればいいのですが・・・
お礼
ご回答ありがとうございました。 参考にさせていただきます!
お礼
ご回答ありがとうございます! 読んでみます。